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2018年11月08日

タイでの旅(2)ーーカンボジアのプノンペン


タイでの旅(2)――カンボジアのプノンペン

以前、予告していたように、カンボジアに2年ぶりに行って来ました。今日は、カンボジアのプノンペンについて、書きたいと思います。

《ランメイ航空利用》
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2年前に用事で、今回と同じように、プノンペンを訪問しました。タイのバンコクからは一時間ほどで到着します。以前はThai Air Asiaを使いました。今回は、偶然、更に安い、カンボジアのLCCのLanmei Airwaysの切符を手に入れることが出来ました。

《カンボジアの観光ヴィサは到着時に入手必要》
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今、日本のパスポートは世界で最強のパスポートだということはご存じですか。最強とは、最も多くの国にヴィサなしで訪問できるということです。滞在期間は国によって異なります。これは日本政府の外交努力によるものと思います。プノンペンに到着すると、まず、入国手続をする前に、用意されたカウンターで1ヶ月間利用可能な観光ヴィサを取得します。費用はUSDで30ドルです。高いですね。それを入手してから、入国手続に入り、荷物を受け取って、いざ、入国です。空港の外には、迎えの人やトゥクトゥクやタクシーが待っています。また、多くの人は、ここで、滞在期間中に使うための携帯のSim cardを手に入れます。

《すっかり綺麗になった空港》
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空港の中も、外も、2年前と比べて、すっかり綺麗になっています。トイレも床も、大改造をされています。外は景色だけでなく、どこの空港でも見られるような、状態に整備されています。2年前は、空港の建物を出ると、ハエがたかるように(表現が悪いですが)、客引きのおじさんたちがよってきて、断るのにひと苦労でした。今はそれも規制しているようです。

《中国の影響が強まる社会》
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綺麗になった空港の向かい側を見ると、なるほどって思いを強く持ちました。中国の支援が社会を大きく変えていっているのです。空港ビルの真ん前に、中国語で書かれたホテル名入りのビルが眼に入ってきます。空港からプノンペンで最も賑やかな歓楽街のホテルにトゥクトゥクで向かいました。中国の強い影響力の浸透を厭でも思い知らされる景色に次々と遭遇します。街はどんどん発展しているのですが、その発展は中国マネーで推し進められています。次々とビルが建てられ、中国名が刻み込まれていっています。上で書いたランメイ航空の機内宣伝にも中国語を見ることが出来ます。大げさに言うと、クメール語より、中国語がカンボジアの社会の主要言語かと見間違うほどです。

《プノンペン中心街は、変わらぬ賑やかさ》
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街中は、アジアの他の国々と同じように、活気に溢れています。人々はよく働きます。所謂、ハングリー精神に満ち満ちています。これだけ一生懸命働いても、賃金は安いんだろうなと気の毒になるほどです。経済的優位な国々は、今安い賃金を求めてカンボジアにやってきているのだから、仕方ない現状なのでしょう。街の中心街では、タイでも見られるように、車の渋滞、バイクの多さが目立ちます。カンボジアの運転は右側通行です。隣の車やバイクが、車体を擦りそうな位まで近づいてきますが、運転手は平気な顔です。これが社会のルールなのでしょう。
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《日本の車が多い。レクサスも多い》
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2年前に来たときに特に、思ったことは、カンボジアの人はレクサスに乗る人が多いなということです。今回もこの状況は変わりませんでしたが、日本の車の数が増えたという印象でした。特に、トヨタのプリウスが増えた印象です。ハイランダーやピックアップトラック、SUVなど、やや高い車も多く見かけました。カンボジアの生活状況は決して裕福ではないのですが、高価な車に乗っている人を多く見かけるということは、貧富の差が激しいということなんでしょう。車がないと不便な社会であることは間違いないのですが、安い筈の給料でどうしてこんな高級車を買えるのだろうかと思ってしまいます。_DSC4954.JPG

《新たな発見》
新Tuk Tuk。街中を、昔の日本のミゼットという車位のサイズの車をよく見かけました。元々のトゥクトゥクと同じように、バイクが前に付いていて、後ろに客が乗るというスタイルです。やや小ぶりですが、後ろの客が乗る席は半分ほどで、その席の周りは幌で覆われています。やや、プライバシースペースを確保したという感じです。その名前は、PassApp Taxiといっていました。アプリを携帯にダウンロードして、Pick upの依頼をすれば、やって来てくれるということです。携帯社会にピッタリのアイディアです。また、外国観光客はとかくタクシーに乗ると、料金をぼられるので、この心配も解消されます。料金は普通のトゥクトゥクの70%位で利用できます。
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フンセン首相の評判。カンボジアは嘗て、政治的に大混乱の時代がありました。反対者を大量に粛清した悲劇的時代がありました。その頃、虐待を受けた人の中に、フンセンという今の首相がいます。彼は親日家で、日本でも治療を受けたこともある人なので、知っている人も多いことと思います。彼がその逆境を乗り越えて、政治の世界に復帰したとき、カンボジアの復興に彼の尽力を期待した人は多かった筈です。カンボジアの復興は順調に進んでいると言ってもいいでしょう。恐らく、フンセンの指導力も大きかったと言えるでしょう。しかし、今回カンボジアを訪問して、フンセンの評判が酷く悪い。昔、彼が受けたように、彼の政敵を次々の排除しているようです。これではミイラ取りがミイラになってしまいます。彼の過酷な過去の経験が生かされていないのではないかという懸念も社会に広がってきていることは、残念なことです。
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日本文化の更なる進出。タイも同じですが、日本の経済的進出もめざましいところがあります。2年前にカンボジアに行ったとき、イオンモールの立派な建物と中の様子は、周りのカンボジアの社会と比べて、異様とまで言っていいほど、差異がありました。それほど、日本のイオンモールをそのままカンボジアに持ってきているのです。やがてカンボジアの社会もイオンモールと同じように、清潔で快適な社会になるのでしょうが、今はその違いが際立っています。第2のイオンモールは既に作られていて、営業しているようです。また、第3のイオンモールも今建設中だとトゥクトゥクの運転手が言っていました。thumbnail_20181108_142927[1].jpg

今回は、11月5−7日とカンボジアのプノンペンを訪問した中で感じがことをしたためてみました。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
posted by yuchan at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活
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定年前に退職し、人生が終わるまでに何かしたいと思っていました。それまでは、アメリカに仕事で訪問することが多かったのですが、アメリカ的価値観に少し食傷気味になっていました。仕事ではなく、いわば、自分探しの感覚でアジアの国々を短期間訪問するようになりました。そして、アジアこそ、自分の余生をおくるに最適な地だと確信しました。そして、中国に1年滞在し、その後、タイに渡り、retirement visaでlong stayを始めました。昭和の日本的空気を求めて、タイの中でも後進地方のイサーンに住んでいます。とにかく人生はチャレンジ。新しい可能性を求めて、何でもしてみよう、見てみようの精神で日々を送っています。
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