ネイルサロン開業までにやる事
やる!
と決めたらやる!
やっぱり行動あるのみです。
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当たり前ですが、
ネイルサロンを開業しただけではお客さんは来ませんよね〜。
というワケで、今回は集客について書いていきますね。
「集客」、一番大変かもしれませんね・・・。
ネイルサロンを開業する事 自体は
決して難しくはありません。
少しのお金とやる気さえあれば。
しかし
長く経営し続けていくのは 正直大変です。
ネイルサロンを開業しても
1年以内で閉店するお店が多いのも事実です。
そこで今回は
1年以内で閉店するネイルサロンの特徴を
ご紹介させて頂きます。
アンテナを張っていれば何となく感じられるモノです。
■人通りの多い路面店に出店
■ネイリストが常に暇そうにしている
■安い価格をウリにしている
■内装が異様に豪華
■オーナーがネイリストではない
■ホットペッパーに広告を出している
■スタッフ数が多過ぎる
■ネイリストの給与体系が歩合制
もちろん、上手くいっているネイルサロンもあるでしょう。
しかし
上記の様なお店は潰れる確率が高いですね。
成功するのには理由があります。
逆も同じ事が言えますよね。
失敗するのにも理由があります。
少しみていきましょう。
・人通りが多い路面店にお店を持つと言う事は、
まず、初期費用が多く掛かります。
路面店は正直、家賃が高いです。
あわせて、保証金・入居費用も高くなります。
家賃が高いと言う事は、毎月の
固定が高くなると言う事です。
固定費が高いと後々、
資金繰りが苦しくなってくるんです。
家賃を払えなくなった時点で終わりですからね。
ネイルサロンという業種は、
大きな規模で展開しないと大きく稼ぐ事が出来ません。
その為、家賃が高いとすぐに経営は厳しくなります。
人通りが多い路面店にお店を構えたい気持ちも分かりますが、
上手くいっているお店を見たことがありません。
・最初からネイリストを必要以上に
雇っていると人件費が掛かり過ぎます。
人件費も毎月の固定費用になります。
家賃と合わせて大きな金額ですよね。
そして、思っている以上に集客が出来なかった場合
それは倒産を意味します。
運転資金なんて、
そんなに潤沢にある訳ではありませんよね?
特に個人経営のネイルサロンの場合。
人を雇うのは、
最少人数で始めて手が回らなくなった時です。
それまでは、人を雇ってはダメです。
すぐに資金的にきつくなりますよ。
・低価格競争に巻き込まれてはダメです。
安売りをすれば、
そりゃ〜、
一時的にお客さんが増えるかもしれません。
しかし、もっと値段の安いお店が近くに出来たら
お客さんはあっという間に
そっちのお店に移ってしまいますので。
また、当たり前ですが
単価が低いと売り上げが上がりません。
どんなに客数をこなしても
「たったのこれだけか・・・」
という風になります。
忙しいのに、
売り上げが上がらない。
これが最悪です。
ただただ、体力と精神を消耗しているだけです。
ちゃんと利益が出る
料金体系でやらなければ
お店を続けていく事は難しくなるでしょう。
・店長、オーナーがネイリスト(技術者)ではない
ネイルサロンも厳しいですね。
ちゃんとお店を運営管理してくれる
幹部ネイリスト、ナンバー2、がいない限り。
ネイルサロンは、
お金さえ出せば上手くいくなんて事はありません。
特にネイル業界は、いま厳しいので。
ネイリストのケアがとても大切になってくるんです。
ネイリスト出身ではない店長、オーナーでは
それが出来ないんです。
出資者と運営管理者が上手にやっていくしかないですね。
・初期投資は出来るだけ抑える必要があります。
特にネイルサロンは
内装にお金を掛ける必要はありません。
どんなに豪華にしても
お客さんが来なければ意味がありませんので。
もちろん、お金に余裕がある方なら良いと思います。
しかし、
お金に余裕がある方なんて
そんなにいないですよね〜。
もちろん、内装を豪華にして
お店のブランディングという考え方もありますが、
内装で他店と競争してもそれは意味がありません。
技術、接客で勝負しましょう。
お客さんって結局
内装なんてほとんど気にもしていませんから〜。
初回来店時ぐらいですよ。気にしても。
・ホットペッパーに広告を出そうと思ったら
それなりに費用が掛かります。
私の地域の場合ですが、
1/4ページで22万円程でした。
これは年間契約をした場合です。
単発で広告を出す場合ですと、
更に高額になります。
またホットペッパービューティーも
別料金で色々なオプションを提案されます。
それもまた高額なんです。
それで沢山のお客さんが来てくれればいいのですが、
思っている以上に来ないんです。
なぜか?
それはライバル店が多いからです。
ホットペッパーを見てみると分かりますよね。
いっぱい、ライバル店が紹介されていると思います。
そこから、自分のお店を探してみて下さい。
どこにあるか分かりますか?
探せましたか?
自分が出した広告でさえ
そんな感じなのです。
お客さんからしてみれば、どれも
同じネイルサロンにしか見えないんです。
膨大な数のネイルサロンから
あなたのお店を選ぶ理由を見つけるほうが
大変なんです。
ですので、高いお金を払って
ホットペッパーに広告を出しても
ほとんど意味が無いというワケです。
さらにホットペッパーで来てくれたお客さんって
リピーターにならないんですよね・・・
ご存知の通り。
初回荒らし的な感じの方が多いのも事実です。
特に小さな自宅ネイルサロンを経営されている方なんて
無駄金ですよー。
他の集客方法を考えたほうが良いですね。
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・これは外からは分からないのですが、
ネイリストの求人サイトなどを見ると分かるかもしれません。
ネイリストの給与体系が「歩合制」ってお店は長続きしません。
なぜなら、ネイリストが
タダ働きをさせられる確率が高いからです。
ネイリストは、お店にいるだけでは時給が発生しない
仕組みになっているんです。
売り上げが上がらなければ
オーナーはネイリストに給与を払わなくても良いんです。
最初はそれでオーナーはウハウハかもしれませんね。
しかし
そんなやり方をしていては
すぐにネイリストはお店を辞めていってしまいます。
ネイリストがどんどん辞めていく様なお店に
お客さんが溢れる様な事は絶対にありえませんので。
今のネイリストは、
どちらかと言えば固定給+社会保障を望んでいるようです。
もちろん、お店が忙しくて
ネイリストが沢山お金を稼げている歩合制サロンもあります。
それは成功しているといえますけどね。
そんなお店は、オーナーが集客上手なのでしょう。
これだけは、
こだわりましたよー。
お客さんが座る椅子です。
うちのネイルサロンでは、
リクライニング式のふかふかソファーを採用しました。
座り心地が本当に最高なんです!
また、フットネイルをするときは、
脚部分がボタン1つで ウィーンと自動で持ち上がります。
なので、凄くやり易いです。
ネイリストの腰にも優しいんですよ〜。
そして、
お客さんの反応も良いですよー。
最近、普通の椅子にお客さんを座らせるネイルサロンって増えてきましたよね。
特に簡易なサロン。
施術中って お客さんは、
1時間もの間ずっと椅子に座っていることになりますよね。
普通、1時間も椅子に座っていたら疲れますよね。
ネイリスト側は、
スツールに座ってある程度動けるので、まだ大丈夫なのですが、
お客さんはずっと動かずに、
じっとしていなければいけません。
それって、一番疲れるんです。
そして椅子が普通の椅子だと、更にきつく感じるでしょう。
お客さんの居心地、座り心地って、リピート率に直結すると思うんです。
もし、ネイル技術料金が全く同じのサロンがあったとします。
1つ目のお店は、1時間座っていたら疲れるような椅子を採用しています。
2つ目のお店は、1時間座っていても全く疲れないふかふかのソファーを採用しています。
この場合、
やっぱり、お客さんは座り心地が良いソファーを置いている
ネイルサロンのほうを選ぶと思います。
ネイルサロン経営にネイル技術はもちろん大切です。
というか当たり前ですよね。
そして、居心地も同じぐらい大切だと感じています。
どんなに技術力があっても、
居心地の悪いサロンって
「また行きたいな〜。」
ってなりませんよね。
それぐらい、
ネイルサロンで採用する椅子って大切なんですよ〜。
自動リクライニング式ソファーは、
ちょっと値段的に高いですが、
先行投資ですね。
いくら低資金で始められるネイルサロンでも、
やはり100万円ぐらいは手元に持っておきたいですよね。
では、どうやってネイルサロンの開業資金を集めれば良いのでしょうか。
幾つか方法をご紹介致します。
こんな感じですかね〜。
一番現実的で、簡単なのが
自分で働いて給料を貰って貯金する方法でしょうね。
時間は掛かりますけどね。
借金を作りたくないなら貯金をして
開業資金を貯めるしかないですね〜。
まあ、100万円ぐらいなら1年以内に貯める事も出来るでしょう。
これも良いと思います。
もし、貸してくれるなら借りてもOK。
と言っても、なかなか手続きも難しく面倒なんですよねー。
特に銀行は、貸してくれない確率が大きいでしょうね。
国なら、多少甘いかも?
利子も少なくて済みます。
と言っても、自己資金が無いと
話にならないのですけどねー。
手持ちゼロ円だと、お金は貸してくれません。
なぜなら、
新規開業者は、
全く信用が無いからです。
普通はこんな事ないと思います。
投資して貰うなんて、なかなか出来ませんよー。
それだけの見込みがなければ誰もお金は出さないでしょうね。
そもそも、見つけるのも大変です。
スポンサーに関しては、
お金のリターンを求めないかわりに、
他のリターンを求められる場合が多いようです。
結局、お金を出してくれる相手に
何らかの利益をもたらす必要があるという訳ですね。
リターンを与える事が出来るなら
投資、スポンサー、も良いでしょう。
ざっくりとですが、こんな感じです。
ネイルサロンの開業資金に関しては、
自分に合った方法でお金を作れば良いと思いますよ。
人それぞれ、
得意、不得意、がありますからね。
ちなみに、
ネイルサロンを始めるのは簡単です。
お金さえあれば。
しかし、毎月利益を出して、
経営し続けるのは大変です。
お店を出すのが目的にならない様にして下さいね。
いや〜
最初は悩みましたよー。
お客さんが座る椅子をどうするか?
って事を。
普通の椅子でも良いとは思うのですが・・・
ネイルサロンの場合、
お客さんは1時間以上
座りっぱなしになるので
疲れるかな〜と思いまして。
で、結局
長時間座っていても
疲れない
電動式リクライニングソファーに決めました。
リクライニング式にした理由は
フットネイルにも対応できるからですね。
まあ、正直
そこそこの値段しますよね。
電動式なので・・・
うちのお店は
6ブースあるので
6つ購入。
いや〜
ネイルサロンの設備で
一番お金が掛かったのは
これですね。
でも、これは良い投資だったと思います。
お客さんの反応が凄く良いんです。
「ネイルサロンに行くと、いつも肩が凝って疲れるんだけど、ここのお店はそれが無いんだよね〜。」
「気持ちよくて、眠っちゃった〜。ネイルして貰いながら本当にリラックスできるから良いわ〜。」
「お尻が全然痛くならないから良いですね。」
「フットネイルをして貰っている時、凄く気持ちが良かったです。」
みたいな
感想をおっしゃってくれています。
それが関係しているのか分かりませんが
リピート率は、
かなり高いです。
お客さんに
ずっと、長く通ってもらう為には
やはり
ネイルサロンでの居心地って
大事なんだろうな〜
とつくづく感じています。
これは私だけかもしれませんが
外食をしよう〜と思った時に
料理屋さんを選ぶ基準としては
料理の味よりも
居心地の良さで選んでいますね〜。
どんなに
味に定評があっても
居心地が悪いお店って
また行きたいな〜って感じには
なりませんよね〜。
ああ、ネイルサロンの場合
もちろん
ネイル技術も大切ですがね。
ネイルサロンとマツエクを一緒に?
う〜ん。
難しいかな〜。
だって
既に
マツエク専門店があるワケで、
一般のお客さんは
普通に考えて
マツエク専門店に行きますよね?
行きつけのネイルサロンで
マツエクの施術が受けられるとしても、
それは別の話になると思いますよ。
そもそも、
まつ毛エクステをお客さんに
施術するには、
美容師免許が必要なワケで、
ネイリスト資格では
ダメなんです。
知っているとは思いますが。
何よりもマツエクに関しては
事故が怖い。
目の周りの施術ですからね〜。
また、
大して高額な施術料を取れる訳でもありませんからね。
今だと、5000円ぐらいでしょうか?
施術をする技術者は神経を使うし、
時間も掛かります。
ネイルサロンでやる価値があるのでしょうか?
そりゃ〜、1人やって
3万円ぐらいの売り上げが上がるなら
話は別ですがね〜。
美容師が嫌で
ネイリストに転職した人って
かなりの数、いるのですが
結局、ネイリストも続かないようです。
美容師免許を持っている人を
雇うとなると
基本給のUPが必要になる訳で。
さすがに、
ネイリストの基本給を提示しても
美容師免許所持者は
応募してきませんからね。
また、その美容師が辞めてしまったら、
メニューから外さなければいけなくなります。
途中でメニューから除外されると言う事は、
失客のリスクもあります。
まあ、ネイルサロンオーナーの考え方って色々ですよね。
マツエクを
自分のお店に取り入れたい
と思う気持ち分かります。
私個人の意見としては、
ネイルに集中してやっていったほうが
良いと思いますが・・・
よく言われる事ですが、
何でも屋って、
今の時代に合わないんです。