勝興寺(しょうこうじ)は、富山県高岡市伏木古国府にある浄土真宗本願寺派の仏教寺院。山号は雲龍山。本尊は阿弥陀如来。国宝2棟・重要文化財10棟の建造物を含む多くの文化財を有することで知られる。地元の人からは「ふるこはん」の愛称で親しまれている。2015年(平成27年)4月24日、「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡−人、技、心−」の構成文化財として日本遺産に認定される。
本堂 (国宝)
境内
敷地は土塁・空濠で囲まれており、越中の国府跡という伝承がある。境内は東を正面とし、総門、唐門を入った敷地南寄りに大規模な本堂が建ち、北寄りには大広間、書院、台所など寺僧の居住・接客用の建物群が軒を列ねる。近世建立の堂舎群がまとまって残り、近世寺院の景観を残す点に価値が認められる。
建造物は、本堂と唐門の2棟が1988年(昭和63年)に国の重要文化財に指定、総門ほか10棟が1995年(平成7年)に追加指定され、本堂と大広間及び式台の2棟が2022年(令和4年)12月12日に国宝に指定された。
唐門(修復後)
文化財
国宝
勝興寺 2棟(建造物) - 解説は既出。2022年(令和4年)12月12日指定。
本堂
大広間及び式台
大広間及び式台
所在地 富山県高岡市伏木古国府17-1
位置 北緯36度47分32秒 東経137度03分10秒
山号 雲龍山
宗旨 浄土真宗
宗派 本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 1471年(文明3年)
開基 蓮如
別称 ふるこはん
文化財 本堂、大広間及び式台(国宝)
総門、唐門、鼓堂ほか10棟、紙本金地著色洛中洛外図(重要文化財)
2023年09月17日
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