【1878年11月28日生まれ ~ 1935年12月31日没】
寺田寅彦について
寺田寅彦は物理学者にして俳人です。
文筆家としては牛頓の名を名乗っていたり。
牛頓と書いてニュートンと読ませてました。
熊本の高校で英語教師として赴任していた
夏目漱石と出会います。後に文学に関わる
のはこの出会い大きかったといわれています。
贅沢な人生ですね。夏目漱石の作品
「吾輩は猫である」の中では寒月君として
登場する人物のモデルとなっていて
作品を通じて御人柄に触れた人も多いのでは
ないでしょうか。
因みに、
2021年春の時点で日経新聞で進んでいる連載小説では、その様子が描かれているようです。何時も斜め読みしていますが、寒月さんは淡々と話を進める人で、そのお人柄が伝わってきます。当時の時代背景や文人達との交流が感じられて面白いです。
寺田寅彦と研究について
研究の点でも時代の枠にとらわれない視点を持ち実績を残しています。その中でも評価が高い
研究業績はラウエの業績に刺激を受けた研究で
「X線の結晶透過」についての業績です。先進的な結晶解析に関して考察ををしてます。そして、
1913年に「X線と結晶」をNatureに発表してます。
寺田寅彦の研究人生をふりかえると、
田中舘愛橘に教えを受け、
原子の長岡モデルを提唱した長岡半太郎に
教えを受けて、学生結婚をして、
その奥様に早く先立たれ、
東京帝国大理科大学で教鞭をとった後に
ベルリン大学で地球物理学を研究し、
理化学研究所、 東京帝大地震研究所
で研究を続けました。
57歳で亡くなられています。
〆最後に〆
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問題点に対しては適時、
返信・改定をします。
nowkouji226@gmail.com
2020/09/09_初稿投稿
2021/07/23_改訂投稿
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