粟飯原家住宅(あいはらけじゅうたく)は、徳島県名西郡神山町にある歴史的な建造物。国の重要文化財に指定。
歴史
1351年(慶応2年)に下総国より阿波国に派遣された上山谷の6箇村の大庄屋である粟飯原家の分家である。当時の一般農家が2間取りから3間取りが普通であったのに対し、粟飯原家は6間取りあり、支配階級の民家として貴重なものとされている。
建物は鮎喰川上流左岸の山裾に建っており、屋敷地は広く、前面に石垣が築かれている。建築年代は棟札により1710年(宝永7年)であることがわかる。粟飯原家住宅はこの地方における6間取りの平面をもつ家では最古の民家である。また1976年(昭和51年)5月20日に国の重要文化財に指定された。
交通
JR「徳島駅」より車で約45分。
所在地 徳島県名西郡神山町下分字栗生野125
位置 北緯33度57分55.3秒 東経134度19分33.6秒
形式・構造 寄棟造、鉄板葺、四面庇付、桟瓦葺
建築年 1710年(宝永7年)
文化財 国の重要文化財
2023年01月21日
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