2007年12月31日
機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日 上
機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1) 新品価格 |
★★★★★
プロローグが素晴らしい!!まさにサイエンスフィクション!まさにスペースファンタジー!
アーサー・C・クラークにも匹敵する臨場感だった。
プロローグは、宇宙世紀元年が舞台。今までなんとなく想像はしていたものの、まさかあんな衝撃な幕開けだったとは。
宇宙世紀に突入するにあたっての緒事情や、その時の世界情勢が、納得できるような事実として、叙事詩のごとく語られている。
小説ならではのリアル感がある。少なくとも、他のガンダムでは成し得なかったリアルさにまで到達させていると思う。
富田氏によるこれまでの小説版も独特で、遠い未来を見ているかのようで良かったのだが、福井氏によるこの小説は、リアルさ故に、ほんの少しだけ近未来寄りなっている感じ。そこを含め、その他描写なども含め、面白い。
場面が宇宙世紀0096に移り変わってからはモビルスーツが登場するので、どうしてもお馴染みの感じを思い出してしまう。ただここはせっかくの小説版なので、プロローグで得たリアルな感動を、そのまま頭の中で温存したまま読み進めて行った方が楽しいと思う。MSが出てくるとどうしてもアニメーションのイメージが思い浮かんでしまうのだが、そこはなんとか堪えたい。
安彦氏の挿絵などが、想像力に少し力を貸してくれる。
早く続きが読みたい。
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