2020年06月22日
ヌルヌルにょろにょろ!高級魚ギンポとはどんな魚?
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
江戸前天ぷらには欠かせないと言われていたギンポ。見た目は少しグロテスクな感じですが、ふわふわな白身がとても美味しい高級魚。
今回はそんなギンポのことを見ていきたいと思います。
出典・photoAC
ギンポは、北海道南部から九州までの浅い海に幅広く生息している魚です。
見た目とは裏腹にとても美味しい魚で、天ぷら屋では高級食材とされています。
全長は20〜25センチ前後で、「にょろっと」した見た目が特徴。
ギンポは、狭いところが大好きな魚。水深の浅いゴロタ場の岩の隙間や消波ブロック帯などを住処にしている。磯遊びのフィールドになる潮だまりなどでも見ることが出来ます。
回遊する魚ではないため1カ所にとどまる。
ギンポは肉食性の魚で、死んだ魚の肉なんかも食べることから釣りでは、サバの切り身などがよく使われます。
他にも、ゴカイ、イソメなどの虫エサでも釣れます。
春から秋にかけて活発にエサを食べるようになります。
出典・photoAC
ギンポと呼ばれる魚は9科95属約340種に分類されています。ギンポとよく似ているダイナンギンポと呼ばれ種類もいます。
ニシキギンポとダイナンギンポは科が違います。
出典・TSURI HACK
ニシキギンポは、ニシキギンポ科ニシキギンポ属の魚。食材として流通しているのがニシキギンポです。
ニシキギンポは、魚らしい大きな尾びれを持っているのが特徴。他に、小さな胸びれがある、尾びれの後縁が白いなどの特徴がある。
出典・TSURI HACK
一方のダイナンギンポは、タウエガジ科ダイナンギンポ属の魚になります。
ダイナンギンポは、胸びれがありません。背びれから尾びれまでがつながっている、などの特徴があります。
ニシキギンポと同様にダイナンギンポも美味しい魚です。
科が違うと言うことは、生き物の種類として犬と猫くらい違うことになります。
多くの釣り人は、区別しないで「ギンポ」と呼ぶことが多いです。
ギンポは狭いところが大好きで、消波ブロックの隙間や岩の隙間などを住処にしているため、穴釣りでよく釣れます。
出典・photoAC
ギンポを穴釣りで狙う場合は、短いサオを使いましょう。穴釣りでは小回りが重要になります。
ゴロタ場で狙う場合は、30センチくらいの棒でも大丈夫です。その場合は割り箸くらいの強度がある物にしましょう。
ハリはギンポの口に合わせて小さめの物を使うのがコツ。
自分で仕掛けを作る場合は、グレ針の2号がオススメです。
エサは、イソメやオキアミ、ボイルしたむきエビ、魚の切り身など。
エサの大きさは、長さ3センチ幅1センチぐらい。
出典・photoAC
釣り方はいたって簡単。ギンポが潜んでそうなところを見つけたら、仕掛けを投入して待つだけ。
アタリがあったら即アワセし一気に引き抜く。
ギンポは、エサを口にするとすぐに巣穴に入ってしまうので、一気に引っこ抜くのが大事です。
ゴロタ場で釣りをするなら、干潮時を狙って釣り場に入る。
ゴロタ場で釣りするときに注意したいのが、毒を持った生物や鋭いトゲを持った生物です。マリングローブやペンチなどを持っておきましょう。
知らない生き物には不用意に触らないようにする。
テトラ帯で釣りをする場合は、足場・足下に気をつけて、滑りにくい靴を履いて釣りをすること。
魚がかかっても、焦らず落ち着いて釣るようにしましょう。
『ギンポを食べずして、天麩羅をかたるなかれ』という言葉があるくらい美味しい魚です。
ただギンポは、死んで時間がたつにつれ味が落ちてしまいます。生命力の強い魚なので、クーラーボックスに入れておけば大丈夫です。
そしてなんと言っても捌くのが大変なギンポ。
捌く前にやっておきたいのが、氷で締めることです。大量の氷を入れた氷水で締めることで、ギンポが生きていた場合仮死状態にして暴れないようにすることが出来ます。
氷水で締めた後は、しっかりと洗って水分を拭き取る。そうすることでヌメリを取り、捌くときに滑りにくくなります。
ヌメリ取りに塩もみするのもおすすめです。
捌くときには、小さいナイフやカッター、カミソリを使うと捌きやすかったりします。
ギンポは捌くのは大変ですが、臭みがなくとても美味しい魚。
ギンポはふっくらした白身の魚で、ギンポの料理で一番と言っていいほど人気なのが、天ぷらです。
他にも、フライや蒲焼き、たくさん釣れたときには刺身などもオススメ。また、骨も素揚げにすると美味しく食べることが出来ます。
見た目は少しグロテスクですが、食べるととても美味しい魚。干潮時にテトラ帯やゴロタ場に行って、ギンポ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか
ギンポ釣りを楽しんだ後は、料理して美味しい白身を楽しみましょう。
蒲焼きや骨せんべいを作って、晩酌のお供にしても良いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
江戸前天ぷらには欠かせないと言われていたギンポ。見た目は少しグロテスクな感じですが、ふわふわな白身がとても美味しい高級魚。
今回はそんなギンポのことを見ていきたいと思います。
ギンポってどんな魚なの?
出典・photoAC
ギンポは、北海道南部から九州までの浅い海に幅広く生息している魚です。
見た目とは裏腹にとても美味しい魚で、天ぷら屋では高級食材とされています。
全長は20〜25センチ前後で、「にょろっと」した見た目が特徴。
ギンポは、狭いところが大好きな魚。水深の浅いゴロタ場の岩の隙間や消波ブロック帯などを住処にしている。磯遊びのフィールドになる潮だまりなどでも見ることが出来ます。
回遊する魚ではないため1カ所にとどまる。
ギンポは肉食性の魚で、死んだ魚の肉なんかも食べることから釣りでは、サバの切り身などがよく使われます。
他にも、ゴカイ、イソメなどの虫エサでも釣れます。
春から秋にかけて活発にエサを食べるようになります。
ギンポの種類と見分け方
出典・photoAC
ギンポと呼ばれる魚は9科95属約340種に分類されています。ギンポとよく似ているダイナンギンポと呼ばれ種類もいます。
ニシキギンポとダイナンギンポ
ニシキギンポとダイナンギンポは科が違います。
出典・TSURI HACK
ニシキギンポは、ニシキギンポ科ニシキギンポ属の魚。食材として流通しているのがニシキギンポです。
ニシキギンポは、魚らしい大きな尾びれを持っているのが特徴。他に、小さな胸びれがある、尾びれの後縁が白いなどの特徴がある。
出典・TSURI HACK
一方のダイナンギンポは、タウエガジ科ダイナンギンポ属の魚になります。
ダイナンギンポは、胸びれがありません。背びれから尾びれまでがつながっている、などの特徴があります。
ニシキギンポと同様にダイナンギンポも美味しい魚です。
科が違うと言うことは、生き物の種類として犬と猫くらい違うことになります。
多くの釣り人は、区別しないで「ギンポ」と呼ぶことが多いです。
ギンポを釣ろう
ギンポは狭いところが大好きで、消波ブロックの隙間や岩の隙間などを住処にしているため、穴釣りでよく釣れます。
穴釣りで釣る
出典・photoAC
ギンポを穴釣りで狙う場合は、短いサオを使いましょう。穴釣りでは小回りが重要になります。
ゴロタ場で狙う場合は、30センチくらいの棒でも大丈夫です。その場合は割り箸くらいの強度がある物にしましょう。
ハリはギンポの口に合わせて小さめの物を使うのがコツ。
自分で仕掛けを作る場合は、グレ針の2号がオススメです。
エサは、イソメやオキアミ、ボイルしたむきエビ、魚の切り身など。
エサの大きさは、長さ3センチ幅1センチぐらい。
釣り方
出典・photoAC
釣り方はいたって簡単。ギンポが潜んでそうなところを見つけたら、仕掛けを投入して待つだけ。
アタリがあったら即アワセし一気に引き抜く。
ギンポは、エサを口にするとすぐに巣穴に入ってしまうので、一気に引っこ抜くのが大事です。
ゴロタ場で釣りをするなら、干潮時を狙って釣り場に入る。
ゴロタ場で釣りするときに注意したいのが、毒を持った生物や鋭いトゲを持った生物です。マリングローブやペンチなどを持っておきましょう。
知らない生き物には不用意に触らないようにする。
テトラ帯で釣りをする場合は、足場・足下に気をつけて、滑りにくい靴を履いて釣りをすること。
魚がかかっても、焦らず落ち着いて釣るようにしましょう。
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ギンポを食べる
『ギンポを食べずして、天麩羅をかたるなかれ』という言葉があるくらい美味しい魚です。
ただギンポは、死んで時間がたつにつれ味が落ちてしまいます。生命力の強い魚なので、クーラーボックスに入れておけば大丈夫です。
ギンポを捌く
そしてなんと言っても捌くのが大変なギンポ。
捌く前にやっておきたいのが、氷で締めることです。大量の氷を入れた氷水で締めることで、ギンポが生きていた場合仮死状態にして暴れないようにすることが出来ます。
氷水で締めた後は、しっかりと洗って水分を拭き取る。そうすることでヌメリを取り、捌くときに滑りにくくなります。
ヌメリ取りに塩もみするのもおすすめです。
捌くときには、小さいナイフやカッター、カミソリを使うと捌きやすかったりします。
ギンポの料理
ギンポは捌くのは大変ですが、臭みがなくとても美味しい魚。
ギンポはふっくらした白身の魚で、ギンポの料理で一番と言っていいほど人気なのが、天ぷらです。
他にも、フライや蒲焼き、たくさん釣れたときには刺身などもオススメ。また、骨も素揚げにすると美味しく食べることが出来ます。
まとめ
見た目は少しグロテスクですが、食べるととても美味しい魚。干潮時にテトラ帯やゴロタ場に行って、ギンポ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか
ギンポ釣りを楽しんだ後は、料理して美味しい白身を楽しみましょう。
蒲焼きや骨せんべいを作って、晩酌のお供にしても良いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
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