富士原昌幸 バンダイのCyber comixにて1992年に掲載 単行本なし
ロボット漫画、2話のみの単行本未発売の小規模作品。
Cyber comixの38、40号に1話が、44、45号に2話が掲載されていた模様(詳細不明)。
原作が所謂単行本は販売されておらず、電子書籍のみでの販売。
地球よりデカいロボットドデカインと人類を滅ぼすべく襲来するゾゲリアンとの戦いを描く。多分B級ロボ漫画。
マイナー作品故にデータはあまり詳細なものがわからず。
あらすじ
突如地球に襲来した宇宙人ゾゲリアン、その攻撃で地球は滅亡寸前。ゾゲリアンの攻撃から逃げる一本気タクマと天野こよりだったが、途中でロボットアニメっぽい恰好をした老人と出会う。その老人は実は宇宙人であり、ゾゲリアンによって故郷を滅ぼされ、ゾゲリアンに対抗すべく怒りのエネルギーで動くスーパーロボットドデカインを開発していたのだった。そして老人は紆余曲折を経てタクマにドデカインを託す、タクマはこよりがゾゲリアンに殺された(と思い込んで)怒り、ドデカインを動かしてあっさりゾゲリアンを全滅させる。そしてドデカインは地球の復興を行っていたがが、学校に身長2mもある謎の転校生が現れる、それはゾゲリアンの司令官ヴェルダンの息子、コヴェルダンであった。
ドデカインを倒すためにドデカインより大きいロボット、オオキイゾンを使ってドデカインに戦いを挑むコヴェルダン、自分よりも大きい敵に苦戦するドデカイン、果たして地球の未来はどうなるのか。
登場メカ
ドデカイン
地球より大きい。24000km、体重130垓6500京t。ゾゲリアンに故郷を滅ぼされたDrが60年かけ開発し、地球へのゾゲリアンの襲来に備えていた。怒りのエネルギーで動くらしく、天野こよりが死亡したことで怒っている一本気タクマが操縦することになり、あっさりとゾゲリアンを撃退したがその巨体で地球も大変なことになった。木星を半壊させるパワーの持ち主。
オオキイゾン:コヴェルダン
ドデカインに対抗して作られたゾゲリアンの新兵器。ドデカインよりさらにデカく、98000m 、1150垓7200京t、もはや何が何だかわからない。オオキイゾンが撃破された場合、モットオオキイゾン、サラニオオキイゾン、ムチャクチャオオキイゾンなどが作者によって創造され、地球に襲来することが示唆されている。
キャラ
一本気タクマ
主人公。こよりがゾゲリアンによって死亡したと思いその怒りでドデカインを動かす。
天野こより
ヒロイン。
Dr・G
パラメリア人の老人。ゾゲリアンによってパラメリアが滅ぼされたため、ゾゲリアンに対抗すべくドデカインを作っていた。
ヴェルダン
ゾゲリアンの司令官、地球を襲撃するがドデカインにあっさりやられる。
コヴェルダン
ヴェルダンの息子、グラディ・ボア艦内で生まれ育った。ヴェルダンが敗北し戦死、グラディ・ボアも破壊されたため、父と故郷の仇を討つべく地球にやってきた。
地球にやってきた際には小学生として登場したが身長は2mくらいある、宇宙人なので細かいことはよくわからない。
用語
ゾゲリアン
コヴェルダン曰く神によって創造された種族で、宇宙にとって危険な種族を殲滅して回っているらしい。
パラメリア
博士の故郷であり、30億人が暮らしていたがゾゲリアンの攻撃で滅亡。
感想
普通に生きている限り確実に読む機会(以前に知る機会)がないであろう漫画だと思います、こんなブログやってなきゃ私も存在に気が付くことはまずなかった。単行本化すらされてないモノなので。
内容的には完全にB級、まじめに大規模連載やアニメではまず無理なネタに走っているタイプ、もう肩ひじ張らずに読むもの。
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