途中から地球が荒廃する前に地球を去った植民者たちが登場したりするも、話がそのあたりで終わってしまいそのままどうなるかは不明。
事実上打ち切りというか、長ーく新刊が出ない状態→復活するもまた長ーく新刊が出ない状態という感じで、完結はなさそうな感じ。
実は単独ロボラノベとしては相当早い時期の作品だったりするらしい。
あらすじ
荒廃し文明の多くを失った地球、そこで300年にわたり古代の文化を守り続けてきた(らしい)フレイヤー家は、ジョージ(無謀王)ヴァルマー率いるヴァルマー帝国によって滅ぼされようとしていた、事件があると古代からの慣習に従って報道を行うますこみ族によってその様子が中継される中、フレイヤー家の当主ガイ(すちゃらか王)フレイヤーの娘で、サファイア姫っぽくしたいという理由で男として育てられたコロナ(筋肉娘)フレイヤーは城から脱出、ガイはノリに任せて自爆した。コロナは父の復讐のためにヴァルマーの城に乗り込みヴァルマーを斬り復讐を達成するも敵のど真ん中、追手に追われ窮地に陥ったが、そこに現れたは女装男のシャラ、コロナを救出する。その後コロナの暴走で首都は壊滅、ヴァルマー軍も大打撃。コロナはシャラとスリムという怪しい男とともに首都を去ることになる。ジョージヴァルマーの息子はトロイ(軟弱王)ヴァルマーという状況で、ジョージの参謀であったキリー(陰険王)レステスによって邪魔者としてできるはずもない父親の復讐のために、アルタミラとともに送り出されたのだった。
コロナはそのまま3人で移動するが、そこで旧時代の遺産であり、よくしゃべる機動ユニット「ガルディーン」と出会うのだった。そしてガルディーンの力でなんか追手を撃退してしまう、そして一行は追手を毎回フルボッコにして通った後はぺんぺん草も生えない状態にしつつ旅を続けるのだった。
登場メカ
表記はモビルスーツとか機動ユニットとかなんかあいまい。デザイナーはザブングルやパトレイバーなどの出渕裕によるデザインなのでなんとなくレイバーっぽい。キャラデザはゆうきまさみが原案なのでビジュアルはだいたいパトレイバー。
ガルディーン:コロナ・フレイヤー
コロナ一行が偶然発見してしまった謎の古代兵器。しゃべる能力や空気中から食料を作り出す能力、性別を認識する能力など、この時代の他の機械には不可能な機能が多数搭載されているがどこか不完全。性格もいたってのんきかつ抜けている。外見はデザイナー的にだいたいレイバー、グリフォンとかに近い。
クフィール
ヴァルマー軍の主力機動兵器。コロナには基本歯が立たずやられてばっかり。
クフィール改:トロイ・ヴァルマー
トロイ専用クフィール、コロナに素手で落とされたりとあまり活躍はしない。
ラリアント:ベリアル
6000キロの武装を搭載した重戦型、クフィールの倍近いサイズがあるらしい。あっけなくガルディーンにやられる。
マークU・ラリアント:ベリアル
コロナを追うために使用されたが、ベリアルがコロナに全く歯が立たず、そのまま隙を見て逃走、やはりコロナを追うアルタミラの差し金でポイゾンによって撃墜されてしまう。
ポイゾン
ヴァルマー軍の旧型機動兵器。ロボット兵器ではなく戦闘機である。もう主力の座は退いているが機動力は高く、中古市場で出回っている。ほとんどの兵が逃げてしまったアルタミラ軍(トロイ軍)が何とか戦力を立て直そうと数機を購入した。
赤鬼:ツーバン
盗賊のツーバンの違法機動ユニット。大量のロケット弾を装備している。おっそい陸戦型。ツーバンがコロナ配下に加わったが、その後出てきたラリアントマークUらとの戦闘で大破、ツーバンも戦死。
ガンダム
なぜかフレイヤー家の地下に眠っているさび付いたモビルスーツ。なんでガンダムが眠っているかは不明、もうロクに動かない、何の役にも立たない。別に伏字でもガンガルでもなんでもなくガンダムと表記されている。
ククルカーン:ジョージ・ヴァルマー
ヴァルマー軍の旗艦。
パンタグリュエル:アルタミラ・カーン、トロイ・ヴァルマー、ブラスターキッド・レーベンブロイ
ヴァルマー軍の大型艦。コロナの追跡に投入されたが、コロナの登場で恐慌状態になり逃走、しかし失敗し座礁、そのまま結局アルタミラに回収されてコロナを追跡する。
ガルガンチュア
パンタグリュエルとともにコロナ追跡に投入されるが逃走。
重巡洋艦ゆうばり:ゲルハルト神宮寺、ヤマト・マーベリック
かつて地球を去った植民者が建造した宇宙重巡洋艦。地球へ向かっていたが謎の敵の攻撃を受けて撃沈。だいたいヤマトのパロディ。
感想等
80年代オタクというか、80年代OVAからあかほり、ナデシコくらいまでのノリって感じ。多いメタ発言やお約束を引っ掻き回す感じ、どわー系のギャグなど。話がだいたい起承が終わって転に入るか入らないかくらいで終わっているので何とも。
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