荒廃世界ワグバン、各地の領主達が人型兵器(ドリヴン)を使い争う世界、この世界ではドリヴンの操縦者は非常に貴重な存在であり、その数がそのまま軍の戦力として数えられる状態になっている。その為適正のあるものをいかに囲い込むかがそれぞれの軍の戦力にそのまま直結する。
結果各地の領主は適正のある者を無視してはおかず、何とか自分のものにしようと躍起になっている。巨漢ス=ガンはその適正を持つ一人でありながらどこの領主にも仕えようとはせずに旅を続けており、それゆえに各地の領主から追われる立場にあった、そんな中通りかかった地方の領主のオブライエンはなんと貴重なドリヴンすら持ち出してもス=ガンの身柄を確保しようと追跡してきたのである、1人の機士にこれほどの戦力を送り出すことや追跡者の一部の行動を不審に思いつつも、逃げ続けたス=ガンはある表情の乏しい少女に助けられる、その少女はス=ガンに私を外に連れ出せとせがむのであった・・・プロローグは大体これくらいです。
荒廃系世界での1人の男と少女2名の冒険、話の容量はちょっとボリューム多めの1巻分、どうも作者がゲームに関わりが深い人らしく、結果何となく一昔前の荒廃系のRPGのシナリオっぽい雰囲気はどことなくあり、特に終盤。
登場メカ
従隷兵騎と書いてスレイヴ・ドリヴンと読んでドリヴンと通常は呼ばれる。操縦者(機士と書いてドライバと読む)の適正のあるものが少なく、機士の数=その領地の戦力になっている、因みに先天性の様子。
ブラスト:ス=ガン、オブライエン
主役メカだが登場は後半から。2機が登場してそれぞれス=ガンと敵ボスであるオブライエンがそれぞれ搭乗する。
ガルース
所謂量産機、名工ガルースによる名機ではあるのだが、良好な操作性なので適性が微妙な人間でも乗れるので結果舐められる傾向にある。
ダイヴ
空戦型、乗れる人間が限られているために貴重品になっている。専ら偵察や爆撃等に使われる、対策があまりないのでダイヴ1機が戦局を左右する程で普通は1地方に1桁の数しか配備されていない。
ベンデル:ガリガ
ホバー移動が可能な最新の重装型。序盤から敵っぽい立ち位置で出てくるガリガの搭乗機。
トルク
重装型、ちょくちょく出てくるが目立たない。
エゼルマルグ:ゼングル
マールズ軍の精鋭ゼングルの搭乗機。
エニックス 日下部匡俊
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