2017年10月26日
選挙 NO-30 その後
日本経済新聞 電子版
衆院選後初の両院議員懇談会であいさつする希望の党の小池代表(25日午後、衆院第1議員会館)
豊洲・五輪… 帰国の小池氏、都政の課題多く
2017/10/25 20:00日本経済新聞 電子版
衆院選の投開票から3日。出張先のパリから帰国した希望の党の小池百合子代表(東京都知事)を迎えたのは惨敗の責任を問う所属議員の厳しい声だった。都政では築地市場の豊洲移転や東京五輪・パラリンピックなど難題が控える。「都政にまい進したい」。切り替えを図る小池氏だが、都議会には距離を置く動きがあり、国政での失速は都政にも影を落としている。
「選挙結果は非常に厳しいものがあった。都政に不安はない。これまで以上にしっかりと取り組んでいきたい」。25日朝の成田空港。パリでの国際会議出席などから帰国した小池氏は、記者団に都政運営への意欲を改めて示した。
知事選、都議選で圧勝した小池氏。この日は空港から直接都庁に向かうと、1時間程度、部下から不在時の報告を受けていた。ある都幹部は「国政での敗北が、市場移転や五輪にどう影響するか分からない」と漏らした。
この日、両院議員懇談会後、党代表と知事という「二足のわらじ」を続けることを表明した小池氏。公務と政務の両立に自信を示す中、当面、小池氏を待ち受ける都政最大の課題は築地市場の豊洲移転だ。
「新市場の安心安全は放置されたまま。築地にも6月に1度来ただけ」。築地市場の仲卸の男性社長(48)は、市場移転が道半ばの国政進出に不満をもらす。
小池知事は昨年8月の就任後、築地市場の豊洲移転を凍結。今年6月、豊洲に移転したうえで築地の跡地を再開発する方針を表明した。来年9〜10月を目指す移転も業界と調整中。築地の業界団体、築地市場協会の伊藤裕康会長は「移転に向けてこれ以上混乱させることなく、粛々と進めてほしい」とくぎを刺した。
開催まで3年を切った東京五輪の会場は東京だけではなく、埼玉や神奈川、千葉など広域にまたがる。警備や輸送、経費負担など、自治体間の調整は山積している。
埼玉県の担当者は「時間がない中で、都政が混乱すれば、今後の工程策定や人員の配置などを決められない。後に大幅な遅延につながる可能性もある」と懸念する。
一方で、五輪に携わる都幹部は「二足のわらじでも、毎日登庁する小池氏の働きぶりは歴代の知事をはるかにしのぐ」と擁護。「五輪の重要性は一番分かっている。施策が失速することはない」と期待を込めた。以上日経
都庁の役人にも、ゴマスルのおるんだな・・・・。
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タグ:衆院選 後
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