大元神社(おおもとじんじゃ)は、広島県廿日市市宮島町(厳島)に鎮座する神社で厳島神社の摂社である。
歴史
創建年は不詳。飛鳥時代に創建した厳島神社よりも前に創建されたと伝えられる古社で、厳島神社の旧社と考えられている。その他にも広島県内には広島市安佐南区の大元神社や同市佐伯区の大元神社など、同名の神社が複数存在している。
大元神社の由来については諸説あり、土地の神様を祀った大元の社とする説や、厳島神社を創設した佐伯鞍職を祀っていたと考えられる大伴社が現在の大元神社になったという説がある。
また同じく宮島にある長浜神社とは向かい合うような位置にあり、厳島神社の両翼を成していて、両社とも毎年6月の管絃祭では、船の上での祭事が執り行われている。
現存する建物は、1523年(大永3年)築で国の重要文化財にしていされている。屋根は板葺きで、日本で唯一の「六枚重三段葺き」となっており、本殿内陣の玉殿は1443年(嘉吉3年)の墨書があり、社殿より古いことがわかる。
祭神
国常立尊
大山祇神
大山祇神
保食神
佐伯鞍職
交通
JR「宮島口駅」からJR連絡宮島航路または松大観光船で約10分、宮島桟橋下船し徒歩で約15分。
所在地 広島県廿日市市宮島町10
主祭神 国常立尊
大山祇神
大山祇神
保食神
佐伯鞍職
創建 不詳
例祭 1月20日
2024年03月05日
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