2022年08月19日
感染爆発 医師のコロナ感染体験記3 新冷戦(198)
感染爆発 医師のコロナ感染体験記3
新冷戦(198)
新冷戦(198)
2からの続きです
新型コロナの1日の新規感染者が8月10日は
は25万人に達しました。恐ろしい数字です。
感染爆発の真最中といった感じですね。1日
の死亡者数は251人です。偶然ですがちょ
うど新規感染者の1000分の1です。お盆に
なるけど、どうなるんだろう。新規感染者
が30万人にいくかもと、いらないことを想
像をしてしまいます。
以下の報道記事の木村医師は新型コロナに感
染したかもしれないと感じた翌日の7月16日
に抗原検査キットで最初の検査をし、陽性を
確認した。この時の検査を振り返って、症状
から普通の風邪だろうと軽く考えて抗原検査
をしなかったら、ウイルス陽性に気づかずに
仕事を続けていたかもしれない、そうすると
患者さんを感染することになり、ゾッとする
ということです。
木村医師は2回目の抗原検査を発症後5日目の
7月20日にしました。この時は新型コロナの
症状は消えて、体調は出勤できるくらいまで
回復していたということです。試しに抗原検
査をやってみたということなのですが、検査
の結果は陽性だった。残念ながらウイルスが
体内におり、周りの人を感染する可能性があ
ることになり、自宅療養を継続することにな
ります。自主療養の日数は原則発症した次の
日から10日間です。
一般人の場合、感染爆発という名が飛び交う
ようになって抗原検査キットも広く知られる
ようになったのですが、症状が普通の風邪て
いどなら警戒をしたり外出を自粛する人は少
ないでしょう。多くの人は発熱があって初め
て不安になり、医療機関の発熱外来で診察と
PCR検査を受けてウイルスを確認してもらお
うとなるようです。そこで気になるのが、オ
ミクロンBA.5は非常に感染力が強いというこ
ともあって、ウイルス陽性の人がそれを病院
や医院で確認するまでに周りの人を感染する
可能性がありそうということです。
本人も自分がウイルスに感染していると知ら
ないので簡単には防げないでしょう。人の集
団、例えばスポーツのチームなどは1人感染
しているとチームの大部分に感染が拡大する
のは時間の問題です。クラスターと呼ばれる
状態になります。新型コロナのウイルスは空
気感染とか飛沫感染とか言われるのでクラス
ターを予防する方法はなさそうです。木村医
師の言葉を借りると「迅速に検査する、でき
なければ休ませる」ということです。検査す
ると陽性になりそうなときは出勤や登校の外
出はしないのが安全ということでしょう。
このブログの前ページに誤りがあります。発
症した症状が軽くなるというのは抗体が活発
にウイルスを攻撃したからと想像したのです
が、ウイルスは生きているようです。
◇◇◇◇◇◇
2つ目の報道記事は抗原検査キットが購入で
きそうという記事です。厚生労働省がインタ
ーネット販売を8月中に解禁するということ
です。抗原検査キットは陽性登録センターが
無料配布したり、薬局で販売されていたので
すが、入手が楽になりそうです。
この記事によると、8月17日の新規感染者は
23万1499人ということです。感染爆発です
ね。25万人に近づきそうです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2つ目の報道記事は抗原検査キットが購入で
きそうという記事です。厚生労働省がインタ
ーネット販売を8月中に解禁するということ
です。抗原検査キットは陽性登録センターが
無料配布したり、薬局で販売されていたので
すが、入手が楽になりそうです。
この記事によると、8月17日の新規感染者は
23万1499人ということです。感染爆発です
ね。25万人に近づきそうです。
竜巻・コロラド州
![竜巻コロラド州・20年6月の11.PNG](/okanonami/file/undefined/E7AB9CE5B7BBE382B3E383ADE383A9E38389E5B79EE383BB20E5B9B46E69C88E381AE11-thumbnail2.PNG)
2020年6月の11
だから過去最大の感染爆発が起きている…コロナ感染した現役医師が語る「BA.5の本当の怖さ」
配信
2からの続きです
■もし「ただの風邪」と決めつけて検査しなかったら…
発症からの経過を先にお示ししたように、今回私は「ごく風邪の引き始め」の段階で検査したことで、新型コロナに感染したことが発症から数時間で確定できたわけだが、このとき検査していなかったらどうだろう。
翌日は熱が出たが1日で下がってしまっている。発症後3日目にはすっかり解熱し多少咳は出るものの体調的には出勤できるほどにまで回復していた。
「新型コロナ=重症」との思い込みがあると、「こんな軽い症状なら新型コロナのはずはない」と検査も受診もせず、まだ感染力のある状況で職場や学校に行ってしまう危険性があるのだ。
そうした行動は、言うまでもなく感染拡大の新たな「核」となる。
本稿を執筆しているのは発症後5日目の7月20日。ほぼ症状は消失しているが、再度試しに抗原検査を行ってみた。キットはまだくっきりと陽性反応を示した。
発症直後に検査し診断できていなかったら、「ただの風邪」と思っていたら、私は今ごろこの状況で高齢患者さんの訪問診療をしていたかもしれない。
そう考えるとゾッとしないだろうか。
■「迅速に検査する、できなければ休ませる」を徹底すべき
もちろん軽症の人ばかりとは限らない。状態が悪化してきた際に、フォローアップセンターを通じて迅速に医療機関の受診につなげてもらえるのかどうかは多くの人が抱く懸念だろう。
このまま感染者が増大すれば、高齢者や基礎疾患のある人、ワクチン未接種者などリスクのある人たちの重症化によって、外来のみならず入院機能も逼迫からまひに陥りかねない。
だからこそ可能な限り迅速な検査と診断、もし検査を行えないのであれば体調不良を押しての出勤や登校は行わないし行わせない、収入を気にせず休める体制を万全に担保することが重要なのだ。
逼迫している現場の医療者の間では、すでに受診抑制もやむなしとの声も上がりつつある。
わが国の「フリーアクセス、ハイクオリティ、国民皆保険」は、よく“世界に誇る医療制度”と言われるが、なんのことはない。
これらは現場の努力でギリギリ保たれていたように見えていただけであって、じつはその基盤は極めて脆弱だったのである。
「検査したいのに受診したいのに、発熱外来はどこも予約満了、どうすりゃいいんだ!」との怒りの気持ちは痛いほど理解できる。
だがその怒りは医療機関やそこで懸命に働く医療従事者にぶつけるのではなく、このような脆弱な医療体制を長年にわたって放置してきた政治の不作為に、ぜひぶつけていただきたい。
そして一日も早くまっとうな医療政策を行うよう声を上げていただきたい。その声は決してムダにはならないはずだ。
----------
木村 知(きむら・とも)
医師 医学博士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。1968年、カナダ生まれ。2004年まで外科医として大学病院等に勤務後、大学組織を離れ、総合診療、在宅医療に従事。
診療のかたわら、医療者ならではの視点で、時事・政治問題などについて論考を発信している。著書に『医者とラーメン屋「本当に満足できる病院」の新常識』(文芸社)、『病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ』(角川新書)がある。
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発症からの経過を先にお示ししたように、今回私は「ごく風邪の引き始め」の段階で検査したことで、新型コロナに感染したことが発症から数時間で確定できたわけだが、このとき検査していなかったらどうだろう。
翌日は熱が出たが1日で下がってしまっている。発症後3日目にはすっかり解熱し多少咳は出るものの体調的には出勤できるほどにまで回復していた。
「新型コロナ=重症」との思い込みがあると、「こんな軽い症状なら新型コロナのはずはない」と検査も受診もせず、まだ感染力のある状況で職場や学校に行ってしまう危険性があるのだ。
そうした行動は、言うまでもなく感染拡大の新たな「核」となる。
本稿を執筆しているのは発症後5日目の7月20日。ほぼ症状は消失しているが、再度試しに抗原検査を行ってみた。キットはまだくっきりと陽性反応を示した。
発症直後に検査し診断できていなかったら、「ただの風邪」と思っていたら、私は今ごろこの状況で高齢患者さんの訪問診療をしていたかもしれない。
そう考えるとゾッとしないだろうか。
■「迅速に検査する、できなければ休ませる」を徹底すべき
もちろん軽症の人ばかりとは限らない。状態が悪化してきた際に、フォローアップセンターを通じて迅速に医療機関の受診につなげてもらえるのかどうかは多くの人が抱く懸念だろう。
このまま感染者が増大すれば、高齢者や基礎疾患のある人、ワクチン未接種者などリスクのある人たちの重症化によって、外来のみならず入院機能も逼迫からまひに陥りかねない。
だからこそ可能な限り迅速な検査と診断、もし検査を行えないのであれば体調不良を押しての出勤や登校は行わないし行わせない、収入を気にせず休める体制を万全に担保することが重要なのだ。
逼迫している現場の医療者の間では、すでに受診抑制もやむなしとの声も上がりつつある。
わが国の「フリーアクセス、ハイクオリティ、国民皆保険」は、よく“世界に誇る医療制度”と言われるが、なんのことはない。
これらは現場の努力でギリギリ保たれていたように見えていただけであって、じつはその基盤は極めて脆弱だったのである。
「検査したいのに受診したいのに、発熱外来はどこも予約満了、どうすりゃいいんだ!」との怒りの気持ちは痛いほど理解できる。
だがその怒りは医療機関やそこで懸命に働く医療従事者にぶつけるのではなく、このような脆弱な医療体制を長年にわたって放置してきた政治の不作為に、ぜひぶつけていただきたい。
そして一日も早くまっとうな医療政策を行うよう声を上げていただきたい。その声は決してムダにはならないはずだ。
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木村 知(きむら・とも)
医師 医学博士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。1968年、カナダ生まれ。2004年まで外科医として大学病院等に勤務後、大学組織を離れ、総合診療、在宅医療に従事。
診療のかたわら、医療者ならではの視点で、時事・政治問題などについて論考を発信している。著書に『医者とラーメン屋「本当に満足できる病院」の新常識』(文芸社)、『病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ』(角川新書)がある。
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抗原検査キット“ネット販売”解禁へ 早くて今月中
配信
17日、東京都が確認した新型コロナウイルスの新規感染者は、2万9416人で、前の週の同じ曜日を4827人下回りました。
重症者は、16日から1人減って35人でした。
全国では、愛知や熊本など、15の県で過去最多を更新し、23万1499人の新規感染者を確認。6日ぶりに20万人を超えました。
消防庁によりますと、救急患者の搬送先がすぐ決まらない「救急搬送困難事案」は、14日までの1週間に全国で6747件あり、3週連続で過去最多を更新しました。
■抗原検査キット“ネット販売”解禁へ
こうしたなか、厚生労働省は17日、国が承認した新型コロナの抗原検査キットについて、インターネットでの販売を解禁することを決めました。
販売は早ければ今月中にも始まり、薬剤師がメールやビデオ通話を通じて、キットの適切な使用方法や、誤って陰性と判定される「偽陰性」の可能性などを購入者に説明することが義務付けられる見通しです。 (「グッド!モーニング」2022年8月18日放送分より)
重症者は、16日から1人減って35人でした。
全国では、愛知や熊本など、15の県で過去最多を更新し、23万1499人の新規感染者を確認。6日ぶりに20万人を超えました。
消防庁によりますと、救急患者の搬送先がすぐ決まらない「救急搬送困難事案」は、14日までの1週間に全国で6747件あり、3週連続で過去最多を更新しました。
■抗原検査キット“ネット販売”解禁へ
こうしたなか、厚生労働省は17日、国が承認した新型コロナの抗原検査キットについて、インターネットでの販売を解禁することを決めました。
販売は早ければ今月中にも始まり、薬剤師がメールやビデオ通話を通じて、キットの適切な使用方法や、誤って陰性と判定される「偽陰性」の可能性などを購入者に説明することが義務付けられる見通しです。 (「グッド!モーニング」2022年8月18日放送分より)
テレビ朝日
抗原検査キット“ネット販売”解禁へ 早くて今月中
配信
★楽天ブックスが本の特売中
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