2022年01月21日
そっくりだけど全然違う!?「ヒラメ」と「カレイ」の違いとは?
「ヒラメ」と「カレイ」。
見た目もそっくりな魚ですよね。
しかし、そっくりなようで全然違う「ヒラメ」と「カレイ」。
そんな「ヒラメ」と「カレイ」の違いを見ていきましょう。
左ヒラメ右カレイ
出典・photoAC(左)
「左ヒラメに右カレイ」と良く聞きますよね。
これは、ヒラメとカレイを簡単に見分ける方法です。
両方とも平べったい身体をしていますが、お腹を手前にして置いたとき(まな板に置いたとき)に、「左向きになるのがヒラメ、右向きになるのがカレイ」という特徴があります。
なので、「左ヒラメに右カレイ」といわれてきました。
“目に向かって口がどっちにあるかで見分ける”とよくいわれています。
でも実は・・・
左カレイもいる
出典・illustAC
カレイは右向きと言いましたが、実は左向きのカレイもいます。
ヌマガレイはカレイなのに、左向き。
ヒラメに関しても日本では100%左向きなのに対して、アメリカ西海岸では50%、アラスカ沖だと70%と場所によって違うようです。
違いは食性と口
では、どこで見分けるかというと・・・
“食性”と“口”が違います。
ヒラメ、カレイともに肉食性ではあるものの、食べるものが違います。
ヒラメはフィッシュイーターと呼ばれる魚であり、イワシやアジなどの小魚を大きな口で一気飲みして捉えて食べるガッツリ肉食派。
口もエサの小魚に噛みつくために、裂けた大きな口に鋭い牙が生えています。
一方のカレイは、砂の中にいるイソメやゴカイをおちょぼ口でもそもそ食べるおっとり肉食派。
口は小さくおちょぼ口が特徴です。
食性が違うので、口に注目すれば簡単に見分けることができます。
違いに注目してみよう
「左ヒラメに右カレイ」と言われるほど、見た目が似ている「ヒラメ」と「カレイ」。
でも実は、食性や口の形など大きな違いがありましたね。
左ヒラメに右カレイで覚えても良いですが、裂けた大きな口がヒラメでおちょぼ口がカレイと覚えれば、すぐに見分けられそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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