2022年08月25日
新型コロナ 2つのワクチンが申請 新冷戦(199)
新型コロナ 2つのワクチンが申請
新冷戦(199)
新型コロナのワクチンについてですが、オ
ミクロン株対応ワクチンが動き始めていま
す。日本では8月8日にファイザー社がオミ
クロン株対応ワクチンの承認申請をしまし
た。ファイザー社はアメリカでは8月22日
に申請したようです。申請の形は今までの
従来株対応ワクチンにオミクロン株対応の
成分が追加された変更の申請となるそうで
す。
以下の報道記事はかなり専門的なことも記
述されています。ウイルスの起源株対応の
mRNAにオミクロン株BA.1 のスパイクタ
ンパク質のmRNAが加わるそうです。それ
で二つの株に対応するワクチンとなるとい
うことです。こういうのは2価ワクチンと
言うそうです。「μg」という記号が出てく
るのですが、マイクログラムと読むそうで
す。意味は百万分の1グラムだそうです。
つまり1g=100万μgです。幾何平均という
言葉も出てきます。相乗平均と同じような
のですが、見たような見なかったような単
語で通り過ぎるといいでしょう。気になる
人はこんなことを考えて人生を過ごす人も
いるのだと思えばいいでしょう。読者の皆
さんがもっとも重要なことはウイルスにつ
かまらないことです。
通り過ぎた次に「中和抗体」という言葉が
出てきます。よかったですね。この2価ワ
クチンを30㎍使用した時はオミクロン株
BA.1に対する中和抗体が1.56倍となり、
60㎍使用した時は1.97倍になったという
ことです。それから1ヵ月後はオミクロン
株BA.1に対する中和抗体が30㎍の時は
9.1倍、60㎍の時は10.9倍に増加したとい
うことです。こういう数字を見るとワクチ
ンは効きそうと気がしてきます。現在の感
染爆発が何ヵ月も続かないとは思うのです
が、オミクロン株BA.5型にも効いてくれと
悲壮的な期待をしてしまいます。
承認された場合の予定は、9月中にワクチ
ンの輸入を開始し、10月中旬に接種を開
始するということです。この予定だと大
分楽な感じがします。年末までに3〜4千
万人が免疫性を持つようになるのではな
いでしょうか。
分楽な感じがします。年末までに3〜4千
万人が免疫性を持つようになるのではな
いでしょうか。
◇◇◇◇◇◇
2つ目の記事はモデルナ社のワクチンな
のですが、8月10日に新型コロナワクチ
ンの承認申請があったといことです。
こちらのワクチンも2価ワクチンだそう
です。
新型コロナワクチンの今後の大雑把な予
定が分かっても、ウイルスから逃げ回る
気持ちは緩めないでください。変異株の
感染力が異常に強かったり、マスクの有
効性も疑わしくなったりと、諦めの境地
になりそうですが、新型コロナウイルが
集まっているところを遠回りしてウイル
スを避けるようなことは、生き残るため
とか、自然の法則とか思って続けましょ
う。
竜巻・コロラド州
のですが、8月10日に新型コロナワクチ
ンの承認申請があったといことです。
こちらのワクチンも2価ワクチンだそう
です。
新型コロナワクチンの今後の大雑把な予
定が分かっても、ウイルスから逃げ回る
気持ちは緩めないでください。変異株の
感染力が異常に強かったり、マスクの有
効性も疑わしくなったりと、諦めの境地
になりそうですが、新型コロナウイルが
集まっているところを遠回りしてウイル
スを避けるようなことは、生き残るため
とか、自然の法則とか思って続けましょ
う。
竜巻・コロラド州
2020年6月の12
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オミクロン株対応2価ワクチンを国内承認申請/ファイザー提供元:
ケアネット 公開日:2022/08/10
ファイザー社は8月8日付のプレスリリースで、オミクロン株対応の新型コロナウイルスワクチンを厚生労働省に承認事項一部変更申請を行ったことを発表した。
今回申請したワクチンは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の起源株と、オミクロン株BA.1系統のスパイクタンパク質をそれぞれコードする2種類のmRNAを含む2価ワクチンで、生理食塩水での希釈が不要なRTU製剤となっている。
同社の2価ワクチンの効果については、6月25日付の米国でのプレスリリースによると、56歳以上を対象とした第II/III相試験において、現行のワクチンと比較してオミクロン株BA.1に対して大幅に高い中和抗体反応を示し、中和抗体価の幾何平均比(GMR)は、2価ワクチン30μgで1.56(95%信頼区間[CI]:1.17〜2.08)、60μgで1.97(95%CI:1.45〜2.68)であった。
追加接種から1ヵ月後では、オミクロン株BA.1に対する中和幾何平均抗体価(GMT)が、30μgで9.1倍、60μgで10.9倍に追加接種以前より増加した。
なお、オミクロン株BA.4/BA.5に対しての効果は、56歳以上の被験者の血清で試験したSARS-CoV-2ライブウイルス中和アッセイによると、BA.1の約3分の1の力価でBA.4/BA.5を中和したという。
オミクロン株対応ワクチンについては、ファイザー社とモデルナ社が現在複数の種類の開発を進めている。
厚生労働省は8月8日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、まずはいち早く利用可能となるBA.1対応型の2価ワクチンを導入するのが妥当であるという方針を示した。
薬事上の承認が成された場合、9月中に輸入を開始し、10月半ば以降には接種を開始できる見込みという。
今回申請したワクチンは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の起源株と、オミクロン株BA.1系統のスパイクタンパク質をそれぞれコードする2種類のmRNAを含む2価ワクチンで、生理食塩水での希釈が不要なRTU製剤となっている。
同社の2価ワクチンの効果については、6月25日付の米国でのプレスリリースによると、56歳以上を対象とした第II/III相試験において、現行のワクチンと比較してオミクロン株BA.1に対して大幅に高い中和抗体反応を示し、中和抗体価の幾何平均比(GMR)は、2価ワクチン30μgで1.56(95%信頼区間[CI]:1.17〜2.08)、60μgで1.97(95%CI:1.45〜2.68)であった。
追加接種から1ヵ月後では、オミクロン株BA.1に対する中和幾何平均抗体価(GMT)が、30μgで9.1倍、60μgで10.9倍に追加接種以前より増加した。
なお、オミクロン株BA.4/BA.5に対しての効果は、56歳以上の被験者の血清で試験したSARS-CoV-2ライブウイルス中和アッセイによると、BA.1の約3分の1の力価でBA.4/BA.5を中和したという。
オミクロン株対応ワクチンについては、ファイザー社とモデルナ社が現在複数の種類の開発を進めている。
厚生労働省は8月8日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、まずはいち早く利用可能となるBA.1対応型の2価ワクチンを導入するのが妥当であるという方針を示した。
薬事上の承認が成された場合、9月中に輸入を開始し、10月半ば以降には接種を開始できる見込みという。
(ケアネット 古賀 公子)
ケアネット 公開日:2022/08/10
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モデルナ、2価ワクチン承認申請 オミクロン株対応
配信
タグ:ニュース
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