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netadi
来るモノは拒まず、去るモノは追わず。(netadi語録No.5824)

※実はこう見えて旅行好きです。
【海外】 現在53カ国くらい。6大陸制覇。 総合旅行業務取扱管理者試験、合格しました。

【国内】 47都道府県献血ルーム制覇。 現在、JR全線制覇と全国ローカル温泉巡りの旅の途中です。

Twitter : @netadi
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2019年04月15日

MANGA ART HOTEL(漫泊)

今回の宿は激安宿の殿堂・アゴダで見つけたちょっと変わった東京の宿です。




ここからMANGA ART HOTELが最安で予約できます






MANGA ART HOTEL、漫画アートホテル、略してマンパクです。

マンクパじゃなくって良かったです。←


ここは最近出来たっぽい宿で、コンセプトとしては漫画の読めるホテル、ということで、BOOK&BED TOKYOネラレルホステル、あの自分一番大好き激安宿のコミカプと同じようなコンセプトです。

漫画読み放題でベッドに漫画を持ち込んで読める、というのはその筋の人には辛抱たまらんと思います。



ただ...

ここはそれほど漫画の種類が多くないです。(約5000冊です)

一般的な漫画はあまりなくて、厳選された漫画が置かれているとのコトです。

それにドリンクバーやソフトクリームバーなどもなくて、ハウスルールが厳しい(後述)ので、ネットカフェの上位互換というワケではなく、すみ分けがなされています。



外観
IMG_1299.jpg



このビルは神保町(スポーツ用品店が異様に多いエリア)にある雑居ビルで、他のフロアには面白そうなコンセプトの簡易宿泊施設がいろいろ入っているようです。
(看板をみる限り)

最近出来たっぽい複合宿泊施設です。



共用スペース
IMG_1302.jpg



受付&共用スペースは5階にあります。

この宿に宿泊する他2人がチェックインしてたんですが、3人いるとこのスペースは山手線の通勤ラッシュみたいに身動きがほぼ取れません。
(その2人は大きいバックパックを背負っていたので、最初自分、エレベーターから降りるコトすら困難でした...)


そしてチェックイン時に説明を受けたんですが、飲食はこのスペースでのみ可能(ペットボトルの飲料は漫画エリア、ベッドに持ち込み可能)というコトでした。

ここは出入りが激しいし狭いしイスが2つしかないし落ちつかないし、でほぼ利用は不可能かと思われます。

それにこの日、高確率で受付のスタッフがこのエリアに常駐していて、イスが占領されていましたし。

キッチンもないし、本当に漫画を読んでシャワー浴びて寝るだけのユースケースです。


フロアも4階と5階で男女別に分かれているので、カップルで来たら分かれて寝るコトになります。(まあ男女別のゲストハウスなら当然ですが)

男女共通で使える場所はこの狭い共用スペース(※1)だけなので、カップルでここに来て一緒にいたいなら外出するしかありません。

間違っても「漫画、一緒に読もうね!」とか言って期待して来ると絶望を味わうコトになります。


(※1)19時までは特例として男女フロアは行き来自由です。


そう、ここは一般的なゲストハウスというワケではありません。

マンパクです。

それ以上でもそれ以下でもありません。



館内
IMG_1290.jpg



館内は漫画のディスプレーとその間にベッドが配置されているレイアウトとなっています。

コミカプとかBOOK&BED TOKYOと同じような感覚です。


館内
IMG_1291.jpg



漫画は全部新品で、商品という位置づけなので買い上げるコトも出来るそうです。

ていうか、スタバ併設のTSUTAYAのように新品を席に持ってきて読むスタイルと同じなので、チェックイン時に漫画は丁寧に扱うように注意を促されます。

間違っても漫画にドッグイヤーとか付けたらアカンです。



漫画
IMG_1301.jpg



この日はちょっと目についた生活保護をモチーフにした漫画を読みました。

7巻で完結かと思ったら完結してなくて草。



ベッド
IMG_1292.jpg



ベッドは横型で、今回上段でした。

プライベート感はあります。



ベッド
IMG_1294.jpg



既にシーツは敷かれていて、布団カバーも掛けられていたんですが、何故かシーツがもう一枚あって、自分の身体と布団(布団カバー有り)の間にそのシーツをかまして寝てください、とのコトでした。

二重のシーツ運用スタイルで、すごい潔癖症な感じのハウスルールです。



ベッド
IMG_1293.jpg



ベッドの中に金庫型のセキュリティボックスがあります。

暗証番号を打ち込む時に「ピッ!」というやたらデカい音がなるので使いづらいです。(逆にセキュリティ強化になるんでしょうけど...)



ベンチ
IMG_1303.jpg



漫画エリア内にベンチやイスがあるんですが、ここで漫画を読むコトは可能です。

ただここでは飲食は不可能なので、コーラとポテチを食べながら漫画を読んで悦に入るというあのジャンクで至福な時間を過ごそうと思ったらあの狭い共用スペースに行くしかありません。

ポテチを食べながら漫画のページをめくると新品の漫画が汚れるので、スタッフの厳しいチェックが入るかもしれませんが。



トイレ
IMG_1288.jpg



ちょっと小耳に挟んだんですが、このエリアの宿泊施設の申請が厳しいらしくて、トイレの数は厳しくチェックされるらしいです。

というワケなのか何なのか、3つ小便器があるんですが、3人で用を足すのは非常にスリリングなトイレとなっています。



トイレ(小)
IMG_1297.jpg



チープなスリルに身を任せるのもいいかもしれませんが、誰か入ってると後から入って行けないと思います。(何故か内鍵が掛けられますし)



パウダールーム
IMG_1295.jpg


シャワー
IMG_1289.jpg



シャワーは各フロア2つあります。



シャワー
IMG_1296.jpg



新築なので珪藻土マットは綺麗でちゃんと水を吸い込むし、珪藻土マットが2枚置かれているのが好印象でした。






総評・備考


アゴダで予約時に最初1800円だったんですが、予約手続き中に他のユーザーに予約されてしまったので1890円のプランとなってしまいました。

宿泊施設としたらポイントは高いですが、漫画をコンセプトとして考えるとコレジャナイ感が...。



総合評価 4.2
 料金   4.2
 快適度  4.2
 設備   4.4
 サービス 3.8
アメニティ シャンプー、ボディソープ、コンディショナー、貸バスタオル
ファシリティ WiFi、トイレ、ドライヤー、シャワー、共用スペース
ファシリティ(ベッド) 照明、コンセント
サービス 漫画(数千冊)
セキュリティ カード式ドミトリードア、暗証番号式セキュリティボックス
部屋(ベッド) 男女混合ドミトリー上段ベッド(510)
料金 1890円
予約 Agoda
宿泊日 2019/4/14
チェックイン 15:00〜23:00
チェックアウト 11:00
外国人:日本人比率 5:2
男:女比率 3:2
収容人数 35
Web https://mangaarthotel.com/





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posted by netadi at 15:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京
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