2017年08月12日
気仙沼に転勤して4ヶ月経過 | 「一人」働き方改革の途中成果
こちら(気仙沼)に赴任してきて、8月で4ヶ月が経ちます。仕事もようやく慣れてきました。公共事業のマネジメント業務を行うことは初めての経験でしたので、最初は戸惑いがありました。また、慣れない仕事をしながら、無駄な残業を減らすべく、「一人」働き方改革に取り組んでいます。今回はその成果をまとめてみました。
出典:気仙沼市公式HP
・1.はじめに
・2.「一人」働き方改革の目標
・3.「一人」働き方改革の中間成果と田舎暮らしの状況
「一人」働き方改革を実施するためには、何らかの「目標」がないと達成困難です。これまでの働き方を改善することを目的として、「人間らしい生活を取り戻す」という目標を立ててみました。
目標達成のための実施事項
次に、前項の目標を達成するために、どのようなことを実施すべきか、年度初めに考えてみました。仕事の内容がガラッと変わったので、真剣に考えてみました。以下の@〜Dに記載する内容をを実施してみました。
@1日たりとも遅刻しない:至極当たり前のことですが、深夜残業が続くとなかなか達成困難です。頻繁な遅刻は非常に目立ちます。マイナスイメージしかありません。基本遅刻は厳禁という目標を掲げました。
Aダラダラ残業を減らす:「客先の都合で・・・」、「上司が残業しているから・・・」というダラダラ残業しないようにしました。自分の仕事が終わったら、即帰宅。
B夜更かししない:若いときと違い、夜更かしを繰り返すと身体にガタがきます。幸運なことに、ここ気仙沼では深夜まで遊べる店は皆無ですので、年寄り並みに早く寝るように心がけています。
C飲酒は程々に:東京や仙台にいるときは、公共交通機関にて通勤していたので、会社帰りにちょっと一杯ということがありましたが、ここでは車通勤です。気仙沼にも居酒屋はあります。安くて新鮮な海産物をつまみながら、酒を飲むのは楽しいことですが、帰りの足は「タクシー」か「代行」になります。頻繁に飲みに出歩くと金が持ちません。酒飲みは必要最低限。基本禁酒を目標としました。
D無駄な出張は入れない:私は会社という組織の一人の人間ですので、本社や支社の会議、講習会等で東京や仙台に行く機会が多いです。ただし、気仙沼で仕事するうえ、イチイチ遠方の会議に出席していては、自分が行うべき仕事が遅延したり、関係機関との打合せも満足に進まず、事業が遅延する恐れがあります。このため、必ず出席しなければならない会議以外は、出張しないように心がけています。
前項に掲げた@〜Dの中間成果は以下のとおりです。
@1日たりとも遅刻しない:達成
毎朝6時に鳴る市の防災行政無線チャイムで起こされます。最初の1ヶ月はかなり辛かったです。ただし、人間というのは上手くできており、同じ行動を繰り返すといつの間にか、苦もなく起きられるようになります。出社は毎日8時前です。
Aダラダラ残業を減らす:ほぼ達成
人間ですので、疲れているときはダラダラになりがちです。ただし、以前のように深夜0時まで会社にいたり、徹夜をすることは全くなくなりました。
20時には帰宅するようにしています。
B夜更かししない:達成
夜更かしをしないというより、夜更かしができなくなりました。マネジメント業務というのは、結構頭を使います。一つ一つの内容は高レベルなことを求められている訳ではありませんが、自宅に帰ると疲れすぎて、身体が動かなくなります。昨年度まではそれだけ仕事をしていなかったという証拠です。
C飲酒は程々に:達成
お酒を飲む機会は激減しました。これに伴い私の体重も減少しています。
D無駄な出張は入れない:達成
出張は極力入れないようにしています。無駄な動きをなくすよう努力しています。Dが一番大変です。なぜなら、相手方(呼ぶ方)はこちらの仕事のことは気にもしませんので・・・。相手方は私のことなど微塵も気にしていないことが良く判りました。
宮城県の気仙沼市というところははっきり言ってド田舎です。宮城県なのか、岩手県なのか判断しかねる場所にあります。マクドナルドのようなハイカラなお店はありません。ただし、生活してみて、気づいたことが一つあります。それは「お金を全く使わないところ」ということです。不用な動きもしないので、ガソリン代や高速代も激減しました。
デメリットは不安要素が多いことです。例えば、自分が病気や怪我を負った場合に、きちんとした診察ができる医療機関がありません。気仙沼は交通事故が非常に多い地域です。このためか、かなりの頻度でドクターヘリが飛んでいます。また、生活する場所には、プライバシーという考えはありません。驚いたことは地区に住んでいる全員の住民の住所・氏名を記載したビラが、地区全世帯に配布されていることです。震災のときの教訓なのか否かは判りませんが、私のような他所から来た人間にも配布するのはどうなのかな?と思っています。
また、都会では考えられない行動をする人がいます。例を挙げると、「キジ」や「カモシカ」のように他人の家の敷地を無断で通る人が多いこと、車の運転のマナーが皆無なことです。良く言えば自由奔放、悪く言えば、皆自分勝手です。譲り合いの精神はなしです。
しかし、余計な仕事をしなくて済むこと、家族と一緒に過ごす時間が増えたこと、規則正しい生活を送れるようになったこと、スーパーに行けば、安くて美味い海産物が手に入ること等、メリットの方が勝っているので、田舎暮らしも悪くないかな?と思い始めた次第です。
最後に、平成29年8月現在の気仙沼市内の復旧・復興状況の動画(車からの車窓)を添付します。復興の状況が目に見えて判るようになってきました。
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