2024年08月10日
PEラインを長く使う!裏巻きの方法を解説します
PEラインはラインの中でも、高価なラインです。
長く使えるPEラインといえど、劣化により交換が必要になります。
しかし、“裏巻き”することで、さらに長く使うことができます。
できるだけ長く使いたいPEライン
出典・photoAC
今や、ルアーフィッシングにおいて必要不可欠な「PEライン」。
ソルト・フレッシュウォーターと様々なフィールドで使われ、ナイロンやフロロよりも長持ちしやすいと言われるPEライン。
しかし、PEラインも塩分や摩擦によるダメージを受け劣化してしまいます。
PEラインが劣化したから“新しいのに交換”したいけど、それなりに値が張るのでお財布的事情的にもできるだけ長く使いたいですよね。
“裏巻き”で長く使える
高価なPEラインだからこそできるだけ長く使いたい。
そのためには、メンテナンスやPEライン用のコーティング剤を使ったりすると思います。
実際の所、PEラインの交換タイミングは人それぞれだと思いますが、使う商品・号数・釣行頻度・メンテナンスの有無などによって変わってきます。
ただ、いくらメンテナンスやコーティング剤を使っても、必ず交換しなければいけないタイミングか来るのは事実。
しかし、新しいPEラインに交換しなくても、新品同様のPEラインにできるのが“裏巻き”です。
裏巻きをすることで、より長く使うことができます。
裏巻きのメリット
裏巻きは、その名の通り劣化が気になる部分をリールの奥側へ持って行き、未使用の部分や比較的綺麗な状態のラインを前に持ってくる作業です。
裏巻きするメリットとしては、お財布に優しいことにつきると思います。
単純に裏返せばほぼ新品同様なわけですから、PEラインによる出費を抑えることができます。
裏巻きの方法
裏巻きは、PEライン劣化した部分奥に、未使用部分を手前にもってくる作業です。
新しいラインに巻き替えるよりも経済的な方法です。
ただ、それなりに手間が掛かる作業なのが、デメリットですね。
必要なもの
必要なものは、空スプール2つ、またはラインを巻いていないリール2つ。
他にも、第一精工の高速リサイクラーやハピソンの電動ラインワインダーなどがあると、比較的楽に裏巻き作業ができます。
裏巻きの手順
まず、リールから空スプール(空リール)にラインを巻き取ります。
これで、劣化した部分が奥へ行きます。
この作業を手作業でするのはとてつもなく大変なので、先ほど言ったように高速リサイクラーや電動ラインワインダーがあると比較的作業が楽です。
また、ラインの巻いてないリールを使えば、リサイクラーなどがなくても楽になりますよ。
次に、もう一つの空スプール(空リール)にラインを巻き替えていきます。
これで、劣化部分がまた前に来ます。
最期に使いたいリールに巻き直せば裏巻きが完了。
劣化部分が奥になり、ほぼ新品同様の未使用部分が手前になります。
表→裏、裏→表、表→裏となるわけです。
また、違うリールに巻き替える場合は、そのまま巻けば裏巻きになります。
裏巻きすれば長く使える
PEラインは消耗品である以上、ライン交換は必須。
でも、裏巻きすることで新品同様の未使用部分を使えるので、長く使えてお財布にも優しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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