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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2017年08月06日

宇宙の騎士テッカマンブレード

タツノコプロ制作のアニメ。75年に制作された宇宙の騎士テッカマンのリメイク?作品、ただし旧テッカマンの要素はあまりなく、かなり別物になっています。本家テッカマンが打ち切りのために実現できなかった、親が敵のテッカマン化をするという要素を強調した模様。そのため主人公の肉親が片っ端から敵に回るという展開になっています。

OPはおなじみ大張作画のため、高クオリティかついつものパターン。またコミックボンボンがあった時期のため、OPテロップにコミックボンボンの名前あり。
ロボットアニメではなく、というかメカ要素もそんなにないですが、なぜかスパロボ参戦済み。

旧テッカマンと同じくスペースナイツという呼称や、テックセッター用のサポートメカぺガスの存在、旧テッカマンを現代風(当時の)にリファインしたブレードのデザイン、必殺技「ボルテッカ」等、最低限の共通要素のみ。
ゲーフリはタツノコに怒られなかったんだろうか…?

あらすじ
人類は宇宙に進出し、地球を囲むオービタルリングを建設した。しかし突如襲来したラダムによってオービタルリングは占領されて、ラダムの攻撃によって地球は荒廃した。
そのオービタルリングでラダムと戦う一人の超人の姿があった。しかし追ってきた別の超人の手によって地球へ落とされるのだった。
そして外宇宙開発機構の宇宙船ブルーアース号は、調査の途中で謎の隕石に出会うのだった、その隕石は人間だったのである。そしてその人間、「Dボゥイ」と名付けられた少年はそのままスペースシップを乗っ取り飛び出した挙句、「テッカマンブレード」となりラダムを撃退したのである。
その力に目を付けた軍はブレードの力を欲するが、外宇宙開発機構はスペースナイツとして再編成され、軍への引き渡しは行われなかった。
Dボゥイはその後もスペースナイツのブルーアース号とともに出撃するが、突然戦意を失い敵前逃亡してしまう、というのもテッカマンブレードは30分以上戦うと精神をラダムに支配されてしまうのだった。そんな問題を抱えつつ、Dボゥイらはラダムと戦い続けるが、軍のコルベット准将はテッカマンを接収しようといろいろと圧力をかけてくるのだった。そして今度はテッカマンダガーの干渉スペクトルによってテックセッターを妨害され、無理やりテックセッターをした結果クリスタルが砕けてしまう、そのためテックセッターのサポートのためにぺガスが開発され、ぺガス内で干渉スペクトルを防ぎ、再びテックセッターが可能となる。
しかし今度はラダムのエネルギー源を破壊するミッションで、作戦に成功したにもかかわらず新たなテッカマンが現れ、撤退する部隊を全滅させる。ブレードの弟でもあるテッカマンエビルであった、ブレードはエビルと幾度となく戦うことになるのだった。
そんな中何度かブレードの取材をしていた従軍記者バルザックは実は軍のスパイであり、テッカマンのデータを入手する目的でテッカマンに近づいていた。テッカマンのサポートをする戦力がほしいと思ってたフリーマンチーフによってテッカマンのデータはバルザックに渡され、そのデータを使いパワードスーツであるソルテッカマンが開発される、テッカマンと違い暴走はしないため軍には大きな期待を寄せられるが、テッカマンに対抗できるようなものではなく、反攻作戦は失敗、逆にラダムに攻められ危機に陥る、ノアルは保管されていた予備のソルテッカマンを持ち出してラダムと戦い、Dボゥイも再び戦線に復帰、ラダムを撃退する。
その状況下で、Dボゥイの妹であり、ラダムのコントロール下に置かれていない排除された不完全なテッカマンであったテッカマンレイピアが、ラダムを脱走してテッカマンブレードを探し始めるのだったが…。

登場メカ
って書きますが基本変身ヒーローですね。形式にのっとって便宜上この書き方。

テッカマン
テッカマンとはラダムが惑星を侵略するために、その星の住民を洗脳し強化して尖兵として使っていたもの。ラダム樹に取り込まれた人間はテッカマンに次々と変えられていったが、不適合者は排除され殺される模様。

スペースナイツ
もともと外宇宙開発局だったが、Dボゥイを収容してその後Dボゥイのサポートを行いながらラダムと戦っていくことになる、途中でスペースナイツと名が変わる。

テッカマンブレード:Dボゥイ
ブレードは洗脳前に脱出し、姿はテッカマンだが、ラダムのコントロールを受けていない状態を保つことができ、結果ラダムと戦いつづけた。ただし途中で排除されて不完全な状態のためか、30分経過すると暴走する、肉体に多大な負担がかかるなど様々な問題を抱えながら戦っていくことになる。メカフェチのオカマさん(スペースナイツのメカ開発のレビン)には理想。
ラダムから脱出した直後の姿は基本的なブレードの姿と比べるとオリジナルのテッカマンに似た雰囲気。

ブラスターテッカマン:Dボゥイ
肉体の限界が迫りつつあったテッカマンだが、ブラスター化、つまり進化を果たして肉体の限界を超えた、しかし今度は記憶を失い始めるという問題が生まれた。

ソルテッカマン1号機:バルザック・アシモフ
バルザックがスペースナイツ基地から持ち出したデータによって開発されたテッカマンの能力をコピーしたパワードスーツ。通常の兵器ではラダム獣に勝つことすらままならないが、ソルテッカマンであれば対抗できる、ただしテッカマンに勝てるような性能はない模様。レビン曰くセクシーじゃないらしい。
軍の崩壊後は搭乗者のバルザックとともに行方不明になっていた。軍が崩壊してしまったためか、量産化されず2号機まで。

ソルテッカマン2号機:ノアル・ベルース
ソルテッカマンの2号機、予備機として格納されていたものをノアルが勝手に持ち出して運用し、それ以降もノアルが使い続けることになる。

ブルーアース号:ノアル・ベルース、アキ
地球に残された最後のスペースシップ、外宇宙開発機構→スペースナイツの母艦として使用される。

ぺガス
テッカマンブレードのサポートロボット。テッククリスタルが砕けてテックセッターできなくなったDボゥイのために、テッククリスタルの欠片を組み込みテックセッターのサポートをするほかブレードを乗せて飛べる。テックセッターの妨害対策も万全。セリフはほとんど「ラーサ」のみだがたまーにほかのセリフもしゃべる。開発はスペースナイツのレビンおよび本田。

テッカマンレイピア:相羽ミユキ
Dボウィの妹であるミユキがテッカマン化した姿、ミユキは不適合だったために排除され、結果ラダムの洗脳を受けていなかった。そのため何とかラダムを脱出したのだったが…。

ラダム
地球へ突如侵略してきた謎の異星人であり、植物ベースで地球に根を下ろし花が開いたときに侵略が完了する。その際にラダム獣を育てる羊飼いポジションとして地球人をテッカマン化し、寄生して精神を操っていた。Dボゥイは父のおかげで精神を乗っ取られる前にラダムから解放され、地球へと逃走できたのである。

テッカマンダガー:フリッツ・フォン・ブラウン
Dボゥイを追撃して最初に現れ、最初にやられたテッカマン、もともとソルテッカマンの没デザインだった模様。ボルテッカを使うことができない。

テッカマンエビル:相羽シンヤ
Dボゥイの弟であるシンヤのテッカマン。双子の弟であり、ラダムに精神を乗っ取られる際に兄へのコンプレックスを強化されている。序盤から終盤まで登場するライバルポジションであり、幾度となくブレードと戦った。もともとめちゃくちゃブラコン。

テッカマンアックス:ゴダード
タカヤ、シンヤの武術の師匠だったゴダードのテッカマン。シンヤを守るためにDボゥイへ戦いを挑む。

テッカマンスピア:モロトフ
後半になって表れたテッカマンの一人、元軍のバーナードの命を懸けた護衛によりブレードを仕留められずやられる。

テッカマンソード:フォン・リー
もともとケンゴの婚約者だったため、ケンゴに対する愛情が強い。

テッカマンオメガ:相羽ケンゴ
ラダムテッカマンのボス、CV若本。ラダム母艦と一体化している。

感想等
良作です、シリアスな展開でありながらあまり肩肘張らずに見れる内容。
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