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2020年06月26日
底物の本命イシガキダイをライトタックルで釣る?
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
磯の底物釣りの人気ターゲットのイシガキダイ。近年では、防波堤からライトタックルで狙う方も増えていて人気の釣りです。ライトタックルでイシガキダイを釣るためのコツや、オススメのタックルを紹介したいと思います。
出典・釣具のポイント
イシガキダイは、スズキ目イシダイ科イシダイ属の魚です。
口が尖っていて、体高が高い。
肉食性の魚で、尖ったくちばしには貝類やウニの殻を砕いてしまう程強力な鋭い歯が生えています。
名前の由来は、全身が灰白色で大小の斑点模様が石垣を連想させることから「イシガキダイ」と呼ばれる。
オスは、成魚になると体が黒っぽく変化し、口のまわりが白くなる。「クチジロ」と呼ばれ磯釣り師の憧れになっています。
イシガキダイは温かい海を好み、太平洋側だと房総半島以南、日本海側だと山口県以南となっています。
比較的南西の地域に分布していて、浅い海の岩礁やサンゴ礁、海底の岩陰などに住んでいる。
海底付近を泳ぎ回りながら、甲殻類や貝類、ウニ類などの海底に住む生物を、鋭いくちばしでかみ砕き中身を捕食します。
春に産卵をし、孵化したばかりの稚魚は流藻や流木などに着いて外洋を漂流し、小動物やプランクトンを捕食しながら成長する。
全長数センチくらいになると浅い海の岩礁に定着します。潮だまりでこの時期のイシガキダイが見られることも。
成長のスピードが早く、3年で1kgほどになる。
成魚は全長50センチほどだが、80センチを超える個体も確認されている。
イシガキダイは真夏の暑い時期に活性が上がります。
ですが、成魚になると行動範囲が狭くなり、回遊もしないので、イシガキダイの生息する場所であれば時期を問わず狙うことが可能。
従来の重量感のあるタックルでは気づけないような繊細なアタリを感じることが出来るとして、人気が出てきたのがライトたくるでのイシガキダイ釣りです。
小型のイシガキダイの繊細なアタリも十分にわかるので、よりイシガキダイ釣りを楽しむことが出来ます。
ロッド
ひとつテンヤ用のロッドやジギング用のロッドを代用します。
長さは2メートル前後。
リール
リールは中型のスピニングリール、番数的には2500〜3000番のもの。
もしくは、小型のベイトリール。
ライン
メインラインは、PEラインの1.5〜2号。
リーダーはフロロラインの10〜16号を2メートルほど。
仕掛け
直接リーダーに、2〜10号の中通しオモリを通します。オモリは潮の流れや海面の荒れ具合によって重さを使い分けましょう。
ハリは、チヌ針の9〜10号。もしくはイシダイ用のハリで10〜15号を使います。
ハリスはフロロラインの8〜10号を使い、長さは30〜40センチ程にする。
リーダーに中通しオモリを通し、リーダーとハリスを直結します。
おすすめロッド▼
『ダイワ 紅牙 ARE タイジギング 610HS』
おすすめリール▼
『ダイワ レブロス 3012H』
おすすめライン▼
『シマノ ピットブル12』
ハリ・オモリ▼
『がまかつ カン付チヌ』
『コン・フォート なつめオモリ 4号 約1kg』
イシガキダイ釣りに使うエサは、主に磯や海底に生息する生物です。
場所によって多く生息する生き物や環境も違い、時期によっても変わってきます。状況によってエサを変えてみたり、近くの釣具屋さんで情報収集するのもいいですね。
甲殻類
出典・photoAC
イシガキダイ釣りのスタンダードなエサになるのが、カニなどの甲殻類です。
活性の高い時期には、強いにおいでイシガキダイを誘ってくれます。
種類に制限はなく、ザリガニやヤドカリ、イソガニなどを代用する人もいます。
貝類
出典・photoAC
春のエサで人気なのが貝類で、オーソドックスな貝エサはサザエです。他にも、ホタテや赤貝などもエサとして売られています。
むき身をそのままハリに付けますが、食いや活性に合わせてハリに付ける数などを調整する。
サザエの殻を割るためにハンマーを持参しましょう。
ウニ類
出典・photoAC
夏から秋にかけてよく使われるのがウニ。
アタリがあってからエサの食い込みが早いのが特徴。
ガンガゼを使うこともあるので、トングやウニばさみなどを使ってハリに付けます。
ポイントになるのは根際などで、仕掛けをポイントに軽くキャストし着底させます。
着底させたらラインを張らず緩めずの状態でアタリを待つ。たまに誘いを入れても効果的。
アタリがあったら、しっかりと食い込むのを待ってから、アワセてあげるのがポイント。
ライトタックルだと、繊細なアタリもわかるのが魅力です。
イシガキダイは、シガテラ毒による中毒を起こす可能性があります。
地域の食性などで個体差はありますが、全長約48センチ以上、重さが約2700グラム以上の大型の個体は特に危険と言われています。
食べる際には注意しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
磯の底物釣りの人気ターゲットのイシガキダイ。近年では、防波堤からライトタックルで狙う方も増えていて人気の釣りです。ライトタックルでイシガキダイを釣るためのコツや、オススメのタックルを紹介したいと思います。
イシガキダイって?
出典・釣具のポイント
イシガキダイは、スズキ目イシダイ科イシダイ属の魚です。
口が尖っていて、体高が高い。
肉食性の魚で、尖ったくちばしには貝類やウニの殻を砕いてしまう程強力な鋭い歯が生えています。
名前の由来は、全身が灰白色で大小の斑点模様が石垣を連想させることから「イシガキダイ」と呼ばれる。
オスは、成魚になると体が黒っぽく変化し、口のまわりが白くなる。「クチジロ」と呼ばれ磯釣り師の憧れになっています。
分布・生息域
イシガキダイは温かい海を好み、太平洋側だと房総半島以南、日本海側だと山口県以南となっています。
比較的南西の地域に分布していて、浅い海の岩礁やサンゴ礁、海底の岩陰などに住んでいる。
イシガキダイの生態
海底付近を泳ぎ回りながら、甲殻類や貝類、ウニ類などの海底に住む生物を、鋭いくちばしでかみ砕き中身を捕食します。
春に産卵をし、孵化したばかりの稚魚は流藻や流木などに着いて外洋を漂流し、小動物やプランクトンを捕食しながら成長する。
全長数センチくらいになると浅い海の岩礁に定着します。潮だまりでこの時期のイシガキダイが見られることも。
成長のスピードが早く、3年で1kgほどになる。
成魚は全長50センチほどだが、80センチを超える個体も確認されている。
狙う時期
イシガキダイは真夏の暑い時期に活性が上がります。
ですが、成魚になると行動範囲が狭くなり、回遊もしないので、イシガキダイの生息する場所であれば時期を問わず狙うことが可能。
ライトタックルで狙うイシガキダイ
従来の重量感のあるタックルでは気づけないような繊細なアタリを感じることが出来るとして、人気が出てきたのがライトたくるでのイシガキダイ釣りです。
小型のイシガキダイの繊細なアタリも十分にわかるので、よりイシガキダイ釣りを楽しむことが出来ます。
ロッド
ひとつテンヤ用のロッドやジギング用のロッドを代用します。
長さは2メートル前後。
リール
リールは中型のスピニングリール、番数的には2500〜3000番のもの。
もしくは、小型のベイトリール。
ライン
メインラインは、PEラインの1.5〜2号。
リーダーはフロロラインの10〜16号を2メートルほど。
仕掛け
直接リーダーに、2〜10号の中通しオモリを通します。オモリは潮の流れや海面の荒れ具合によって重さを使い分けましょう。
ハリは、チヌ針の9〜10号。もしくはイシダイ用のハリで10〜15号を使います。
ハリスはフロロラインの8〜10号を使い、長さは30〜40センチ程にする。
リーダーに中通しオモリを通し、リーダーとハリスを直結します。
おすすめロッド▼
『ダイワ 紅牙 ARE タイジギング 610HS』
おすすめリール▼
『ダイワ レブロス 3012H』
おすすめライン▼
『シマノ ピットブル12』
ハリ・オモリ▼
『がまかつ カン付チヌ』
『コン・フォート なつめオモリ 4号 約1kg』
イシガキダイを釣るためのエサ
イシガキダイ釣りに使うエサは、主に磯や海底に生息する生物です。
場所によって多く生息する生き物や環境も違い、時期によっても変わってきます。状況によってエサを変えてみたり、近くの釣具屋さんで情報収集するのもいいですね。
甲殻類
出典・photoAC
イシガキダイ釣りのスタンダードなエサになるのが、カニなどの甲殻類です。
活性の高い時期には、強いにおいでイシガキダイを誘ってくれます。
種類に制限はなく、ザリガニやヤドカリ、イソガニなどを代用する人もいます。
貝類
出典・photoAC
春のエサで人気なのが貝類で、オーソドックスな貝エサはサザエです。他にも、ホタテや赤貝などもエサとして売られています。
むき身をそのままハリに付けますが、食いや活性に合わせてハリに付ける数などを調整する。
サザエの殻を割るためにハンマーを持参しましょう。
ウニ類
出典・photoAC
夏から秋にかけてよく使われるのがウニ。
アタリがあってからエサの食い込みが早いのが特徴。
ガンガゼを使うこともあるので、トングやウニばさみなどを使ってハリに付けます。
ライトタックルによるイシガキダイの釣り方
ポイントになるのは根際などで、仕掛けをポイントに軽くキャストし着底させます。
着底させたらラインを張らず緩めずの状態でアタリを待つ。たまに誘いを入れても効果的。
アタリがあったら、しっかりと食い込むのを待ってから、アワセてあげるのがポイント。
ライトタックルだと、繊細なアタリもわかるのが魅力です。
食べる際はシガテラ毒に注意!
イシガキダイは、シガテラ毒による中毒を起こす可能性があります。
地域の食性などで個体差はありますが、全長約48センチ以上、重さが約2700グラム以上の大型の個体は特に危険と言われています。
食べる際には注意しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
2020年06月25日
PEラインにシュッとするだけ!おすすめコーティングスプレー7選
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
皆さんはPEラインのコーティング剤を使っていますか?コーティング剤は、PEラインの寿命を延ばしたり、色落ちを防いだりしてくれる便利なアイテムです。
自粛や規制などが解除され始め、釣りに出かける人も増えたのではないでしょうか?今回は、使っているラインを長持ちさせてくれるラインコーティング剤を紹介したいと思います。
出典・釣具のポイント
コーティング剤は、PEラインの滑りをよくしてくれたり、ラインの寿命を延ばしたり色落ちを防いでくれたりします。
PEラインを長く快適に使うためには欠かせない道具です。
コーティング剤は、色んなメーカーから様々な種類の物が出ています。
それでは、見ていきましょう。
PEラインのコーティング剤としてメジャーなのは、モノリスさんの『PEにシュ!』です。
PEラインにフッ素コーティングをするスプレーで、対応してるラインも、PEライン、ナイロンライン、フロロラインにも対応している。
使い方は、PEラインを巻いてるリールのライン表面にまんべんなくスプレーするだけ。
PEにシュ!にはプロ仕様というものがあり、通常の物よりも耐久性をアップしてくれて、撥水効果や汚れを防いでくれる効果がプラスされた商品もあります。
楽天市場で見る
総合釣り具メーカーSHIMANOから発売されているコーティング剤が「PEライン アクティブスプレー」です。
スプレーすると耐久性と撥水効果をアップしてくれます。そして、糸さばきが良くなり、ラインメンディングがしやすくなります。
楽天市場で見る
このAZ PEライン強化スプレーは、大容量入っていて低価格なのが魅力のコーティング剤です。
釣りに行く回数が多い方や、リールを沢山持っていて量が必要な方にオススメです。
楽天市場で見る
スプレーすると、ラインの表面にシリコーンの保護膜を形成され、ガイドへの摩擦抵抗を軽減。
キャスト時に飛距離が伸びたり、撥水効果により船釣りで仕掛けをスムーズに落とすことが出来ます。静電気を防止する効果もあるので、糸がらみ等のトラブルも減少。
楽天市場で見る
撃投PEディスタンス スプレーは、粒子サイズ最適化により、不要な拡散を抑え無駄なく使うことが出来ます。また、風に強く磯などでの現場使用が可能になっています。
ラインはもちろん、ガイドにスプレーしておくのも効果的です。
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各メーカーから発売されているコーティング剤よりも、安価で容量も多くて、コーティング剤の代用として使えるスプレーもあります。
PEラインのコーティング剤として使える代用品を紹介したいと思います。
「KURE シリコンスプレー」は、55-6で有名なKUREから発売されている潤滑スプレーです。PEラインのコーティング剤と比べても、ほぼ同じ効果が得られます。
KURE(呉工業)の商品ページには。「釣りのリールや糸にスプレーすれば、動きがスムーズになります」と書いてあります。
容量も多くて低価格なのが魅力ですね。
楽天市場で見る
ワコーズのフッ素オイルは、KUREシリコンスプレーと同様に、PEラインのコーティング剤の代用品として利用する人も多い製品。
価格は少しお高めですが、ライフジャケットやバッグ、ウェアなどのファスナーにも使えます。
楽天市場で見る
コーティング剤を使うことで、ラインの寿命を延ばしてくれたり、ライントラブルも軽減してくれます。
PEラインのコーティング剤にはさまざまな種類があるので、用途に合ったコーティング剤を使って、効果を実感してみてください。
コーティング剤を使うときは、しっかり喚起したり、火のそばで使わないなど注意して使いましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
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皆さんはPEラインのコーティング剤を使っていますか?コーティング剤は、PEラインの寿命を延ばしたり、色落ちを防いだりしてくれる便利なアイテムです。
自粛や規制などが解除され始め、釣りに出かける人も増えたのではないでしょうか?今回は、使っているラインを長持ちさせてくれるラインコーティング剤を紹介したいと思います。
そもそもコーティング剤って何?
出典・釣具のポイント
コーティング剤は、PEラインの滑りをよくしてくれたり、ラインの寿命を延ばしたり色落ちを防いでくれたりします。
PEラインを長く快適に使うためには欠かせない道具です。
コーティング剤は、色んなメーカーから様々な種類の物が出ています。
それでは、見ていきましょう。
コーティング剤の定番『PEにシュ!』
PEラインのコーティング剤としてメジャーなのは、モノリスさんの『PEにシュ!』です。
PEラインにフッ素コーティングをするスプレーで、対応してるラインも、PEライン、ナイロンライン、フロロラインにも対応している。
使い方は、PEラインを巻いてるリールのライン表面にまんべんなくスプレーするだけ。
PEにシュ!にはプロ仕様というものがあり、通常の物よりも耐久性をアップしてくれて、撥水効果や汚れを防いでくれる効果がプラスされた商品もあります。
楽天市場で見る
『シマノ PEライン アクティブスプレー』
総合釣り具メーカーSHIMANOから発売されているコーティング剤が「PEライン アクティブスプレー」です。
スプレーすると耐久性と撥水効果をアップしてくれます。そして、糸さばきが良くなり、ラインメンディングがしやすくなります。
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『AZ PEライン強化スプレー』
このAZ PEライン強化スプレーは、大容量入っていて低価格なのが魅力のコーティング剤です。
釣りに行く回数が多い方や、リールを沢山持っていて量が必要な方にオススメです。
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『タカミヤ REALMETHOD PEラインコートスプレー』
スプレーすると、ラインの表面にシリコーンの保護膜を形成され、ガイドへの摩擦抵抗を軽減。
キャスト時に飛距離が伸びたり、撥水効果により船釣りで仕掛けをスムーズに落とすことが出来ます。静電気を防止する効果もあるので、糸がらみ等のトラブルも減少。
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『オーナー 撃投PEディスタンス スプレー』
撃投PEディスタンス スプレーは、粒子サイズ最適化により、不要な拡散を抑え無駄なく使うことが出来ます。また、風に強く磯などでの現場使用が可能になっています。
ラインはもちろん、ガイドにスプレーしておくのも効果的です。
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PEラインコーティング剤の代用品
各メーカーから発売されているコーティング剤よりも、安価で容量も多くて、コーティング剤の代用として使えるスプレーもあります。
PEラインのコーティング剤として使える代用品を紹介したいと思います。
『KURE シリコンスプレー』
「KURE シリコンスプレー」は、55-6で有名なKUREから発売されている潤滑スプレーです。PEラインのコーティング剤と比べても、ほぼ同じ効果が得られます。
KURE(呉工業)の商品ページには。「釣りのリールや糸にスプレーすれば、動きがスムーズになります」と書いてあります。
容量も多くて低価格なのが魅力ですね。
楽天市場で見る
『ワコーズ FSO フッ素オイル 105』
ワコーズのフッ素オイルは、KUREシリコンスプレーと同様に、PEラインのコーティング剤の代用品として利用する人も多い製品。
価格は少しお高めですが、ライフジャケットやバッグ、ウェアなどのファスナーにも使えます。
楽天市場で見る
コーティング剤の効果を確かめてみましょう
コーティング剤を使うことで、ラインの寿命を延ばしてくれたり、ライントラブルも軽減してくれます。
PEラインのコーティング剤にはさまざまな種類があるので、用途に合ったコーティング剤を使って、効果を実感してみてください。
コーティング剤を使うときは、しっかり喚起したり、火のそばで使わないなど注意して使いましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
タグ:釣り小物
2020年06月24日
初心者必見!エリアフィッシングの魅力と楽しみ方
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
『エリアフィッシング』とも呼ばれる管理釣り場での釣り。誰でも気軽にニジマスなどのトラウト系の魚をルアーで狙うことが出来る。使う道具はシンプルながら、狙いたいタナ(魚がいるそう)をしっかりイメージする必要があります。
シンプルながらも意外と奥が深く、初心者もベテランも楽しめるエリアフィッシングの魅力を見ていきたいと思います。
出典・photoAC
「管理釣り場」という言葉通り、「管理された釣り場(管釣り)」「エリア」のこと。
川や池の一部を仕切り、そこに対象になる魚を放流して釣り人に開放している釣り場を総じて“管理釣り場”と呼びます。略して管釣り。
管理釣り場は簡単に言ってしまえば、釣り堀です。ただ違うのは、“自然に近い状態”の釣り堀といえます。
管理釣り場には主に2つのタイプがあります。
自然の河川の一部を区切り、そこに魚を放流する『河川型』。
人工池や自然湖、ダム湖に魚を放流する『ポンド型(湖型)』があります。
これらのフィールドに、駐車場やバーベキュー施設、レストハウスを併設している管理釣り場もあります。釣りを気軽なレジャーとして楽しめるように整備されているのが特徴です。
出典・photoAC
ルアー釣りの対象になる「トラウト系(マス類)」の魚を放流している管理釣り場が多く人気です。
トラウトを釣らせてくれる管理釣り場や、この釣りのジャンルを「エリアトラウト」と呼んだりすることがある。
魚種は主に、ニジマス、ブラウントラウト、ヤマメ、サクラマス、イワナなど。変わり種で、アメマス、イトウ、タイガートラウトなどが放流されているところもある。
管理釣り場の利用料金は、時間単位、半日、1日と利用する時間によって異なります。
1日1人あたり4000〜6000円程度で楽しめるところが多いです。
仕事終わりに数時間楽しんだり、午後だけとか、空いた時間を有意義に使えるのも管理釣り場の魅力と言えます。
出典・photoAC
釣った魚は持ち帰ったり、管理釣り場内の施設で食べることも出来ます。
持ち帰れる尾数が制限されているところがほとんどだが、釣った魚を持ち帰る尾数分買い取るシステムなどもあります。
利用したい場合は、管理釣り場に問い合わせてみるのがいいでしょう。
管理釣り場で釣れる魚は、キレイな水で飼育され放流された個体が多いため、釣りの引きも元気で食べても美味しい魚が多いのも特徴。
エリアフィッシング用の道具を揃えるなら、この遊びに”のめり込んだ”ときのために、専用の道具を選ぶことをオススメします。
ロッド
ロッドは、6フィート(約180センチ)前後のトラウト用のスピニングロッドを準備しましょう。中には、エリア用のモデルもあります。予算と相談しながら選びましょう。
おすすめロッド▼
『シマノ ルアーマチック S56SUL 』
『ダイワ イプリミ 60XUL-4』
リール
リールは、小型のスピニングリールを使います。1000〜2000番のスピニングリールを準備しましょう。
エリアフィッシングを長く続けるなら、リールは少し奮発したいところ。繊細な釣りには、リールの性能が重要になってくるからです。
おすすめリール▼
『アブガルシア カーディナル II STX2000S』
『ダイワ レガリス LT1000S』
ライン
初心者の方は、扱いやすいナイロンラインがオススメです。3lb(0.8号)のラインをリールに巻きましょう。
おすすめライン▼
『バリバス スーパートラウトエリア マスターリミテッドSVG(ナイロン) 』
『ダイワ プレッソ タイプN』
ルアー
出典・photoAC
ルアーにはいくつか種類があります。基本的なルアーはスプーン・ミノー・クランクベイトになります。他にもあらゆる状況に合わせたルアーが数多くあります。
管理釣り場では、「バーブレス」と呼ばれるカエシの付いてないハリを使いましょう。
・スプーン
管理釣り場ではエリアトラウト用スプーンは必須ルアー。カラーや重さの違う物を複数用意しておく。
初心者の方は、2g〜3gがオススメ。
・クランクベイト
プラスチックで魚の形をしたルアー。
クランクベイトの特徴は、「リップ」と呼ばれるパーツが付いていること。このリップは、ルアーが潜る水深や動きなどを決めるパーツです。
一定のスピードで巻くだけで、魚を誘うことが出来るのでビギナーにはもってこいのルアー。
・ミノー
スプーン、クランクベイト程ではないが、使用されることが多いルアーの1つ。
おすすめルアー▼
『バスデイ カランバ 50』
『シマノ カーディフ ふわとろ 35F』
『ジャッカル ティモン ちびパニクラSR』
ラバーネット
魚を傷つけないために、『ラバーネット』は準備しておきたい。
管理釣り場では、魚を持ち帰らない場合はリリースが基本です。そのため、魚を傷つけないようにする必要があります。
ラバーネットがあれば、魚を簡単に取り込むことができ、リリースする際も、魚体を必要以上に傷つけなくてすむ。
これは、管理釣り場でのマナーと言われているので心得ておきましょう。
あると便利な道具
ラバーネット以外にも準備しておきたいグッズ、あると便利なグッズがあります。
「リリーサー」は魚に直接触ることなく、かかったハリを外せるので、触ることによる魚体へのダメージを減らせるので用意しておきたいところ。
あとは、「ラインカッター」やルアーを収納する財布型の「ワレット」と呼ばれるケース、「ロッドホルダー付きタックルボックス」などがあると便利です。
地面にサオを置いておくと、「他の釣り人が気付かずに踏んでしまったり」「自分で誤って踏んでしまったり」などのトラブルが起きてしまう可能性があります。
ロッドホルダーやロッドホルダー付きタックルボックスがあると、それらのトラブルを事前に回避できるので用意しておくことをおすすめします。
あると便利なおすすめグッズ▼
『PVCランディングネット』
『フックリリーサー』
『MCラインカッター』
『スプーンワレット』
『プレッソロッドスタンド』
『偏光サングラス』
必要な道具を揃えたら、いざ管理釣り場へ行ってみましょう。
エリアフィッシングでは、自分が釣りをする場所選びが重要。
河川型の管理釣り場の場合は、流れがしっかりあるところを選びましょう。理由は、流れがある方が、魚がルアーだと判別しにくいからです。
湖や池などのポンド型の管理釣り場も、河川型と同じく流れのある場所がポイントになります。
湖型の管理釣り場では、水を“かくはん”するためのポンプや水車があります。また、水質を維持するために河川から水をくみ上げたり、地下水を放出する水路やパイプなどが設置されています。
その流れだしの所や、水をかくはんしているような所に魚が溜まりやすいです。
入る場所が決まったら釣りを開始してみましょう。
管理釣り場でのルアーアクションは“ただ巻き”が基本になります。
目安は、リールのハンドルを1秒に1回転。遅くする場合は、2秒に1回転をベースにする。
クランクベイトは、このただ巻きだけで魚を誘ってくれます。
1つのルアーアクションだけでは、魚も学習し、最初は釣れてもだんだん釣れなくなってきます。
そこで、アクションに変化・工夫が必要です。ただ巻きでも巻くスピードを変化させたり、巻いていて急に止めてみたりするだけで、反応が良くなったりします。
スプーンを使っている場合は、この“止める”動きが有効になります。止めることでルアーが沈み、この“沈む動き”に管理釣り場の魚は好反応を示すことがあります。
管理釣り場は、釣りをするために多くの人が集まります。そのため、管理釣り場ごとにルールが決められています。
管理釣り場に着いたらまずはルールを確認しておきましょう。
主に決められているルールとしては
・利用可能なルアーの種類
・持ち帰れる魚の数
・利用時間
・使用するハリ
などになります。特にハリは、魚にダメージを与えないためにカエシのないハリ、バーブレスのハリを使いましょう。
ルアーのフックにカエシが付いている場合は、ペンチなどでカエシを潰しておきましょう。
管理釣り場では沢山の人が釣りをするので、ルアーをキャストする際はまわりの確認をしっかりすること。特に後方。
実際に、確認を怠って通行した人にハリを引っかけてしまうことも起きています。このような事故を防ぐためにも、しっかり周囲を確認してからキャストしましょう。
管理釣り場は初心者でも楽しむことができて、空いた時間を有意義に使うことも魅力です。「始めてみたいな」と思った方は、是非チャレンジしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
『エリアフィッシング』とも呼ばれる管理釣り場での釣り。誰でも気軽にニジマスなどのトラウト系の魚をルアーで狙うことが出来る。使う道具はシンプルながら、狙いたいタナ(魚がいるそう)をしっかりイメージする必要があります。
シンプルながらも意外と奥が深く、初心者もベテランも楽しめるエリアフィッシングの魅力を見ていきたいと思います。
管理釣り場はどんなところ?
出典・photoAC
「管理釣り場」という言葉通り、「管理された釣り場(管釣り)」「エリア」のこと。
川や池の一部を仕切り、そこに対象になる魚を放流して釣り人に開放している釣り場を総じて“管理釣り場”と呼びます。略して管釣り。
管理釣り場は簡単に言ってしまえば、釣り堀です。ただ違うのは、“自然に近い状態”の釣り堀といえます。
管理釣り場の種類
管理釣り場には主に2つのタイプがあります。
自然の河川の一部を区切り、そこに魚を放流する『河川型』。
人工池や自然湖、ダム湖に魚を放流する『ポンド型(湖型)』があります。
これらのフィールドに、駐車場やバーベキュー施設、レストハウスを併設している管理釣り場もあります。釣りを気軽なレジャーとして楽しめるように整備されているのが特徴です。
どんな魚を釣れるの?
出典・photoAC
ルアー釣りの対象になる「トラウト系(マス類)」の魚を放流している管理釣り場が多く人気です。
トラウトを釣らせてくれる管理釣り場や、この釣りのジャンルを「エリアトラウト」と呼んだりすることがある。
魚種は主に、ニジマス、ブラウントラウト、ヤマメ、サクラマス、イワナなど。変わり種で、アメマス、イトウ、タイガートラウトなどが放流されているところもある。
利用料金はどれくらい?
管理釣り場の利用料金は、時間単位、半日、1日と利用する時間によって異なります。
1日1人あたり4000〜6000円程度で楽しめるところが多いです。
仕事終わりに数時間楽しんだり、午後だけとか、空いた時間を有意義に使えるのも管理釣り場の魅力と言えます。
釣った魚は?
出典・photoAC
釣った魚は持ち帰ったり、管理釣り場内の施設で食べることも出来ます。
持ち帰れる尾数が制限されているところがほとんどだが、釣った魚を持ち帰る尾数分買い取るシステムなどもあります。
利用したい場合は、管理釣り場に問い合わせてみるのがいいでしょう。
管理釣り場で釣れる魚は、キレイな水で飼育され放流された個体が多いため、釣りの引きも元気で食べても美味しい魚が多いのも特徴。
エリアフィッシングデビューのための釣具選び
エリアフィッシング用の道具を揃えるなら、この遊びに”のめり込んだ”ときのために、専用の道具を選ぶことをオススメします。
ロッド
ロッドは、6フィート(約180センチ)前後のトラウト用のスピニングロッドを準備しましょう。中には、エリア用のモデルもあります。予算と相談しながら選びましょう。
おすすめロッド▼
『シマノ ルアーマチック S56SUL 』
『ダイワ イプリミ 60XUL-4』
リール
リールは、小型のスピニングリールを使います。1000〜2000番のスピニングリールを準備しましょう。
エリアフィッシングを長く続けるなら、リールは少し奮発したいところ。繊細な釣りには、リールの性能が重要になってくるからです。
おすすめリール▼
『アブガルシア カーディナル II STX2000S』
『ダイワ レガリス LT1000S』
ライン
初心者の方は、扱いやすいナイロンラインがオススメです。3lb(0.8号)のラインをリールに巻きましょう。
おすすめライン▼
『バリバス スーパートラウトエリア マスターリミテッドSVG(ナイロン) 』
『ダイワ プレッソ タイプN』
ルアー
出典・photoAC
ルアーにはいくつか種類があります。基本的なルアーはスプーン・ミノー・クランクベイトになります。他にもあらゆる状況に合わせたルアーが数多くあります。
管理釣り場では、「バーブレス」と呼ばれるカエシの付いてないハリを使いましょう。
・スプーン
管理釣り場ではエリアトラウト用スプーンは必須ルアー。カラーや重さの違う物を複数用意しておく。
初心者の方は、2g〜3gがオススメ。
・クランクベイト
プラスチックで魚の形をしたルアー。
クランクベイトの特徴は、「リップ」と呼ばれるパーツが付いていること。このリップは、ルアーが潜る水深や動きなどを決めるパーツです。
一定のスピードで巻くだけで、魚を誘うことが出来るのでビギナーにはもってこいのルアー。
・ミノー
スプーン、クランクベイト程ではないが、使用されることが多いルアーの1つ。
おすすめルアー▼
『バスデイ カランバ 50』
『シマノ カーディフ ふわとろ 35F』
『ジャッカル ティモン ちびパニクラSR』
ラバーネット
魚を傷つけないために、『ラバーネット』は準備しておきたい。
管理釣り場では、魚を持ち帰らない場合はリリースが基本です。そのため、魚を傷つけないようにする必要があります。
ラバーネットがあれば、魚を簡単に取り込むことができ、リリースする際も、魚体を必要以上に傷つけなくてすむ。
これは、管理釣り場でのマナーと言われているので心得ておきましょう。
あると便利な道具
ラバーネット以外にも準備しておきたいグッズ、あると便利なグッズがあります。
「リリーサー」は魚に直接触ることなく、かかったハリを外せるので、触ることによる魚体へのダメージを減らせるので用意しておきたいところ。
あとは、「ラインカッター」やルアーを収納する財布型の「ワレット」と呼ばれるケース、「ロッドホルダー付きタックルボックス」などがあると便利です。
地面にサオを置いておくと、「他の釣り人が気付かずに踏んでしまったり」「自分で誤って踏んでしまったり」などのトラブルが起きてしまう可能性があります。
ロッドホルダーやロッドホルダー付きタックルボックスがあると、それらのトラブルを事前に回避できるので用意しておくことをおすすめします。
あると便利なおすすめグッズ▼
『PVCランディングネット』
『フックリリーサー』
『MCラインカッター』
『スプーンワレット』
『プレッソロッドスタンド』
『偏光サングラス』
管理釣り場での釣り
必要な道具を揃えたら、いざ管理釣り場へ行ってみましょう。
釣る場所を確保する
エリアフィッシングでは、自分が釣りをする場所選びが重要。
河川型の管理釣り場の場合は、流れがしっかりあるところを選びましょう。理由は、流れがある方が、魚がルアーだと判別しにくいからです。
湖や池などのポンド型の管理釣り場も、河川型と同じく流れのある場所がポイントになります。
湖型の管理釣り場では、水を“かくはん”するためのポンプや水車があります。また、水質を維持するために河川から水をくみ上げたり、地下水を放出する水路やパイプなどが設置されています。
その流れだしの所や、水をかくはんしているような所に魚が溜まりやすいです。
釣るためのコツ
入る場所が決まったら釣りを開始してみましょう。
ルアーの基本操作はただ巻き
管理釣り場でのルアーアクションは“ただ巻き”が基本になります。
目安は、リールのハンドルを1秒に1回転。遅くする場合は、2秒に1回転をベースにする。
クランクベイトは、このただ巻きだけで魚を誘ってくれます。
止めたり、フォールさせる
1つのルアーアクションだけでは、魚も学習し、最初は釣れてもだんだん釣れなくなってきます。
そこで、アクションに変化・工夫が必要です。ただ巻きでも巻くスピードを変化させたり、巻いていて急に止めてみたりするだけで、反応が良くなったりします。
スプーンを使っている場合は、この“止める”動きが有効になります。止めることでルアーが沈み、この“沈む動き”に管理釣り場の魚は好反応を示すことがあります。
管理釣り場で注意したいこと
管理釣り場は、釣りをするために多くの人が集まります。そのため、管理釣り場ごとにルールが決められています。
管理釣り場に着いたらまずはルールを確認しておきましょう。
主に決められているルールとしては
・利用可能なルアーの種類
・持ち帰れる魚の数
・利用時間
・使用するハリ
などになります。特にハリは、魚にダメージを与えないためにカエシのないハリ、バーブレスのハリを使いましょう。
ルアーのフックにカエシが付いている場合は、ペンチなどでカエシを潰しておきましょう。
管理釣り場では沢山の人が釣りをするので、ルアーをキャストする際はまわりの確認をしっかりすること。特に後方。
実際に、確認を怠って通行した人にハリを引っかけてしまうことも起きています。このような事故を防ぐためにも、しっかり周囲を確認してからキャストしましょう。
管理釣り場へ行ってみよう
管理釣り場は初心者でも楽しむことができて、空いた時間を有意義に使うことも魅力です。「始めてみたいな」と思った方は、是非チャレンジしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。