いつもなら同じ条件なら最安を誇る
アゴダから激安宿を予約するんですが、今回はグルーポンで見つけた良さげな宿を予約しました。
グルーポンで1600円で掲載されてた赤羽駅近くのカプセルホテル・ブロックルームです。
グルーポンでこのカプセルホテルの写真を見た時、「わあ、結構綺麗なカプセルホテルっ!」という印象でした。
グルーポンの写真
早速ポチって、予約して、テンション上がり気味で前日に泊まった西新井のTHE SPAからてくてく歩いて赤羽まで行きました。
ちなみに赤羽駅周辺は何というか魔境のような感じで、何やら
コスプレパブというのが流行っているようです。
一体コスプレパブの店の中では何が行われているんでしょうか??
次回は潜入調査しなければなりません!
それはさておき、ブロックルームは地図上では所在地がこの一大コスプレパブ地帯のど真ん中のようです。
地図が分かりにくくてウロウロしてたら客引きのおっさんが何人か声をかけてきたので、傍から見たら何か自分がコスプレパブの物色をしているかのようだったのかもしれません。
ちょっとこの場所居づらいです。
で、分かったコトは地図が間違っていて、一つ裏の通りがカプセルホテルの入口でした。
しかも雑居ビルの3階。
1階がパチンコ屋で、2階が和風コスプレパブです。
外観
って
分かりにくいわ!エレベーターがないのでカプセルホテルに行くには階段でコスプレパブの店の前を通らなくてはなりません。
以後、出掛けるたびにここの和風コスプレパブの兄ちゃんに「1セット40分、どう?」と声を掛けられるコトになります..。
何やねん、この劣悪な立地条件!まぁ、もっともギャンブル好きで女性好きであればこの立地はパラダイスなのかもしれませんがね。
入口
何かこの時点で嫌な予感がしてましたが、果たしてチェックインして嫌な予感が的中しました。
何というか、カプセルホテル自体が
ボロボロで古びていて、昭和感というか殺伐としている感じです。
このブログ始まって以来の
圧倒的で比類なき場末感です。人生の勝負に負けた人々がここに集っているような吹き溜まり感があります。
心なしか宿泊客(ほぼおっさん)の目が死んだ魚のようです。
一体平日の昼間(16時頃)から何をしているのか...
大阪の新今宮〜釜ヶ崎の方の人々の方が全然分かりやすいです。
ここは何というか... 魔窟に迷い込んだ気分です。
カプセル自体も鉄製の扉で製造されていて、収容されている感満点です。
連行されて強制収容所(ココ)に来たのか... そんな錯覚さえ覚えます。
カプセルルーム
カプセル入口扉
カプセル内部(入口方面を臨む)
扉には空気穴か何なのか、通風孔のようなものがあって、扉の下は約15cmほどの隙間があります。
ちょっと落ち着きません。
隙間から手榴弾とか毒ヘビとかヒョイと投げ込まれたらおしまいです。
というか、
グルーポンの写真で見たカプセルルームと全然違うんですけど?カプセルルーム(実際)
もう一度グルーポンの写真
もう一度実際の写真(場末感)
何、このグルーポン掲載の
奇跡の一枚みたいなノリ!
相当盛ってます。インスタで自撮りする女子でもこれだけルックスを変えようと思ったらかなり美白に盛らなくてはいけません。
ていうかもはや別人ですやん!という感じです。
SNSの写真を見て「お、めっちゃ可愛いやん!会ったろ!」とか思って必死で会う約束をこぎつけて、ワクワクして実際に会った時の本来の地顔を見た時の絶望感に似たモノを感じました。
グルーポンの写真はベージュを基調とした明るくて上品なカプセルルームのハズなのに、本来は白色だったのに薄汚れてしまった&黄ばんでしまった感のあるくすんだベージュの色合いです。
また壁に何か注意書きがあったのをひっぺがしたのか、テープがそのまま貼り付いてたりと荒んでいます。
グルーポンの写真と実際の写真の間違い探しクイズを出したら「全て間違い」で正解です。
もうこうなったら眼の前の現実から目をそむけずに受け入れるしかありません...。
寝床には予めシーツが敷かれてました。
が、布団もグルーポンの写真のようにシモンズベッドのような肉厚なマットではなく、現実はペラペラで薄っぺらくて寝心地が非常に悪いです。
しかも掛け布団もやけに小さくて足が出てしまいます。(足を隠したら胸のあたりまで下がります)
そして気を付けなければならないのは、
シーツを汚してしまったらペナルティがあるコトです。
普通だったら布団本体を保護するためにシーツを敷いてガードすると思われるのですが、ここはシーツを汚してしまったら最低2000円のクリーニング代を請求されるようです。
しかも2000円から、というコトで上限は青天井です。
うかつにシーツを汚せません。恐ろしい...。
シーツにヨダレが付こうもんなら「はい、クリーニング代5万円!」と言われそうな勢いです。(あくまでも小生の想像です)
というコトで、シーツを下にして布団を上から敷いてシーツを守る必要がありそうです。
もしくはシーツは寝る前に剥ぎ取って汚れないように安全な所に保管しておくのもリスク回避には好手かもしれません。
(布団は何も注意書きがなかったので汚しても大丈夫そうです)
館内着もペッラペラで洗濯しすぎて更に生地が薄くなってて、色合いもエクセル2003のワークシートのセルにデフォルトで色を付けた時のような薄い水色を更に薄くした色合いです。
パッと見はどこかの病院に入院している患者のようです。
おまけにWiFi無料みたいなコトが入口に書かれてあったのに、ちっとも電波が入りません。
何かここに居ると俗世から隔離された気分になってきます。
このままココが火事になったら苦しみながら死んでいくのかな... とか考え出すとどんよりした気分になるので、ここは寝る時だけ戻ってこよう、と思って無理やり外出しました。
(ビルを出た刹那、セクシーキャバクラの客引きに「おっぱい、どう?」と声かけられました)
特に行くアテもないので(コスプレパブとか興味はあるけど誘われない限り行かない)、超久しぶりに隣のビルのスロット屋でパチスロ打ちました。
したら1000円でプレミアART入って営業終了まで継続して36000円になりました!
ちょっとラッキーです。
一撃8000枚オーバー
そして浮いた金で中華食べて、またセクシーキャバクラの客引きと中国マッサージ屋さんの怪しいお姉さんに声を掛けられながら魔窟(宿)に戻りました...。
何か赤羽という地帯自体が魔境というか、何かアレな感じだし、宿も宿でアレなんで非日常感が半端ないです。
いいように言えばフワフワした夢の中に居るようです。
ていうかこの宿を予約したトコから夢であって欲しい。
夜は夜でカプセルルームから独り言を言うおっさんがいて煩かったです。
「◯◯、めっちゃムカつく!」とか「◯◯、死ね!」とか言ってました。
言いながら何かを殴打するような鈍い激音がしていました。
とても怖いです。
仮にも「静かにしてください」と言おうもんなら何されるか想像がつきません。
耳栓して大人しく寝るしかないようです。
大浴場
風呂は大浴場があって3人位入れるジャグジーがあります。
24時過ぎに風呂に入ったんで、ずっと貸切状態でした。
風呂はなかなかいい感じでした。
特にシャワーを出してる時にカランから湯を出してもシャワーの勢いが弱くならないのが印象的でした。
というのも
コレくらいしかこのカプセルホテルの良さを感じなかったからなんですけどね。
ただ、シャワーを出しっぱなしにするにはレバーをずっと押さえ続けてないといけないんですがね。ええ。
風呂のロッカー
しかしながら風呂のロッカーは100円入れるともはや戻ってこない仕様となっています。
入浴前にうっかりパンツ脱ぎ忘れてロッカーの鍵を閉めてしまったら、パンツをロッカーに仕舞うためにもう一度100円を投入しないといけません。
もしくはパンツだけ外に放置するか。
何か理不尽です。更にチェックアウトは午前10時まで、と一般的なんですが、注意書きあって「午前10時には起こしません!」とビックリマーク付きで書いてあるので何か裏(トラップ)があるのか勘ぐりたくなってきます。
何かにつけて追加料金やペナルティを要求する注意書きがあるので防衛策が必要です。
(実際はユルい感じだと思うのですが...)
何故かウェスタン調のトイレの入口
懐かしい和式トイレ(洋式もあります)
共用スペース(吹き溜まり)
総評・備考
再訪する(くらい)なら野宿します。
総合評価 0.8 (グルーポン価格を考慮済)
アメニティ ボディソープ、シャンプー、シェービングソープ、歯ブラシ、ひげ剃り、貸館内着、貸タオル、貸バスタオル
ファシリティ
ファシリティ(カプセル) 電灯x2、ACコンセントx2、デジタル時計、セーフティBOX
サービス 冷水
部屋 323
料金 1600円
予約 グルーポン
宿泊日 2018/4/9
チェックイン 16:00
チェックアウト 10:00
外国人:日本人比率 0:9
Web
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