2016年08月15日
アガサ・クリスティから (59) (作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その3)
(作者アガサ・クリスティ自身のミステリー*失跡事件その3)
1926年12月3日(金)21時45分頃、アガサ・クリスティは行先も告げないまま、車で出かけたきり戻ってこなかった・・・・・11日間に渡るアガサ・クリスティ失踪事件の始まりであった。
翌12月4日、朝8時過ぎにアガサの車が発見される。
場所は、サリー州ギルフォードの郊外にある小道の脇。
斜面を滑り落ちて草むらに突っ込んでいたところをフレデリック・ドアという自動車検査係の男が発見したのだった。
車内には運転していたと思われるアガサ・クリスティの姿はなかった。
しかし痕跡は皆無ではなく、アガサの毛皮のコート、スーツケース、運転免許証も残されていた。
11時頃にはサリー州警察本部に事故の一報が入った。
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【ミセス・アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティ】
◎自宅であるパークシャー・サニングデールのスタイルズ荘より失踪。
12月3日金曜日の午後9時45分にドライブをしてくると行先も告げないまま、自宅を車で出た後、消息を絶つ。
●35歳(本当は36歳であった。誤報かも?知れない。)
●身長:5フィート7インチ
●容姿:少し白髪が混じった赤味がかった断髪。色白でほっそりした体型。
●失踪時のいでたち:グレー濃淡色のカーディガン、緑色のジャンパー、グレー色のスカート(メリヤス編み)
ベロアの小さな帽子。
パールがひとつ付いたプラチナの指輪。
(ちなみに結婚指輪ははめていない。)
●失踪時の所持品:黒色のハンドバックと、その中に5ポンドか10ポンド入りの財布。
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これを受けたケンウォード本部長補の指揮による捜査が開始され、翌5日には大捜査が行われた。
また5日夜には、アガサ・クリスティの失踪を知らせる広告が新聞に大きく掲載されることになり、これを機にマスコミも過熱していくこととなる。
(次号に続く)
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