桐生天満宮(きりゅうてんまんぐう)は、群馬県桐生市天神町にある神社(天満宮)。
現在の桐生市街は、桐生天満宮を基点として成立しており、天満宮鳥居前が本町一丁目となっており、桐生市は多くの高校が存在するため、受験シーズンには多くの参拝者が訪れる。また、天満宮の近くに群馬大学工学部や桐生工業高等学校があり、緑の多い静かな環境となっている。
歴史
社伝では景行天皇の時代(71年 – 130年)に天穂日命を祀る神社として創建されたと伝えられ、当初は礒部明神といった。南北朝時代初期に桐生綱元(桐生氏の祖)が現在の所在地に移し、菅原道真を合祀して天満宮となった。江戸時代には徳川家の祈願所となっていた。現在の社殿は1789年に建造されたものである。
文化財
重要文化財(国指定)
天満宮 2棟(建造物) - 2023年(令和5年)9月25日指定。
本殿・幣殿・拝殿 1棟(附 宮殿1基、棟札4枚、絵図1枚、文書1冊)
末社春日社本殿 1棟(附 末社機神神社本殿1棟)
国の重要文化財への指定以前、天満宮社殿は1990年(平成2年)9月25日に群馬県指定重要文化財に指定され、末社春日社は1991年(平成3年)1月8日に桐生市指定重要文化財に指定されていた。
所在地 群馬県桐生市天神町1丁目2番1号
位置 北緯36度25分19.70秒 東経139度20分46.85秒
主祭神 天穂日命
菅原道真公
創建 伝・景行天皇時代
別名 礒部明神
2024年03月14日
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