2018年06月09日
アメリカと中国が真っ向対立 アジア安全保障会議
ルで開催されました。この会議は大体、毎年
シャングリラ・ホテル・シンガポールが会場
になっているので、「シャングリラ会合」と
も呼ばれます。本来はアジアの国防大臣の会
議といった感じでしたが、南シナ海での中国
の動きが大胆になるにつれて出席はヨーロッ
パの国防大臣にまで広がり、現在は世界の注
目を集める会議となっています。
今回は6月2日アメリカのマティス国防長官は
人工島を軍事化する中国を批判しました。南
シナ海全域にわたって、対艦、地対空ミサイ
ルや電波妨害装置などを配備していると指摘。
兵器システムは、周辺国への脅迫と抑圧を目
的としている。習近平国家主席は2015年の訪
米時に、南シナ海の諸島を軍事拠点化する意
図はないと述べたが、これも守られていない
と批判しました。
これに対して、2番目の記事は中国人民解放軍
軍事科学院の何雷副院長(中将)は2日、中国
による南シナ海の軍事拠点化は「国防のため」
だと述べ、他国からの「無責任」な批判と反論
しました。「自国の領土であれば軍を派遣する
ことも兵器を配備することも可能だ」というこ
とです。
中国は南シナ海の人工島の住人を増やして町に
しているようです。当然そうするでしょう。ど
こでもここを中国にしようと考える習性がある
ので、周辺の国が反対すると何とかかんとか理
屈を磨いて、人を増やして中国にしていきま
す。そうすると自ずと覇権を狙うことになりま
す。それに対して、アメリカは空軍のB52を人
工島近くに飛ばし「空の航行の自由」をして、
中国を牽制しています。
シンガポールでは世紀の米朝会談が予定され、
こちらへの関心は歴史的な注目度となっていま
す。北朝鮮の将軍様がどうやってシンガポール
へ到着するのかも注目されています。北朝鮮が
アメリカの言うことをよく聞いていい子になっ
たとしても、自分から崩壊するかもしれないの
ですが、この場合は他国はどうすることもでき
ないでしょう。心配が尽きないので、まずは会
談に次ぐ会談がいいのではないでしょうか。ト
ランプ政権最大の功績になるかもしれません。
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マティス米国防長官、中国の南シナ海軍事化を批判
AFP=時事 6/2(土) 21:43配信
【AFP=時事】米国のジェームズ・マティス(James Mattis)国防長官は2日、中国の南シナ海(South China Sea)における軍事拠点化と高性能ミサイルなどの配備は、近隣諸国を脅迫し抑圧することを目的としたものであるとして、同国を批判した。
マティス長官は、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)で演説。12日に行われる予定のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長の首脳会談を前に、朝鮮半島(Korean Peninsula)の「完全かつ検証可能で不可逆的な」非核化に向けた外交への支援を米軍は継続すると語った。
マティス長官は、中国政府が、人工島や軍事施設などを建設して軍事拠点化を進める南シナ海全域にわたって、対艦および地対空ミサイルや電波妨害装置などを配備していると指摘。
また中国は先月、西沙諸島(パラセル諸島、Paracel Islands)のウッディー島(Woody Island、永興島)に初めて重爆撃機を着陸させた。
マティス長官は「中国の主張とは反対に、そうした兵器システムの配備は、脅迫と抑圧を目的とした軍事利用に直接関連している」と述べ、さらに、習近平(Xi Jinping)国家主席は2015年の訪米時に、南シナ海の諸島を軍事拠点化する意図はないと述べたが、これも守られていないとして同主席を批判した。【翻訳編集】 AFPBB News
マティス米国防長官、中国の南シナ海軍事化を批判
6月2日(土) 21時43分-国際総合(AFP=時事)
中国軍幹部、南シナ海軍事化は「国防のため」 「無責任」な批判に反論
AFP=時事 6/3(日) 8:31配信
【AFP=時事】中国人民解放軍軍事科学院の何雷(He Lei)副院長(中将)は2日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)で、中国による南シナ海(South China Sea)の軍事拠点化は「国防のため」だと述べ、他国からの「無責任」な批判に反論した。
動画:中国空軍の爆撃機が初めて南シナ海の島に着陸
同会議では何氏の発言の数時間前、ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官が、中国による南シナ海の軍事拠点整備や兵器の配備は、近隣諸国への威嚇を目的としていると批判していた。
何氏は、「他国からの無責任な発言は受け入れられない」と強く反論。さらに、中国の行動は「国防」のため、「他国による侵略を防ぐ目的で行われている」と述べ、「自国の領土であれば軍を派遣することも兵器を配備することも可能だ」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News
中国軍幹部、南シナ海軍事化は「国防のため」 「無責任」な批判に反論
6月3日(日) 8時31分- AFP=時事
6月3日(日) 7時35分-国際総合(TBS系(JNN))
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