2017年12月17日
新型うつヌケ??/2017年 新語流行語大賞ノミネート/「うつヌケ」を読んで
2017年12月。喘息のためいつも月に一回行っている病院へ行った。
もう2年間くらい「アドエア」と「シングレア」という薬を飲んでいるが、咳と痰は完全にはなくならない。
診察時に医者と「なかなか治らないね」と言い合ったあと、ふと、サボり病について話してみた。
「体調が特に悪いわけではないのに、会社に行く気が出なくてサボってしまっている。2週間くらい行っていない」
医者は「新型うつ」というものと症状が似ていると言った。普通の鬱ほど症状は重くないが、「仕事に行く気が無くなる」それが新型鬱らしい。
正直言って、それ、ただやる気と根性が足りないだけなんじゃないか、新型うつって…と思った。
もし必要があれば専門の病院を紹介しますが、とりあえずしばらく様子をみましょう、とのことで診療は終了した。単に「仕事をサボっている」ということをカミングアウトしただけたが、少し気分がすっきりした。
帰り道、買い物したい気分になり、本屋に寄って「うつ」についての本を見に行った。鬱の本も色々あるものである。
その中でも絵柄の雰囲気が良くて、どうしても欲しくなったのが、という作品。全編マンガの作品である。
だいぶハッキリとした既視感を感じる絵ではあるが、その分やはりキャラクタの動きがイキイキしていて好きになった。「鬱とは無縁のカネコさん」というキャラが時々非常に非情な現実的つっこみを入れる所も好感、信頼感が持てる。購入した。
↓少し引用。
まず著者である田中さんの鬱体験とうつヌケ体験のお話から始まり、様々な「うつトンネル」を切り抜けたゲストも登場して、ゲストたち自身の鬱・うつヌケについて、マンガの中でレポートしてくれる。それを読んだだけでも少し気分が落ち着く。 キャラクターも可愛いし。
もう少し知りたいと思い、パソコンで「うつヌケ」で検索したら、「うつヌケ」が2017年の流行語大賞の候補に入っていた。
私は今はサボってはいるけれど、本来はコールセンターで働いている。客からの電話に出たり、パソコンに入力したりする仕事だ。電話で話す事もパソコンの操作も、得意だし自分に向いている。ずっとそう思っていた。もしかしたら、無意識にそう思い込もうとしていたのかもしれない。「嫌だ」という気持ちにフタをするために「向いている、好きだ」と思い込もうとしているのかもしれない。
〈うつヌケ〉に登場する人々ほど大変な鬱状態になった事は私はまだ無いが、でも大差は無い。いつなってもおかしくない。どうしたら鬱を避けて通れるのかは分からない。「嫌な事あったけど気にしないから大丈夫」と言っている人を見ると心配になる。「嫌だ」という気持ちにフタはしないようにしよう、できるだけ。
面白い雑誌りほの (@PjxxvkrqkWFukv5)
https://twitter.com/PjxxvkrqkWFukv5?s=09
もう2年間くらい「アドエア」と「シングレア」という薬を飲んでいるが、咳と痰は完全にはなくならない。
診察時に医者と「なかなか治らないね」と言い合ったあと、ふと、サボり病について話してみた。
「体調が特に悪いわけではないのに、会社に行く気が出なくてサボってしまっている。2週間くらい行っていない」
医者は「新型うつ」というものと症状が似ていると言った。普通の鬱ほど症状は重くないが、「仕事に行く気が無くなる」それが新型鬱らしい。
正直言って、それ、ただやる気と根性が足りないだけなんじゃないか、新型うつって…と思った。
もし必要があれば専門の病院を紹介しますが、とりあえずしばらく様子をみましょう、とのことで診療は終了した。単に「仕事をサボっている」ということをカミングアウトしただけたが、少し気分がすっきりした。
帰り道、買い物したい気分になり、本屋に寄って「うつ」についての本を見に行った。鬱の本も色々あるものである。
その中でも絵柄の雰囲気が良くて、どうしても欲しくなったのが、という作品。全編マンガの作品である。
だいぶハッキリとした既視感を感じる絵ではあるが、その分やはりキャラクタの動きがイキイキしていて好きになった。「鬱とは無縁のカネコさん」というキャラが時々非常に非情な現実的つっこみを入れる所も好感、信頼感が持てる。購入した。
↓少し引用。
まず著者である田中さんの鬱体験とうつヌケ体験のお話から始まり、様々な「うつトンネル」を切り抜けたゲストも登場して、ゲストたち自身の鬱・うつヌケについて、マンガの中でレポートしてくれる。それを読んだだけでも少し気分が落ち着く。 キャラクターも可愛いし。
もう少し知りたいと思い、パソコンで「うつヌケ」で検索したら、「うつヌケ」が2017年の流行語大賞の候補に入っていた。
私は今はサボってはいるけれど、本来はコールセンターで働いている。客からの電話に出たり、パソコンに入力したりする仕事だ。電話で話す事もパソコンの操作も、得意だし自分に向いている。ずっとそう思っていた。もしかしたら、無意識にそう思い込もうとしていたのかもしれない。「嫌だ」という気持ちにフタをするために「向いている、好きだ」と思い込もうとしているのかもしれない。
〈うつヌケ〉に登場する人々ほど大変な鬱状態になった事は私はまだ無いが、でも大差は無い。いつなってもおかしくない。どうしたら鬱を避けて通れるのかは分からない。「嫌な事あったけど気にしないから大丈夫」と言っている人を見ると心配になる。「嫌だ」という気持ちにフタはしないようにしよう、できるだけ。
面白い雑誌りほの (@PjxxvkrqkWFukv5)
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