初代で言及されたプロトカルチャー、つまりゼントラーディ、統合軍、現在の地球人を作った謎の存在、それが話の中心になる。
1999年にマクロスが墜落、その影響によって統合戦争が起こっていた時期のこと、人類誕生の伝説である鳥の人の伝説が伝わる島、マヤン島での出来事。このマヤン島にはプロトカルチャーの遺産である鳥の人が残されており、それに統合軍、反統合軍が反応、それを奪うために軍を派遣していた。統合軍の戦闘機パイロット工藤シンは冒頭で反統合軍の可変戦闘機に撃墜されマヤン島にたどり着くところから物語は始まる。
基本的に統合戦争の末期を背景にしており、統合戦争の時に何が起こったのかが部分的に語られている。続編の制作はともかく前日談というのはなかなかないのではと思う。そして超時空要塞マクロスのわずか前年の物語、その1年後に地球はあんなことになる、生存者はどうなったのだろうかと思うが一部のキャラはその後の作品で顛末が語られる。
最終段階でシン、マヤと共に多分行方不明っぽい終わり方になっているが・・・?
またマクロスの例に漏れず、劇中劇設定なのでほかとはかなり雰囲気は違い、たまにやってるオリジナルアニメ映画のような雰囲気の絵とストーリーで、時間も2時間半とちょうどそれくらい。その為あのロイ・フォッカーが登場するも全く別の顔だったりする、声は同じだけど。
登場メカ
超時空要塞マクロスの1年前の出来事なので、後にマクロスに繋がるようなメカが主体。5話という短い話な上に通常の戦闘機も搭乗するのでバトロイドやデストロイドの数はそれほど多くはない。
地球統合軍
VF−0フェニックス:ロイ・フォッカー、工藤シン
バルキリーのプロトタイプ、この話では主役メカ。何度か登場し反統合軍との戦闘を繰り返した。シンの機体は最終的に鳥の人を止める事に成功したが、その後マヤと別れ墜落してしまうが、マヤ達の歌に守られる形で生存、ぞのまま宇宙へ飛び出していった。
シャイアン
空母アスカUに多数配備されていたデストロイド。デッキからミサイルを撃ったりしている、ブースターがついており多少飛べる。
プロトタイプモンスター
デストロイドモンスターのプロトタイプ。ストーリー終盤に登場、鳥の人に向かって反応弾を発射する。姿勢を支えるための独特のアームが特徴。
F−14:工藤シン
戦闘機。シンが最初に乗っていたが撃墜された。
アスカU
空母。
反統合同盟
SV-51:ノーラ・ポリャンスキー、DD・イワノフ
VF‐0と同じく可変戦闘機、ライバル機としての立ち位置で登場している。少しシルエットが特徴的。
オクトス
デストロイド、水陸両用、多数が投入され村を襲撃した。
その他
鳥の人
プロトカルチャーの遺産、地球人が宇宙に進出してなお争いにとりつかれていた場合滅ぼすためのシステム。鳥と称されるように翼を広げた人に近い形をしている。シンがサラを信じ武器を捨て近づいたため一度は動きが止まるが、その後飛んできた反応弾の被害を防ぐために宇宙にサラを乗せ反応弾のエネルギーごと宇宙へ飛んでいってしまう。
見る前に工藤シンは柿崎より弱い云々の話だけ聞いてて、そして柿崎はむしろ強いほかが強すぎただけなどといった一連の話題だけ一応チェックはしていたのですが、最初からバルキリーを短期間で普通に乗れるようになっていた柿崎は確かに凄腕なんでしょう、シンは戦闘機からVF‐0に機種替えする際になれない新型に苦戦する様子が描かれています、そして機体数との関係上あまり大規模な空中戦は行われず話数の関係で戦闘回数も少ない上に、最後は戦闘を行わない形での決着でも有り、まあ言われてみれば納得といった感じ。
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