むーさんの負けてたまるか

家ってただ寝起きして
ご飯を食べるだけの
空間でしょうか？

あたしは家に関しては
どちらかと言えば無頓着でした
家を買うことなんて眼中に無く
それは四十代半ばまで
変わりませんでした
賃貸で十分だと考えていました

自営であれば
自宅を事務所にすれば
賃料の幾らかは経費として
計上できますし
何よりも古くなったり
周りの環境に疑問を感じれば
簡単に？転居もできます

事業経営で何かあった場合
自己所有の物件は
差し押さえられたり
競売に掛けられたり
ホント嫌な想いをします
仕方の無いことですがー
何度かそんな経験してきて
嫌になっていたのもあります
多少の言い訳もありますが
家そのものに対しての
あたしの想いでした

ただ心の何処かでは
これでいいのか？
と思い始めたのは
4４歳の時に急性膵炎で
ふた月弱入院した時でした
はじめての入院でした
この時にあたしは性格も
変わったかもしれません
タバコもヤメましたし
なぜか几帳面になりました
血液型がO型からA型に
変わった様です (笑)

今までも死んでもおかしくない
事故での怪我は何度かありました
バイクで無茶してきた人は
わかるでしょ？ (笑)
東京池袋六ツ又陸橋で
コーナーの砂に乗って転けました
地ベタのあたしにトラックが
近づいて来たときは
もう終わりかと。。。
声も出ず覚悟しました (^^;)
まぁそれはいいとして
この病気の入院中に物凄く
人生を考えました
病って奴は人に考える時間を
与えるものなのかもですね

家で過ごす時間が
長くなればなるほど
自分の部屋の環境を
考えるようになります
賃貸だろうが所有だろうが
愛着の大きさは変わりません


趣味にあった家は
きっと楽しいだろうと
漠然と思いました
インナーガレージがあり
バイクや車を好きな時にいじり
愛車を愛でながら
スコッチウイスキーを嗜むと
至福だろうなぁ
そんな事を空想していた
事を思い出します
実際にはインナーガレージ
なんて贅沢は独身でも無い限り
難しいです (笑)


マヒーズになって思うのは
やはり床の段差かもしれません
リハ病院出所時には多少の段差は
何とも無くは成りましたが
それでも新しい家の条件に
なるのは仕方のないことです
玄関やお風呂、トイレ
家ってのは段差の宝庫です
リハビリならナイスな環境
なんですがねぇ〜〜


家を探すにあたり
もうひとつ考えました
以前にも書きましたが
少し郊外に移り注文住宅を
お願いすることです
大きな田舎の名古屋でも
市内はやはり高いのです
ちょっとした土地に新築を
建てれば大きなお金が動きます
当時のあたしは先行きの事を
考えてそんな大金を出すことは
出来ませんでした
ことしの2月の大問題で
全てが無くなって
家だけしか残ってません
どうせこうなるな
もっと良い家にして
おけばよかった (笑)

結局のところ家って
家族が集まりみんなで
ワイワイご飯を食べる
その空間があれば何でも
いいのかもしれれません
家族あってこそなんですね

今は家族五人それぞれの
部屋ががあります
食事が終わるとみんなすぐに
それぞれの部屋に戻ります
前のマンションも同じでは
あったのですが・・・

なにか触れ合いが
随分と減った様に思います
階段や廊下で仕切られたから
なんでしょうか


家って、その中は壁で
仕切った空間の集合じゃ
本当は駄目なのかもですね
古代の竪穴式住居が
ベストなのかも (^^;)
引っ越しして4年ー
いまさらそんな事を
思うあたしなのでした
ハハハ (笑)です



この後、家の決定や引越し
そしてマヒーズ住宅の改造は
またそのうちにお話しますね




まだまだ続きます