2019年04月25日
為替に投資をする安全商品はどうでしょう?
みなさん、こんにちは
今回は以前にも紹介した仕組債に関して紹介したいと思います。
以前紹介した仕組債は、日経平均株価を参照する仕組債でした。
詳しくは以下のリンクを参照ください。
https://fanblogs.jp/ougiizaya/archive/44/0
今回は、為替を参照した商品です。
為替というとどういう風に損益が決まるのかはご存知ですよね?
例えば外貨定期預金を所有している場合には、預入時よりも円安になるとその分利益として資産が増加し、逆に円高になるその分損失になるというものです。外貨預金だと、その為替の動きがダイレクトに損益に影響します。そのため、リスクが高い上にタイミングというものが重要になります。
今回紹介する商品は、そのタイミングというものを考える必要のない商品で、為替のレートが一定以上円高にならなければ元本が保証されてかつ三か月ごとに利息収入を得られる商品です。
まずはこの商品の概略に関して紹介します。
・通常の外貨預金の場合、円高になると元本割れするが、仕組債は元本割れまでの円高の猶予があること
・満期が一年と短期で運用ができるのに、安全性が高く、年利1%と定期や債券よりも利回りがよいこと
・よっぽどの円高にならない限り元本保証がついていること
商品の詳細を説明する前に、用語に関して説明します。
・当初為替レート
この商品は為替の増減に応じて損益が決定するのですが、為替の増減がどこを基準とするか、その基準となる為替レートのことを指します。
・参照為替レート
この指数は、損益を決定する際に証券会社に応じて若干対象とする指数が違います。そこで、どの証券が会社が発表する、いつ(何時)時点でのレートなのかを明記されています。
・償還為替レート
期限前償還や満期時に償還するか継続するかを判定する時のレートのことを指します。
・償還通貨判定為替レート
期限前償還判定日や満期時に期限前償還するか継続するか判断するための基準となるレートのことを指します。このレートと比較して円高になっていた場合には継続されますが、著しく円安になっている場合には期限前償還される可能性があります。この場合には元本とそれまでの利息が入る形になっています。通常、このレートは当初為替レートよりも10円程度円高になっている場合を指します。
次にこの商品の損益の仕組み、期限前償還の仕組みに関して紹介します。
期限前償還されて、投資者のもとには投資元本とそれまでの利息が戻ってきます。この場合、元本がそのまま戻ってきますので、利息収入分プラスが出るわけです。
契約は継続されます。この場合、元本はそのまま契約として継続され、利息収入が投資者の元に戻ってきます。
この場合、元本保証は確保できません。満期時にレートが一定以上円高になっているということなので、投資者はその分損失を被ってしまいます。
さて、この説明をすると、実際に為替レートはどのくらいなのかということが気になると思います。
最近10年くらいのレートで観察してみると、東日本大震災のあった民主党政権時代は政権交代という期待感から、円高が非常に進みましたが、それ以降の自民党政権に戻ってからは、対ドルレートや対豪ドルレートは一定水準を推移しており、これ以降も突発的な政治上のイベントがなければ大きな変動はないと考えられます。そのような意味で安全に運用が行える商品ではないでしょうか?
今回の内容は以上です。
もし興味などをお持ちでしたら、いいねなどをお願いします。
今回は以前にも紹介した仕組債に関して紹介したいと思います。
以前紹介した仕組債は、日経平均株価を参照する仕組債でした。
詳しくは以下のリンクを参照ください。
https://fanblogs.jp/ougiizaya/archive/44/0
今回は、為替を参照した商品です。
為替というとどういう風に損益が決まるのかはご存知ですよね?
例えば外貨定期預金を所有している場合には、預入時よりも円安になるとその分利益として資産が増加し、逆に円高になるその分損失になるというものです。外貨預金だと、その為替の動きがダイレクトに損益に影響します。そのため、リスクが高い上にタイミングというものが重要になります。
今回紹介する商品は、そのタイミングというものを考える必要のない商品で、為替のレートが一定以上円高にならなければ元本が保証されてかつ三か月ごとに利息収入を得られる商品です。
まずはこの商品の概略に関して紹介します。
・通常の外貨預金の場合、円高になると元本割れするが、仕組債は元本割れまでの円高の猶予があること
・満期が一年と短期で運用ができるのに、安全性が高く、年利1%と定期や債券よりも利回りがよいこと
・よっぽどの円高にならない限り元本保証がついていること
商品の詳細を説明する前に、用語に関して説明します。
・当初為替レート
この商品は為替の増減に応じて損益が決定するのですが、為替の増減がどこを基準とするか、その基準となる為替レートのことを指します。
・参照為替レート
この指数は、損益を決定する際に証券会社に応じて若干対象とする指数が違います。そこで、どの証券が会社が発表する、いつ(何時)時点でのレートなのかを明記されています。
・償還為替レート
期限前償還や満期時に償還するか継続するかを判定する時のレートのことを指します。
・償還通貨判定為替レート
期限前償還判定日や満期時に期限前償還するか継続するか判断するための基準となるレートのことを指します。このレートと比較して円高になっていた場合には継続されますが、著しく円安になっている場合には期限前償還される可能性があります。この場合には元本とそれまでの利息が入る形になっています。通常、このレートは当初為替レートよりも10円程度円高になっている場合を指します。
次にこの商品の損益の仕組み、期限前償還の仕組みに関して紹介します。
●期限前償還判定日において、償還為替レートが当初為替レートと比べて著しく円安になっていた場合
期限前償還されて、投資者のもとには投資元本とそれまでの利息が戻ってきます。この場合、元本がそのまま戻ってきますので、利息収入分プラスが出るわけです。
●期限前償還日において、参照為替レートが償還通貨判定為替レートよりも円高あるいは若干の円安の場合
契約は継続されます。この場合、元本はそのまま契約として継続され、利息収入が投資者の元に戻ってきます。
●償還通貨判定日において、参照為替レートが償還通貨判定レートよりも円高になっている場合、
この場合、元本保証は確保できません。満期時にレートが一定以上円高になっているということなので、投資者はその分損失を被ってしまいます。
さて、この説明をすると、実際に為替レートはどのくらいなのかということが気になると思います。
最近10年くらいのレートで観察してみると、東日本大震災のあった民主党政権時代は政権交代という期待感から、円高が非常に進みましたが、それ以降の自民党政権に戻ってからは、対ドルレートや対豪ドルレートは一定水準を推移しており、これ以降も突発的な政治上のイベントがなければ大きな変動はないと考えられます。そのような意味で安全に運用が行える商品ではないでしょうか?
今回の内容は以上です。
もし興味などをお持ちでしたら、いいねなどをお願いします。
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