SD猫忍者とSDカラス忍者が戦うキッズ向けアニメ。時代的に90年ということで当時の流行のSDということで納得。登場キャラは全部SD体型の人形動物で構成されている。
制作会社がタツノコなせいかえらくメタ発言が多くどんどんエスカレートしていく。世界観もタツノコらしくかなり怪しいごちゃまぜの江戸が部隊で、普通にアメリカに研修旅行に行って江戸にピザチェーンがあってしかも宇宙人も居て電話があって東京タワーがあってミサイルがある世界観。
タツノコプロなせいか知らないがヤッターマンなどでおなじみの「説明しよう」が入る、全体的にヤッターマンの90年代バージョン的なセンス。
基本的に誰も死なない、ヤッ太郎が死人が出るわけないと言っていた。
用語
秘密忍者隊ニャンキー
表向きはピザやとして運営している猫ニンジャの集団。幕府の犬(猫)。エドロポリスの平和を守っているが給料安くて激務で報われない。コイツラのやることはだいたい忍法なので「
ピザキャット
ニャンキーの拠点のピザ屋、かなり繁盛しており人手が立ち無くてカラ丸をバイトに雇った時があった。ニャンキーの出撃は出前特急便のための人間大砲を利用している。少なくとも本店以外に深川、両国、佃島、品川支店があるが、品川支店はボロボロで閑古鳥が鳴いている事が判明している。
登場メカ
ニャゴキング:プルルン、スカシー、ヤッ太郎、カラ丸
突然出現した謎の巨大メカ。誰が作ったかもわからないが、ニャンキーのピンチに何故か駆けつける。3人に飛行能力を付与する他、3人で操縦するようだが、実際にはヤッ太郎は毎回乗り遅れるので最終回以外何もしない。モチーフがスフィンクスなせいもあってかかなり某蜘蛛男のロボットに見える。富士山の頂上に鎮座している関係もあって猫だけど寒さ耐性は高い。コーン守のメカはだいたいニャゴキング抜きで退治できるのでニャゴキングの出番はあまりない。飛行メカトリツックンはニャゴキングに搭載されている。
最終回でやっとヤッ太郎はニャゴキングに乗って彗星迎撃に向かった、その際にカラ丸が勝手に同乗していた。
トリツックン
ニャンキー用飛行メカ。
コーン守メカ
毎回出てくるやられメカ。基本的にカラカラ一族のものなのか全てのメカに嘴っぽいパーツがついている。
マックロウ:ザンカア、レッカア、ボンカア、ウォッカァ
闇の四人衆の専用メカ、四人衆の出番が少ない為ろくに出番がない。途中でDXになるが外見はそのままで違いがわからない。
登場キャラ
アニマロイドという動物SDキャラで統一されている。
秘密忍者隊ニャンキー
ヤッ太郎
主人公、口癖はてやんでえ。いつも宅配をサボってはプルルンに怒られる。どう考えてもバレバレなのだが誰も彼がピザキャット店員だということに気がついてない。冒頭で幕府の犬呼ばわりされて猫だと訂正していた。
ちなみに耳は脱着式で外して別のものにつけると盗聴器としても使える、鈴はお助けニンジャを呼ぶときに使われる、しっぽの使いみちは不明。背が低いことを気にしている描写あり。息継ぎが出来ないので25m以上泳げない。
二刀流だが妖刀マサマサは封印状態で、正義の怒りが限界値を越えたとき、妖刀マサマサの封印が説かれて驚くべき力が開放されるそうで、必殺猫べえスラッシュができる、ちなみに海を割る効果もある。
スカシー
一応イケメンキャラ的な立ち位置(と当人は思っているようだ)でヤッ太郎のライバルっぽいポジション。だがヤッ太郎と同レベルの知力、いつも仕事をサボっているのはヤッ太郎と同じである。あるエピソードでヤッ太郎、プルルンと比べて不人気不憫枠だということが判明してしまう。一度深川支店に飛ばされたときにはオカマにモテまくっていた。
プルルン
ニャンキーの紅一点、典型的な暴力怪力女でありニャンキー一のバカ力、その性格もあってかあまり女性扱いされない。御前試合ではマッサージに負けた。
ウサの局の登場時のエピソードでは「プルルンと違って」美しいを強調されていたようにそういうポジションである。サボってばかりのヤッ太郎、スカシーを怒る仕事。声が結構太い。カラカラ一族の作戦で(所謂キチレコやたわけた歌的なアレ)おミツと一緒にアイドルデビューしてしまった事があったが、作戦が阻止されたら洗脳が溶けて一部のマニア以外から忘れられてしまった。
おタマ
ピザキャット本店店長、毎回ニャンキー発射する仕事をしている、当人も出るときは誰もニャンキーを発射する役が居なくなるので犬の親子を第約として立てたことも。プルルンと違って非力で戦闘力もなく巨大ピザを持ち上げるのに難儀していた。いつもニャンキーの給料カットしておりクリスマスプレゼントも新しい電卓だった。実は猫忍一族の元締めで一番偉いのにやったろうはおタマがボスだと言うことに気が付かなった。
ワンコー守
ニャンキーの上司、犬。コーン守の動向を15年前から警戒していた。
ニャンキーお助けメンバー
支店長達、必要に応じて呼ばれる忍者、一度ニャンキーがアホすぎたので支店と本店を入れ替えた事がある。
ゴットン
品川支店長、穴掘りが得意。品川支店は閑古鳥がないててボロい事が判明しているがゴットンは何をしているのだろうか。
リキノシン
両国支店長。両国支店らしく太い。背中に大砲を背負っている。
ミエトル
深川市店長。ニャンキー唯一飛行能力があり初期は貴重な飛行船力として活用された、しかしニャゴキング登場でトリツックンによりニャンキーが飛べるようになったため存在意義が無くなって以降影薄め。
ネッキー
佃島支店長、水中に入れる。毎回水マシンガン撃つシーンが棒立ちでシュール
秘密忍者隊ヤンキー
アメリカ版のニャンキー。マイケル、プリンス、マドンナの3人からなる。
コーン守一味
狐塚コーン守
幕府の偉い人、オカマ口調でしゃべる上に女装趣味がある、一応幕府転覆を企んでおり、最後は世界征服をしたいらしい。歌唱力は某ガキ大将レベル、彼氏にしたくない男ランキング的なネガティブランキングでは常に上位らしい。キレると何故か自爆してしまう、お約束の爆発オチのための機能がついている。
世界中の黒幕がコーン守の親戚で、アメリカ出張では皆似たような外見かつ皆悪巧みしている事が判明している、ちなみにキレると自爆する癖は親戚一同皆同じなので黒幕会議では皆で一斉に自爆して大惨事になっていた。一度カラス忍者と3人で組んで偽物作戦をやったが全然にてないのに何故か皆騙された。サンタクロースにエドロポリスで唯一プレゼントをもらえなかった。
カラス幻ナリ斎
コーン守の手下でカラカラ一族のボス、コーン守の相方のポジションで毎回負けた。悪役という立場を理解しているが、年とともに悪が勝つというパターン破りのやる気すらなくなってきたらしい。彼のぎっくり腰がコーン守に救われたのがコーン守とカラカラ一族がつながるきっかけになっている。
カラ丸
カラス忍者の隊長。苦労人でぶっちゃけ悪の組織業に疲れている感じでやさぐれている。一度あまりにもコーンの守が財政難のためにピザキャットのバイトに雇われた時があり、ヤッ太郎よりはるかに有能だということが判明していた。修行を重ねて新装備虚無僧テクターを装備して一度ヤッ太郎に勝ったこともあった、その後虚無僧テクター装備でおミツと戦って負けていた。ウサ姫に惚れられているが当然嫌がっている、おミツには毎回負けている。
ヤミの四人衆
闇のザンカア、風のレッカア、炎のボンカア、水のウォッカアからなる四人組、一応ニャンキーに対抗できそうな雰囲気があるが、ろくに出番がなく数話程度しか出ておらず、ヤッ太郎に覚えてもらえたときは感動していたレベル。
カラス忍者
モブ、下っ端戦闘員、弱いのであんまり意味がない、その上間抜けである。
将軍一家
徳川イエッイエッ
一応将軍、所謂バカ殿。そっくりさんが居るがそっちもバカ、言動も謎であり、誰も将軍の言動を理解できない。何故かウサの局とは会話できる。ちなみにアメリカ大統領もほぼ徳川イエッイエッほぼ一緒である、どうやって大統領選を勝ち抜いたのかはわからない。
ウサ姫
将軍の一人娘。基本的に天上天下唯我独尊な性格で毎回キレては些細な罪で島流しにしてしまうかなり問題のある姫だが、島流し先のタコ八丈島は島流しにされたメカEDO城の設計者の左金語楼の力によって一大リゾート地に魔改造されており、島流しにされた者たちは結構エンジョイ生活していた。父の徳川イエッイエッよりは頭が良いと思われる。カラ丸に惚れているが超わがまま&鳥頭ですぐ忘れる&とても凶悪とかなりヤバいヤツなのでカラ丸は嫌がっている。コーン守が政略結婚を企てていた時もあったが結婚したらコーン守身がもたないだろう。ちなみに権力はウサ姫>>>>将軍。
ウサ局
世界中旅している。ウサ姫の母親でイエッイエッの妻、親子の感動の再開ではバズーカをブッパしたりプロレス技をかけたりとバトルを始める始末であり、会場を破壊した。下手すると最強キャラ。
町民・その他
おミツ
準レギュラーの町娘、感情が高ぶるとミサイルを発射する癖がある為皆から恐れられている、ミサイルブッパはノルマらしく撃ち忘れたら余った尺でニャンキーにミサイルを撃ち込んだ事も、クリスマスプレゼントもミサイル。ミサイルは毎回詰めているのでたまに忘れる。ミサイルの威力は高いが戦闘力はミサイル便りなので弾切れしたら弱い、ミサイルは威力よりデザインが可愛いかが大事。ヤッ太郎のイメージ映像ですら当たり判定のあるミサイルをブッパしてくる。ミサイルブッパで御前試合では丸干一昼夜とカラ丸に勝利したがヤッ太郎戦で弾切れしたためベスト4止まり。たまにコーン守一味をミサイルで撃退している。最終回ではおみつうれしーと書いた書かれた弾道ミサイルを発射してエドロポリスを破壊した。
犬の親子
毎回ニャンキー出撃シーンを見てコメントしている暇な親子、途中からネタが切れ始めて方向性が変わっていった。その内にライバルが出現して母親が無駄に燃えていた。ニャンキーの発射の代理になった時もあった。ちなみに母親の幼少期はこんな母親みたいになるまいと決意していたが、大人になったら母親そっくりになった。
名前は伊津茂乃母、伊津茂乃子という名前らしい、伊津茂乃と書いていつものと読む。
おカラ
カラ丸の幼馴染。
ナレーター(堀内賢雄)
たまに実写で出演、ナレーションの内容がウサ姫の怒りを買って島流しになった。コーン守が留守にしていたときの幻ナリ斎の行動はナレーターから聞いたらしく、キャラにも存在を認知されているらしい。一度コーン守にナレーションを乗っ取られた時がある。
サンタクロース
コーン守だけにプレゼントくれなかった、等身が高く人間みたいな姿をしておりアニマロイドではない、ある意味一番の謎キャラ。
猫股霊界之介
唐突に登場した博士で350歳。勝手に周囲からニャゴキング開発者に思われていたが実は作ってない、何かすごい人らしいがだいたい勘違いだったりする、ぶっちゃけ割とただのスケベな一般人の爺だった。
黒い武将
ニャゴキングとマサマサを作った謎の人物。
感想など
タツノコ制作&脚本あかほりという感じのアニメで、とにかくメタいアニメ。ギャグが完全にメタ。内容はかなり手堅い真面目?なギャグアニメだった。
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