小比賀家住宅(おびかけじゅうたく)は、香川県高松市御厩町にある古民家。国の重要文化財に指定されている。
歴史
小比賀家は甲斐源氏武田氏の末裔と伝えられ、戦国時代末期には武田氏没落に伴って四国に渡り、讃岐室山城(高松市室新町、室山)の城主となった。そして一族がこの地、御厩へ住み始めたのは17世紀初頭の慶長年間である。
江戸時代に入ると村の庄屋を代々勤めるようになり、時には数か村を管轄する大庄屋を勤めることもあった。
文化財
主屋、午門、土蔵、米蔵の4棟が国の重要文化財に指定。土塀(主屋〜午門間)、土塀(屋敷周囲)、屋敷絵図が附(つけたり)指定となっている。
公開状況
常時見学可能なのは午門外観のみで、それより内部は毎月第3日曜にのみ有料開放される。
公開時間:10:00-16:00
入場料:大人300円、子供200円
所在地:〒761-8042 香川県高松市御厩町字落合331番地
見学者用の駐車場は無く、また周辺に案内看板などは設置されていない。
交通アクセス
ことでんバス
御厩・県立総合プール線「御厩」バス停より徒歩5分
JR
予讃線鬼無駅より徒歩26分
高松自動車道
高松西I.C.より車4分(松山・岡山方面専用)
高松檀紙I.C.より車2分(徳島・神戸方面専用)
国道11号高松南バイパス御厩交差点から県道177号円座香西線を北上すぐ。
位置 北緯34度18分33.3秒 東経133度59分22.9秒
類型 民家
形式・構造 木造、寄棟造、茅葺・本瓦葺
敷地面積 約4,400m2
建築年 17世紀前期-19世紀中期
文化財 建物:国の重要文化財
庭園:県の名勝
所在施設・区域 主屋、午門、土蔵、米蔵、日本庭園
2024年06月07日
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