日石寺(にっせきじ)は、富山県中新川郡上市町にある真言密宗大本山の寺院。山号は大岩山(おおいわさん)で、山号から「大岩不動」の通称で知られる。別名・金剛不壊寺。
概要
寺伝では神亀2年(725年)、行基(ぎょうき)の開基と伝える。本尊は大岩壁面に刻まれた、磨崖仏の不動明王像で国の重要文化財に指定されている。岩壁に刻まれた磨崖仏に覆いをかける形で本堂が建造されているため、磨崖仏の保存状態は良い。三重塔と山門は町指定文化財。参道には名物のそうめんを売る店が多く並び、賑わっている。
また、一切衆生の六欲・根本煩悩を断つとされる、6つの龍頭から流れ落ちる六本瀧(ろっぽんだき)は、寒修行の場でもあり、毎年大寒には多くの人が参詣し、滝に打たれている。
「劔岳 点の記」の映画撮影の際には撮影提供を行った。
所在地と交通
大岩山日石寺(大岩不動尊) 富山県中新川郡上市町大岩163
富山地方鉄道上市駅→町営バス大岩行きで20分、終点下車、徒歩1分(1日5便)
北陸自動車道滑川IC 4km(10分)
所在地 富山県中新川郡上市町大岩163
位置 北緯36度39分43.7秒 東経137度23分27.9秒
山号 大岩山
宗旨 真言密宗
寺格 大本山
本尊 不動明王(磨崖仏、重要文化財)
創建年 神亀2年(725年)
開基 行基
正式名 大岩山 日石寺
別称 大岩不動・金剛不壊寺
文化財 大岩日石寺磨崖仏(重要文化財)
2024年05月16日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12553188
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック