2018年09月17日
トランプ政権、貿易戦争3弾を砲撃準備
拡大する模様です。先日大統領特別機の中で
行った記者会見で表明した2000億ドル
(約22兆円)規模にするよう側近に指示した
ということです。ただし現時点ではいつ発動
するかは表明されていません。1週間以内に
発動されそうですが、中国側に話し合いの機
会を何日か与えるのかもしれません。
中国政府が進めている産業政策に「中国製造
2025」というのがあります。これは2025年
までに重工業中心の製造技術からハイテク分
野の技術へ移行しようということです。例え
ばロボットの生産が世界1位になったのです
が、重要な部品がドイツ製とか日本製が使わ
れていたのでは利益が少ないことになります。
これを中国企業の自力の技術にしようという
わけです。
上記は産業的に説明したものですが、ハイテ
ク技術は兵器にも使われます。中国、ロシア
の兵器開発は盛んで、アメリカを追い上げて
います。トランプ政権としては気になるとこ
ろです。中国がアメリカへ輸出した通常のハ
イテク製品の利益で、アメリカから盗んだ技
術を使った兵器を開発製造すると、アメリカ
本土を脅かすように思われたり、警戒される
ことになります。
今回の関税が発動されると貿易戦争第3弾とな
るのですが、中国も報復関税を決めるでしょ
う。貿易が泥沼化すると言われているのです
が、どういう状態か想像もつきません。二つ
の記事はほぼ同じ内容です。
画像に世界最大のコンテナ船を掲載しました。
デンマークの船で名前は「マークス・トリプ
ルE」だそうです。20フィートコンテナを
1万8千本以上載せるそうです。貿易戦争で忙
しくなるのか暇になるのか、分かりません。
世界最大のコンテナ船・画像
トランプ米大統領、2000億ドルの中国製品に追加関税指示=関係筋
ロイター 9/15(土) 1:50配信
[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は、約2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税措置を進めるよう側近に指示した。関係筋が14日明らかにした。発動時期は明らかではないという。
ブルームバーグの報道によると、ムニューシン財務長官が中国との通商協議再開に向け取り組む中で、トランプ大統領が新たな措置を指示したという。報道を受け、米株はマイナス圏に沈んだ
米国はこれまでに500億ドルの中国製品に追加関税を課しているが、トランプ氏は今回の2000億ドル規模とは別に、新たに2670億ドル相当の製品に輸入関税を課すと警告している。
ホワイトハウスは声明で、トランプ政権は中国の貿易慣行への対処に向け引き続き措置を講じることを明確にしてきたと述べた。
9月15日(土) 1時50分 中国・台湾(ロイター)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
トランプ氏 対中制裁関税「第3弾」指示か
日本テレビ系(NNN) 9/15(土) 14:07配信
アメリカと中国が貿易協議の再開に向けた検討を始める中、トランプ大統領が中国への制裁関税「第3弾」の発動に向けた手続きを進めるよう側近に指示したと14日、アメリカの有力メディアが報じた。
米中の貿易戦争が激しさを増す中、アメリカと中国は、今年6月を最後に行っていない、閣僚級による協議を再開することで検討を始めている。
こうした中、「ブルームバーグ」は14日、トランプ大統領が側近に対して、中国への制裁関税「第3弾」の発動に向けた手続きを進めるよう指示したと報じた。
「第3弾」はこれまでで最大となる、22兆円相当の中国製品に25パーセントの追加関税を課すもので、中国も即座に報復すると警告している。
実際に発動された場合は、米中の貿易戦争が泥沼化する恐れがある。
トランプ氏 対中制裁関税「第3弾」指示か
9月15日(土) 14時7分 国際総合(日本テレビ系(NNN))
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8105815
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。