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加齢を美容的観点からとらえるのもいいと思うのですが、加齢を医学的観点からとらえることも大事ですよね。
実際に欧米では、加齢医学と呼ばれる学術部門が存在し、日々さまざまな研究が行われています。
アンチエイジングも実はそこから出た言葉で、医学的観点からとらえるのが基本のようです。
現在、日本でもこの加齢医学を研究する専門施設が少しずつ増えてきています。
今や世界一の長寿国となった日本、やはり高齢者専門の医学を考えることは必要不可欠です。
加齢医学はもっと日本で発展していくと思いますし、そういう施設が増えるのは素晴らしいことでしょう。
しかし、残念なことに国公立大学の中では、まだ東北大学にしかないようです。
東北大学の加齢医学研究所は1941年に創設された抗酸菌病研究所を1993年に改組したものだそうですけど、結構優秀みたいです。
なんで東京大学じゃなくて東北大学なのかと思いますが、都会よりも地方のほうが高齢化社会が進んでいるのは確かです。
そういう意味で、東北の地に加齢医学研究所が設立されたのは意味があることなのでしょう。

加齢を医学的観点から考える加齢医学研究所、一体どんな研究をしているのか気になります。
恐らく、老年学とも呼ばれる加齢学の一種だとは思うのです。
基本的に、生物学、医学などの自然科学と社会科学を統合して研究するものですから、加齢医学は間違いなく含まれますよね。
ただ、東北大学の研究所では、恐らく医学に重きを置いて研究しているのでしょう。
加齢学の中でも最も重要な部分ですから、それに特化した研究所の活躍に期待せずにはいられないです。

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