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2018年04月04日

Eテレでシスター 鈴木秀子さんの癒しを見た その姿は「神様からの使い」でした

それは、3月30日(金)夜のことでした。その日何時もの仕事場では年度末で、事務所内の配置換えや書類の整理などで、ごった返しておりその音が私にまで届くのでした。

何時もだと、静かすぎる位の環境ですから、私は一人で遠慮なく好きなことをして過ごせる時間なのです。体は時間に縛られてその場所に居るのですが、居ればいいので何時もの私の読書タイムになっていたのです。

今日・・・・読書は無理かな・・・・・。それでは、と。何気なくTVを見ることにしました。だが、番組表を見ても見たいと思う番組が無いのです。こういう時私はEテレを見ることがありました。

で、見ると何方か分からないが、女性が話をしていました。取材にお答えしているような感じなのです。第一印象は、お話のしかたが、普通の方の話し方と明らかに違うのでした。

(これは私の主観ですから気にしないでください・私はそう感じたというだけです)

語尾までハッキリとお話しするのです。私は初めてです。強弱を故意につけているのではないのです。それでいて心地よく聞こえてくるのです。

カトリックのシスターで「鈴木秀子」さんという方と分かりました。
『私は虫眼鏡、生きる力を注ぎこむことができる。病気でイタイイタイと言っている方に、病気が治るようにとは祈りません。病気になったことが、その人に必要なことかもしれないので、私はこの人が生きて行けるようにと祈る』

とお話ししていました。私は、五井昌久氏の著書を幾つか読んできました。アア五井先生に似ている・イヤ同じだ・・・。五井先生の祈りにでは天命がまっとう出来ますようにという言葉になります。同じですね。不幸や病気は現れるものはどうしても現れます。ただし、それは現れて消えるための事だから、こちらで追いかけない・執着しなとなれしば消えてしまうのです。だが、これを普通の方に「しなさい」と言ったってできるわけがありません。そこで、祈りが必要になるのです。そう説いています。

祈りとは、自分勝手な望みを唱えることではありません。天地の間に決まりごとがあります。それは別名真理とも言われますね。その法に乗った祈りが神に通じる祈りです。

シスターは、幸せになるヒントとして、聖なるあきらめ・真理を受け入れる事。人間が心を楽にすると、別の道が開けます。と説きました。そして、寝る前に3つ感謝する。何でもいい。ご飯が食べれる。風雨がしのげるなどです。

場面は介護施設の場面になりました。職員の方がシスターこの方をお願いします。と1人の老女のところに案内しました。真っ直ぐな姿勢でベットに寝ていません、苦しそうな顔でしかも手を強く握りしめたままです。こんな力を入れていてはとても寝るどころではないことは、私にも分かりました。

シスターは「私は相手の呼吸に合わせて祈ります」そう言うと、老女が硬く握りしめている手に、ご自分の手を伸ばします。

始めは手が開きません・・・・
「この方の心に葛藤がある。何故か」
「孫を背負っていて転んだ。それを悔やんでいる」

「お孫さんは大丈夫ですよ、心配しないでいいですよ」(事実元気です)

すると、手はたちまち柔らかくなって開きました。顔の表情もまるで違っておだやかな顔に変わっているのでした。
つづく。



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