2020年10月08日
純日本産の抗体検査キットが完成 新冷戦(108)
純日本産の抗体検査キットが完成
新冷戦(108)
新冷戦(108)
大きな期待ができそうな、うれしくなるよ
うな、楽しくなるような、日本発祥の科学
的技術のニュースがありました。絹を作る
あのカイコ(蚕)を利用して抗体検査キッ
トを開発したということです。この物事の
出発は九州大学のようです。新型コロナウ
イルスに似たたんぱく質をカイコに増殖さ
せたということです。九州大学の農学部研
究院には約450種のカイコがいて、この中
にたんぱく質を大量に作れる種を見tけた
ということです。
九州大学発のベンチャー企業「KAICO」株
式会社というのがあって、そこは埼玉県に
あるやはりベンチャー企業の株式会社「プ
ロテックス」と共同して抗体検査キットを
開発したということです。10月5日からこ
の検査キットの予約を受け付けています。
抗体検査は抗体があるかないか、抗体がど
れだけの量あるかが検査できるということ
です。国内産の抗体検査キットはこれが初
めてと思われます。成功してほしいですね。
周りの人に感染を広げたくない人は抗体検
査をして抗体が確認されるとウイルスを撃
退することになります。そうすると免疫性
を持っていることなり、発症することはな
く、他人を感染することもない状態となり
ます。これを想定して、過去に感染してい
ないかを知りたい人は大勢いることでしょ
う。ニューヨークは都市封鎖もするなど日
本の感染状態と大きく異なっていますが、
記者の報告では抗体検査もPCR検査も無料
で実施しているようでした。その時の大部
分の理由は周りの人々へ感染したくないで
した。ニューヨークの記事を思い出してい
ただけるといいのですが。
2つ目の記事は福岡市役所の産学連携課の
ページです。ここから少し分かるものがあ
ります。新型コロナウイルスの「Sタンパ
ク質」を使ったということから、ウイルス
の表面にある突起のスパイクタンパク質を
利用したようです。この部分は人体に入る
と細胞に引っかかり易い構造で、抗体が異
物が来たと反応する部分ということです。
しかもウイルスの遺伝子情報を持っている
ということです。細かく言うと、Sタンパ
ク質を別のウイルスに組み込み、カイコの
体内に入れたのでしょう。
KAICO株式会社の次の挑戦はワクチンだそ
うです。東京都にあるの株式会社「ユーグ
レナ」と共同でワクチンを開発するようで
す。ユーグレナはミドリムシから栄養食品
を作ったベンチャー企業です。ここから
「カイコのまま食べるワクチン」が想像さ
れているようです。ワクチンの効果がある
となればカイコを飲み込む人もいるでしょ
うね。おいしそうと期待しましょう。
スーパーセル・オハイオ州2016年8月の6
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カイコ使って開発の抗体検査受付開始
配信
蛾の幼虫「カイコ」で増殖したたんぱく質を使って新型コロナウイルスの感染履歴を確認できる抗体検査キットの予約受付が5日から始まりました。
開発された抗体検査キットは蛾の幼虫のカイコを使って新型コロナウイルスに似た毒性のないたんぱく質を増殖させ開発されました。
九州大学発ベンチャー企業「KAICO(カイコ)」と埼玉のベンチャー企業「プロテックス」が共同開発した純国産の検査キットでこれまでの抗体検査よりもより正確に抗体の量も測定できるということです。
抗体検査は1回5000円ほどで法人や団体向けで5日からネットなどで予約を受け付けます。
KAICOではカイコで増殖したたんぱく質を使ってワクチンの開発も進めています。
九州朝日放送
配信
★実りの秋 フルーツ1
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福岡市経済観光⽂化局 産学連携課
福岡市産学連携交流センター(FiaS)に⼊居する九州⼤学発スタートアップの KAICO 株式会社(以下︓KAICO)は,九州⼤学主導で共同開発した新型コロナウイルスの S タンパク質を使い,株式会社プロテックス(埼⽟県和光市,代表取締役︓⻄崎政男,以下︓プロテックス)と,純国産の新型コロナウイルス抗体検査キットを共同開発しました。
抗体検査の実施により,新型コロナウイルスの感染履歴や抗体量がわかるため,感染対策の検証や,今後のワクチン接種の期間や回数などの⽬安が分かることが期待されます。なお,今回の抗体検査は,⽇本感染症学会が推奨している ELISA 法を採⽤しているため,精細でより正確な結果が出ることが特徴です。
また,KAICO は,ミドリムシをベースにした優れたバイオテクノロジー技術を有している株式会社ユーグレナ(東京都港区,代表取締役︓出雲充,以下ユーグレナ)と新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に関して共同研究することになりました。
KAICO が新型コロナウイルスの S タンパク質の改良や量産化,経⼝ワクチンの検討,ユーグレナがワクチンの実⽤化への検討研究を⾏う予定であり,KAICO はスタートアップから上場を果たした企業との協業で,新しい価値を創造していきます。
福岡市としても,社会的課題である新型コロナウイルスの解決に挑む KAICO の研究開発や事
業拡⼤に向けて,引き続き⽀援してまいります。
福岡市産学連携交流センター(FiaS)に⼊居する九州⼤学発スタートアップの KAICO 株式会社(以下︓KAICO)は,九州⼤学主導で共同開発した新型コロナウイルスの S タンパク質を使い,株式会社プロテックス(埼⽟県和光市,代表取締役︓⻄崎政男,以下︓プロテックス)と,純国産の新型コロナウイルス抗体検査キットを共同開発しました。
抗体検査の実施により,新型コロナウイルスの感染履歴や抗体量がわかるため,感染対策の検証や,今後のワクチン接種の期間や回数などの⽬安が分かることが期待されます。なお,今回の抗体検査は,⽇本感染症学会が推奨している ELISA 法を採⽤しているため,精細でより正確な結果が出ることが特徴です。
また,KAICO は,ミドリムシをベースにした優れたバイオテクノロジー技術を有している株式会社ユーグレナ(東京都港区,代表取締役︓出雲充,以下ユーグレナ)と新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に関して共同研究することになりました。
KAICO が新型コロナウイルスの S タンパク質の改良や量産化,経⼝ワクチンの検討,ユーグレナがワクチンの実⽤化への検討研究を⾏う予定であり,KAICO はスタートアップから上場を果たした企業との協業で,新しい価値を創造していきます。
福岡市としても,社会的課題である新型コロナウイルスの解決に挑む KAICO の研究開発や事
業拡⼤に向けて,引き続き⽀援してまいります。
★実りの秋 フルーツ2
終りまでお読み頂き、ありがとうございました
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タグ:ニュース
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