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2024年11月03日

エクソソーム実用化【トピックス2020/11/16初回-2024/11/03改定】

こんにちはコウジです。 「エクソソーム実用化」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。


2020/11/16の日経新聞記事より 科学関連の情報をお届けします。 細胞間に宅配網があり、 ガン治療に活用が期待されています。






細胞間の配送を担う物質はエクソソームという 直径百ナノメートルの微小カプセルです。 血液に乗ってがん細胞に向かい、 到達すると運搬物を取り出します。 血液中で変質する物質の運搬に有効です。 SF作品の「ミクロの決死隊」みたいですね。 ウィルスに体がやられた際に仲間の応援が届くのです。 例えば、がん細胞に対して対抗物質を届けるのです。 卵巣がんに対して動物実験で成果を収めています。




1980年代にエクソソームは細胞の 老廃物を運ぶゴミ袋みたいな物だと 思われてきましたが、2000年代になると 細胞同士の情報伝達に不可欠な物質を 運搬していると知られてきたようです。





東京医科大学のグループは牛乳が含むエクソソームで研究をしています。 入手が容易な牛乳がもつエクソソームで抗がん作用のある 核酸医薬を詰める実験に成功しています。  




  以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点には適時、 返信・改定をします。   nowkouji226@gmail.com 2020/11/16_初回投稿 2024/11/03_原稿改定







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2024年11月02日

トピック_スペースX、実用段階へ【初稿投稿2020年の記事改定】

こんにちはコウジです。
「スペースX」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。


 

今や、SpaceXは、いくつかのロケットのほか、
宇宙船ドラゴンや衛星スターリンク
衛星インターネットアクセスを提供)
を開発している。(Wikipedia)そんな時代。


2020/11/17の日経新聞からトピックスをお伝えします。
米スペースX社の運用する1号機が
15日に打ち上げに成功しました。


日本人宇宙飛行士の野口さんを乗せて
フロリダ州ケネディ宇宙センターから
飛び立ちました。

登場したロケットの名は「クールドラゴン」です。
このロケットはアメリカの実業家イーロン・マスク氏
が設立したスペースXがアメリカ航空宇宙局(NASA)
の支援を受け開発しました。有人輸送の主体を
NASAから民間に移す試みはオバマ政権から始まっていて
コストのかかるスペースシャトルからソビエト製のソユーズ、
そして今回のクールドラゴンへと続きます。

バイデン氏は15日のツイッターで「全ての米国人と日本人と共に
宇宙飛行士の成功を祈る」とコメントしています。
そしていま、2024年にはマスク氏はトランプ氏を応援してます。


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2020/11/17_初回投稿
2024/11/02‗改訂投稿


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2024年11月01日

本ブログの位置づけ確認と今後の方向性【2024/11/1時点での方針】

私コウジは他ブログでAI関連の考察をしていますが
大変面白く有益であると感じています。

https://www.dirac226.com/

そのブログでは「未来」を意識して今後の社会での
注目技術を掘り下げていこうという意義を感じています。

また、私自身もPythonという新しい言語の優秀さ(使いやすさ)
を実感しながら楽しく作業しています。

反して、本ブログ: nowkouji226.com は積み重ねた
「過去」の物理学の成果を見直すことで各人の理解を深め
意識を高めていきたいという目的があります。

具体的には1年ごとに新しい学者を7名ずつ取りあげて
意義を考え
その間に過去記事を考え直す作業が有益です。
その中で、気になった時代、学者さんは
何度も関連文献を読んで繰り返し考察します。
記載内容を確認します。

以上、
こうした方針で考察を続けますので
今後とも宜しくお願い致します。                       コウジ


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2024/07/31‗初稿投稿
2024/11/01‗改訂投稿


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2024年10月31日

【Topic】長瀬産業が東北大と巨大顕微鏡ナノテラスを運用に参画_10/31稿

こんにちはコウジです。
「ナノテラス」の原稿を改訂します。

今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。

亜光速で電子を加速


先ず、本記事は科学技術の進展に伴う産業でのトピックです。商社が巨大加速器を使い開発製造機能を強化する異色の取り組みでもあります。日経新聞の2024年9月の記事をきっかけとして記述していきます。


第二次大戦以降にサイクロトロンの技術は進化し、人工元素の生成や素粒子の反応過程の研究で活用されてきました。本記事で注目しているのは2024年4月から仙台で稼働している巨大顕微鏡といえる「ナノテラス」です。


ナノテラスは一周350mの円形装置の中で電子を加速します。単純な高校生レベルの理解でも、速度をもった価電子が磁場の力で加速していく様子が想像できるでしょう。ナノテラスの加速部では亜光速(ほぼ光速度)の電子の束が運動します。更に磁場で振動させることで「非常に強い放射光」が放出されるのです。


(技術詳細は後日補足します。)



メーカー商社の戦略


化学商社大手の長瀬産業がナノテラスに資金を投入して新素材の開発を進めます。(一口)5千万円の加入金を投じて研究を開始しました。メーカー商社(どっちやねんw)として開発製造に挑みます!!一口の加入金で10年間利用します。
【長瀬産業は「メーカー商社」を自称していますが登記上は「卸売業」です。】


巨額の加入金を支払っている長瀬産業は優先的にナノテラスを使う立場にあります。それにせよ巨額の開発投資です。商社なのに凄い、と思います。



構造の変化を動画で


ナノテラスの大きな特徴は連続した変化として現象を把握できる点です。画像を使って連続した現象を見れます。モノが壊れていく過程、物が剥離していく過程を原子サイズの大きさ(レベル)で観察できます。


一例として粉ミルクを圧縮成型する過程では急激に「力をかけにくくなる」変曲点が存在します。その時の個々の粒子の変形状態は今までは可視化出来ませんでした。


また、2ナノのサイズで開発が進む次世代半導体の世界でも活等出来ると期待されています。配線に対しての樹脂コーディング過程をチェックできます。防湿・防塵・耐薬といった特性を維持するためのコーディングをチェックする事で高精度の計測を完成させています。(詳細は特許に関わるので非公開のようです)


ナノテラスは国内で他に類を見ない制度で精度よく短時間で減少を観察できる放射光施設です。 



需要ありきの市場参入


今回の長瀬産業の研究参画では大きな特徴があります。それは売り上げの大半を商社機能で稼いでいく長瀬産業ならではの販売戦略です。グループ外企業との共同研究でのノウハウ・技術が蓄積されると同時に、長瀬産業が販売の中で得ている市場の製品ニーズを長瀬産業が結びつけて開発を進めていけるのです。


いわば「需要ありきのマーケットイン」が出来る事です。すでに顧客との会話の中で利用をしていきたいというニーズが多々あり利用計画が立てられないほどだそうです。




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2024/10/31‗初稿投稿


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2024年10月30日

【トピックス】語学関係の習得に関してと、物理学会での英語コミュニケーションについて_10/30改訂

こんにちはコウジです。
「語学関係の習得」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。


こんにちはコウジです。「語学関係」の原稿を改定します。投稿作業としては関連リンク、内部リンクの改定、個別の人物の追加をしています。今後もご覧下さい。また、ブログ宣伝でツイッター使います。
2022/7/11(日)朝の時点でフォロワーは合計【11691】でした。半年後の2/9と7/3の時点で‗
@SyvEgTqxNDfLBX‗3385⇒3575‗Aev2Fz71Tr4x7b1k‗2717⇒3131
‗BBLLpQ8kta98RLO9‗2543⇒5477‗CKazenoKouji‗3422⇒6564
なので合計‗6102+5965=【12067@2/9】⇒6706+12041【19747@2023/7/3】
⇒BLLpQ8kta98RLO9【8700@2024/10/30】


作業としてフォロワー増は暢気に続けます。
それよりも紹介の内容を吟味します。【以下原稿です】



英語にこだわっていた理由


このサイトでは第二外国語として


英語にこだわり、対応英訳を入れていました。


理由は明快で、日本における学術論文は英語で書き、


大学によっては物理のディスカッションも英語で行うからです。


歴史的に英語で記載するやり方が主流です。


私の英語は粗雑ですが何かを相手に伝えたいと


話し続けていることが大事なのです。そして内容修正。 


むろん、学術論文では不要な修辞語やあいさつ文は不要です。


その意味で学術論文は


英語学習の中でも特殊な文章といえるでしょう。



フランス語やドイツ語の魅力


一方で、医学ではドイツ語がつかわれ、古いお医者様は


ドイツ語でカルテを書いていました。関連機器メーカーも


ドイツ系のメーカーが強かった時代もありました。


私のブログの中での登場人物は多国にわたり、必ずしも英語で


議論をしていたか疑問に思える人々が多いです。


アルキメデス・ソクラテスの時代の人々は現地の言葉で話していて


英語で物事を考える土壌はなかったと思えます。


そこで、そんな国も人々のご紹介の際には英語の習得


に関するご紹介は意識して除いていこうと思います。


一方で文末につけている対応英訳は英語圏で


議論をする人が参照できるように残します。


別の考え方をすれば、ドイツ語やフランス語を習得できる


アフリエイトプログラムがあるといいですね。





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以下アドレスまでお願いします。
最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
適時、改定をします。


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2022/02/09_初版投稿
2024/10/30‗原稿改訂


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2024年10月29日

【Topics】Indexされない実例|10/29改訂‗本サイトで2022年度からは問題とらえてます

「Indexされない実例」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。



本稿はメモです(Noindexは問題です)



明文化できていなかった問題


以前から気になっていて明文化できていなかった問題です。


Googleサーチ・コンソールに対して検索リクエストをした際に


「URL が Google に登録されていません」というメッセージが出て


その後、数か月後にリクエストをしてもやはり同じメッセージ


が出てしまう問題です。私は2020年10月ごろから当サイトを運営していて


ドメインパワーも、そこそこ上がってきているので、今の私が


リクエストを受け付けてもらえないのなら、


最近ブログを立ち上げた人たちは尚更、
この問題に問題を感じている
のではないかと予想されます。


そんな関心からの記録です。


問題は文字数でしょうか。話題なのでしょうか。



具体的なIndexされないページの例


以下に当該メッセージの出た例を記載していき、


何か共通点・法則性が出てきたら纏め直して対応案を作ります。


オレンジに色を変えた部分は改善が出来ています。


ただ、結果的に「インデックスされている」という意味で問題解決


しているだけで「何が悪くてインデックスされないか」という


問題の本質が解決できていません。



デモクリトス・2022/3/22にGoogleへ再依頼⇒4/30にOK
コペルニクス・2022/4/30にGoogleへ再依頼⇒10/15にOK
デカルト・2022/10/15にGoogleへ再依頼⇒10/15にOK
アイザック・バロー・2022/04/01にGoogleへ再依頼⇒10/18にOK
ベルヌーィ・2022/04/06にGoogleへ再依頼⇒10/24にOK

エルステッド・2022/4/19にGoogleへ再依頼⇒11/15にOK
フーコー・2022/4/30にGoogleへ再依頼⇒11/18にOK
メイデンホール・2022/5/10にGoogleへ再依頼⇒11/28にOK
マイケルソン・2022/5/16にGoogleへ再依頼⇒12/3にOK
テスラ・2022/5/21にGoogkeへ再依頼⇒12/8にOK
長岡半太郎・2022/02/24にGoogleへ再依頼⇒5/28にOK
ヒルベルト・2022/06/06にGoogleへ初申請⇒12/14にOK
中村清二・2022/06/01にGoogleへ再依頼⇒12/21にOK

M・ボルン・2022/03/10にGoogleへ再依頼⇒6/10にOK
ピカール・2022/06/12にGoogleへ再依頼⇒’23/1/8にOK
フォン・ノイマン・2022/04/02にGoogleへ再依頼⇒7/3にOK
H.A.ベーテ・2022/7/6にGoogleへ再依頼⇒1/31にOK
エドワード・テラー・2022/7/8にGoogleへ再依頼⇒2/2にOK
ランダウ・2022/7/9にGoogleへ再依頼⇒2/3にOK
竹内均・2022/7/20にGoogleへ再依頼⇒2/14にOK
ムツゴロウ・2022/03/03にGoogleへ再依頼⇒8/5にOK
益川敏英・2022/04/24にGoogleへ再依頼⇒8/8にOK
ホーキング・2022/4/25にGoogleへ再依頼⇒8/9にOK


Indexされない問題の要因と今後の対策


結論として
「インデックスされなくても半年くらいで大丈夫」
です。断言します。


今回のIndexされない問題は、数年来今話題になっている


「Google側のアルゴリズム対応」


が主因であると思われます。AIの活用や情報習得様式が


大きく変化しているなかで、グーグルが対応に追われて、


個々のインデックスの優先順をつけて処理しているだけ、と言えます。


 

もっと言えば(Coolに考えたら)グーグルは昔と変わらないけれども


ネット社会が変わってきていて我々リクエストする側が


問題であると考えるようになってきているとも言えます。


定量的な指標として、検索リクエストしてから検索表示されるまでの時間


が明らかに定量化できる数字で、皆さんは昨今、その数字を問題視します。


私の感覚では「大まかに半年くらい待てば流石にインデックスされる」


と期待できると言えます。(上記実績から、そう判断)


 

状況としては直ぐに変わらないと思えるのでGoogleを超えた所で


X(旧ツイッター)での議題とするとか、


自分のブログから発信する仕組みを作るとかしていきたい


と考えています。


 


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以上、間違いやご意見があれば
以下アドレスまでお願いします。
問題点に対しては適時、
改定・訂正を致します。


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2024年10月27日

【トピックス】記事の相互リンクに対して_10/27改訂‗|人のつながりの大事さを伝えます

こんにちはコウジです。
「記事の相互リンク」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。


本記事はブログを運営する上で記載するべき事柄の整理です。
ご関心のない方は読み飛ばしていただいて結構ですが、
ご意見やご要望を頂けたら幸いです。


さて本題。
ブログ内リンクは時代別の物理学者ご紹介を中心に考えます。


自分が研究をしていた時代の原体験を大事にして
夫々の物理学者の足跡を考えていきます。
私だったらどう考えるのだろう?といった風に考えるのではなく
出来るだけ客観的に業績をご紹介する事を目指します。


ただし、読者諸氏が前向きになれる言葉は盛り込みます。
考え方の強制は絶対にしたくありません。


夫々の人物を起点に関連人物へリンクを貼っていく計画です。


アインシュタインのようなタイプの学者でも、
ローレンツやエレンファストと影響を与えあいます。
また、マッハ哲学の影響もご紹介していきたいのです。
そして従軍中のシュヴァルツシルトの論文を世に送り、
評価されていなかったド・ブロイを絶賛したのです。
実のところ、アインシュタインは多くの人と繋がっていて
前向きに物理を押し進めています。
そんな面をご紹介して生きたと思います。


また、引用に対してですが、私は今まで
引用は知財を乱用する気がして控えていました。
今の私の考えでは
「出典もとを明らかにしていたら引用は問題ない」
と考えています。


それだから、例えば書評の形で
(記事を描き上げた後に)その本への引用の形で
リンクをつければブログの読者にも関心が繋がり
本の著者にも有益だと思えてきたのです。


そして、文章の最後に時代別や舞台別の関心を記載して
夫々の物理学者たちの関心・立ち位置を考え直していきます。
読者諸氏もぜひ、それぞれの国での
つながりを考え直して欲しいです。
改めて考え直してください。
そうした方針で私は考えています。




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3/26・日本関係のリンク更新
3/27・フランス関係のリンク更新
3/28・Indexされな記事に対して更新
3/29・舞台別のご紹介の更新
3/30・ひも理論と現代の理解
3/31・時代順のご紹介更新

2024年10月26日

【トピック】日本での原爆開発と仁科博士10/26改訂

こんにちはコウジです。
「日本での原爆開発」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
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2022/7/31(日)の日経新聞よりトピックをお届けいたします。


太平洋戦争中に旧陸軍がすすめていた


原爆開発「二号計画」です。


計画主導者は当時の理化学研究所の仁科博士。


仁科博士の原稿でも触れていますが、


計画遂行のためにサイクロトロンを作り上げましたが、


終戦直後に米軍によって廃棄されています。


仁科博士を「計画の主導者」と表現しましたが


同氏の資料館の資料によると1938年から1947年


にかけてやりとりした手紙のカーボンコピーが同氏の


考え方の移り変わりを伝えていると言われています。



具体的には陸軍に基礎研究を進める資金を求めていく仁科氏が


現在の価格で言うと500万円程度の資金を得て


「核分裂エネルギーの研究」に対して予算を得ていきます。


当時は卓上の理論であった核分裂エネルギーの爆弾への利用が


具体的に進められていくのです。仁科博士の意識としても


「戦時欠くべからざる研究を重点的に推進」という


表現に代わってきています。@お国の為に


何処まで滅私奉公していくかという考えと、


A若い人を兵隊さんとして戦場に送らない為の基礎研究


の間で非常な葛藤があったようにも見えます。


そしてなにより、


戦後になって日本物理学会が核兵器に対して


明確に廃絶のスタンスを貫いていった事実こそ、


仁科氏が弟子に残していった「意志」であると


編集者の青木さんは綴っています。


仁科博士は毅然とスタイルを貫いた先人でした。




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2024年10月25日

【Topics】量子コンピューターの原理における回路量子電磁力学10/25改訂(特に超伝導共振器)

こんにちはコウジです。
「回路量子電磁力学」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
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そして沢山情報が伝わるように努めます。




理研の中村泰信さんの論文から


最近、中村さんに大変注目していて、そこから話を始めます。

特に最近稼働を始めた量子コンピューターを勉強している中で

私が今まで分かりづらかった情報読み出し機構について

明快に2021年の論文で解説をしています。


ジョセフソン接合


ユーチューブで公開されていますが、
理化学研究所導入の量子コンピュータでは
「100nm~200nmのジョセフソン接合」
を使い量子ビットの回路を作り上げています。


ジョセフソン接合は具体的に超伝導体(例えばAL)
で絶縁体(例えばAL2O3)を挟みます。これを使い
従来型の回路であるLC共鳴回路を発展させていく
事が出来ます。いわば超電導状態で働くLC回路です。
【以下、応用物理‐第90巻より引用(太字部)】


超伝導体と超伝導体の間のトンネル接合であるジョセフソン
接合の寄与により,強い非線形性を導入することができる.
ジョセフソン接合は回路上で非線形なインダクタンス
として振
る舞う.



理化学研究所で導入している量子コンピュータを始めとして
世界中で今開発されているほとんど全ての量子コンピュータ
では回路量子電磁力学の考え方に基づき設計され、
コプレーナ型伝送線路、ミアンダの回路、超電導共振器
といった各種アイディアを応用しています。


超伝導共振器を使うアイディア


【以下、応用物理‐第90巻より引用(太字部)】

量子情報を非調和的な量子ビット回路に蓄えるのではなく,
超伝導共振器に蓄えようという アプローチである.
後者の利点として,ジョセフソン接合を必 要としないため,
電磁場モードが空間中に広がり表面・界面 欠陥の影響を
受けにくい 3 次元的な空洞共振器を用いるなどして,
量子ビットと比べて高い Q 値(=ω/k)すなわち長いコヒーレンス時間
を実現することが容易であることが挙げられる.加えて,
共振器中のデコヒーレンスは光子の損失によるエネルギー緩和
が支配的で位相緩和がほぼ無視できること,また調和振動子特有の
等間隔に並んだ多数のエネルギー準位によって形成される大きな
状態空間を用いた量子誤り訂正符号を実装可能 であることも利点である.

₍中略)
量子ビット状態の非破壊射影読み出し機構として,
こ の回路量子電磁力学のアイデアが使われている.すなわち,
量子ビットにそれとΔだけ離調した読み出し用共振器を結合させ,
量子ビットの状態に応じた読み出し用共振器の共鳴周波 数シフト
(分散シフト〜(g^2) /Δ)を,読み出し用マイクロ波パルスの受ける
反射位相の変化として検出することによる


また、もともとの考えは

A. Wallraff, D.I. Schuster, A. Blais, L. Frunzio,

J. Majer, M.H. Devoret, S.M. Girvin, and R.J. Schoelkopf

等によって Phys. Rev. Lett. 95, 060501 (2005).にて議論

されていた内容です。中村氏がSQUIDなどと合わせて

全体像を解説してくれている中で紹介されています。


コヒーレンス時間は長いほど良くて、計算量の増加につながり

より複雑なアルゴリズムに対応した計算機を可能にします。


現状での課題は高速化(〜100 ns)
・高忠
実度化(>99 %)・周波数多重化(〜10ビット)。
(論文中引用55へ,論文中引用56へ).


また、関心のある表現として
「波長オーダで空間的に分布した相互作用が存在する場合」

を考えています。すなわち、波長オーダーをもった波動関数
が存在し、それが巨大原子として存在するのです。
「光と相互作用する超電導回路内での」作用です。


私はこの考えに教えられ、今まで見てきたユーチューブなどでの

量子コンピュータ基盤のパターンが納得出来るようになりました。
共振側の回路でのコヒーレント時間が確保できれば
実用上、量子コンピューターの計算が進められます。

コヒーレンス時間とは量子コンピュータを考えるうえで

非常に大事な概念で、量子的に考察した時の性能指標

と言えます。それはおおよそ0.1ナノ秒程度の

時間を目安に考えて下さい。この時間が

量子コンピュータでの計算では重要となります。

また
コヒーレント時間を私は

「(電源ではなく)情報に対するトランスミッター」といった
イメージで超伝導共振器を考えています。
超伝導共振器に情報を蓄えるのです。


共振を始めた時点で古典力学的な振り子運動がイメージ出来て
離散的な2準位系で|0>|1>という2つの状態(ケット)
が共振していくのです。重ねあわされた量子ビットの完成です。


また時間を作り、

量子コンピューターについて更に考えてみる積りですが、

こうした明快な論文を出来るだけ見つけていきたいです。

時は金なり。ありがたい時間です。


他、参考論文:
東京理科大・柳 英明「ナノテクノロジー分野別バーチャルラボ 」



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2024年10月24日

【TOPIC】これまでの高温超伝導体は乱れていたことが判明しました10/22改訂(モット絶縁体相極近傍での現象)

「高温超伝導体と乱れ」の原稿を改訂します。


今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
また、細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。
(以下原稿です)



発見のメンバー


東京大学 物性研の黒川 氏、近藤 師、
+東京理科大の磯野氏、常盤師

の研究グループが今回の発表での主要メンバーです。
長年の常識と違う角度で「問題を深堀していこう」
という研究成果となります。


柏にある物性研究所で思いついたのですが、
理科大は野田にキャンパスがありますね。

今回の発表とは全く関係ありませんが、近い!!
偶然でしょうが。


そういえば本郷と後楽園も近い!!
偶然でしょうが。

そうして考えていくと御茶ノ水女子大も
将来的に絡んできそうですね。

どうでも良いですが。。。



発見の意義


さて、今回の発表での対象となる物質は
「銅酸化物」です。

酸化銅に微量のイットリウムや
ビスマス系の化合物を加えて

結晶構造が特徴的となる点に
「現象の理由」があるのではないか

と個人的に考えていました。


なにより転移温度が比較的高い高温超伝導体の
メカニズムが
数十年来の実験の
焦点となっていたと思われます。

どうして転移温度が高温(それでも氷点下です)
となるのか

メカニズムが説明できていませんでした。


超電導現象自体はBCS理論を使って理路整然と
説明が出来ていて転移温度が説明できて
ボーズ凝縮とのクロスオーバーが論じられます。


所が「ゆらぎ」に関する理論は明快に
取り入れられていなかった

と言えるのではないでしょうか。



発見のポイント


注目すべきは銅酸化物高温超伝導体におけるモット絶縁体相の極近傍での現象です。


東大物性研のホームページによると
【以下、太字部が引用】

電荷が微少かつ均一に分布する乱れの無い
極めて綺麗な結晶面を見出し、
その電荷の振る舞いを解明した。


モット絶縁体に注入される電荷が限りなく微少
であっても長寿命の粒子が生成され、自由に動き回れる


本来キャリアが無い状態で反強磁性モット絶縁体である
銅酸化物高温超電導体においてCuO2面の状態を
「均一(なめらか)」

にしていく事でエネルギーギャップの問題を解決して
電荷が自由に動き回れる」状態を実現しています。



今後の展開


今回の発表の意義は
「銅酸化物高温超伝導体での電子相図を
綺麗にしていく事」だと言えます。


今までの電子相関図が「乱れたも」もの
だと考えなおすことで
問題を
解決していこうという試みです。
実際に今まで蓄積された

知見の数々を実証していく事で研究が
進んでいく事が期待されます。




以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
問題点に対しては
適時、返信・改定をします。


nowkouji226@gmail.com


2023/07/15_初稿投稿
2024/10/22_改訂投稿


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