2016年02月14日
香港書店失踪は「共同声明違反」とイギリス政府
について報告書をまとめた模様です。言うまでもありま
せんが、香港は言論、表現は自由であり、三権は分立し
ています。この根拠は、1984年の中国とイギリスの共同
声明にあります。イギリス政府はこの共同声明に違反す
るということです。
つい最近、イギリスと中国は大規模な経済関係が合意し
たのですが、この問題は黙って見ているわけにいかない
と判断したのでしょう。欧州議会は失踪者の即時解放を
中国へ要求しました。
香港政庁はイギリス政府の立場をとるようですが、この
失踪の件と関係あるのかどうかはっきりしないのですが、
香港の繁華街では、暴動気味のデモが発生しました。
中国政府外交部は、「強烈な不満、イギリスは内政干渉
するな」ということです。現在ではこの件が今後どうな
るのか予測がつきません。
現在のヨーロッパは、ロシアの武力に脅威を感じ、中東
からの難民の対策に苦慮しているのですが、これから捏
造大国として中国への警戒感が広まるかもしれません。
香港書店失踪事件 英国外務省「共同声明違反」と指摘「本人の意思に反して中国本土に移送」
産経新聞 2月13日(土)0時38分配信
【上海=河崎真澄】香港の公共放送、RTHK(電子版)は12日、中国共産党政権を批判する「禁書」を扱う香港の書店関係者の身柄が相次ぎ中国本土に移された問題で、
英国外務省が、「正当な法的手続きなしに(英国籍の李波氏らが)本人の意思に反して中国本土に移送されたことは、中英共同声明の重大違反で『一国二制度』の原則にも反する」との報告書をまとめたと報じた。
共同声明は香港返還の基本原則を定めた1984年に出された。今回の報告書は中国当局に対し正式に通知するものとみられる。
一方、香港政府も同日、英国の報告書を事実上、追認する声明を発表した。
英政府が香港政府と共同歩調をとることになれば、今回の事件は今後、中国当局の動きをめぐる重大な外交問題に発展する懸念がある。
事件では行方不明となった李氏ら書店関係者5人全員が中国本土にいることが明らかになっている。中国当局はこのうち4人の拘束を認め、李氏も「当局の捜査に協力している」との書簡を香港政府に示した。★
香港書店失踪事件 英国外務省「共同声明違反」と指摘「本人の意思に反して中国本土に移送」
産経新聞 13日(土)0時38分
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英国に「強烈な不満」=中国時事通信 2月12日(金)23時19分配信
【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は12日に発表した談話で、英国政府が香港の書店関係者失踪事件に絡み、中国を批判したことに対し、「強烈な不満」と「断固たる反対」を表明した。
洪副局長は「香港(問題)は中国の内政だ」と強調し、英国に干渉しないよう訴えた。★
時事通信 12日(金)23時19分
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旧正月の香港モンコックで暴動発生 54人逮捕100人ほどの警察官が負傷する騒動に
Global News Asia 11日(木)9時0分
中国の資本流出が止まらない…1年間で1兆ドル!ソロス発言でさらに加速か?
産経新聞 10日(水)11時5分
ロイター 5日(金)17時53分
時事通信 5日(金)6時37分
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