★★★★☆
本の概要
三橋貴明氏による、大手メディアではほとんど言われない日本経済のリアルに迫った本
キーワードは、デフレ、GDP、安倍総理、プライマリーバランス、消費税、財務省、生産性、インフラ、財政拡大、など。
感想など
私は経済に疎い方だと思うのだが、そんな私にとってもとても分かりやすく、読んでいて納得できる内容だった。
この手の話を見聞きするたびに、理にかなっていて本質を突くような良質な情報を選びとる大切さと、自分自身でものごとを考えて判断するという大切さを、いつも痛感させられる。
この20年間は、失われた〜みたいによく言われるように、やはり日本は相当損をしてきたんだなあ、ということが改めて分かった。
でも三橋氏の提言などを読んでいると、徒労感だけではなく、希望も見えてくる。
氏の別メディアでの話も合わせて聞いていたりすると、本の内容がよりよく理解できると思われる。
私自身は氷河期世代なのにもかかわらず、この間まではこのような情報にあまり詳しくなく、主に時勢的なものによるぱっとしない感には甘んじるのみで、それを糧にした攻めの姿勢に自分自身をあまり転換できていなかった気がする。今後はこの本のような情報を、実際的な糧としてはもちろん、共感や尊敬、そして真実への好奇心から来る充実感を伴う精神的な糧ともすることでより前向きに色々と取り組んでいきたい、と思えた。
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タグ:経世済民
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