2017年05月26日
WEB 上の マッチングサイトに 注意信号
写真 雨上がりの我が家のツツジと 香木?
悪質業者が横行 手軽で格安“マッチングサイト”の落とし穴
日刊ゲンダイDIGITAL 2017年5月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/206013
コスパのよさは魅力だが…(C)日刊ゲンダイ
マッチングサイトが花盛りだ。
マッチングといっても男女の出会いだけじゃない。ベビーシッターや家事代行、家庭教師をはじめ、最近は、出張撮影してくれるカメラマンの紹介も人気なんだとか。
家族や恋人の記念日にスマホで撮るのは味気ない。かといって、写真館では大袈裟すぎるし、お金もかかる。
「たとえば結婚式で、ブライダル業者を通じてカメラマンを頼むと、仲介手数料などを含めて10万円、20万円かかるケースもあります。一方、出張撮影のマッチングサイトでカメラマンを探せば、その10分の1ほどの料金で済みます。要するに、ちょっとした記念日なんかに、“SNS映え”するカッコイイ写真を、手軽に、割安で撮ってもらえるというわけです。コスパのよさもウケているようですね」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
手軽で割安というのはベビーシッターや家事代行、家庭教師、カメラマンの出張撮影に加え、英会話、イラストレーターなどのマッチングサイトも同じだ。が、安かろう悪かろうではシャレにならない。
■当事者間でトラブルが起きても……
国民生活センターには、こんな相談が寄せられたという。3歳の息子の世話を頼もうと、ベビーシッターのマッチングサイトに登録しようとしたところ、クレジットカード情報や免許証の画像などを送るように求められ、提出した。ところが「審査が通らなかった」と登録できずじまい。
ほかにも、クレジットカードのセキュリティーコードや、保険証に加え、なぜか電気料金の領収書の画像の提出まで求めるサイトもあったという。
「個人情報を集めて悪用するために、マッチングサイトを“エサ”にしている危険性もある。登録前から根掘り葉掘り個人情報を聞いてくるサイトは要注意です。そもそもマッチングサイトはベンチャーが多くて、悪質かどうかを見抜くのは難しい。大企業が出資しているサイトは、安心のひとつの目安になります。サイト運営者は、あくまでマッチングの場を提供しているだけで、当事者間でトラブルが起きても原則、責任を負いません。逆に、トラブルが起きたときの対処についてサイト上できちんと説明している運営者は、良心的といえなくもない」(前出の岩波拓哉氏)
こちらが疑問をぶつけたとき、きちんと答えてくれるかどうかも判断材料になる。手軽で割安だからと、すぐに飛びついてはいけない。 以上日刊ゲンダイ。
タグ:マッチングサイト
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