むーさんの負けてたまるか

何も考えられない
自分だった時
ただ面倒でした
生きる事そのものが
本当に面倒になりました

ブログなんて女、子供の
玩具だとあたしは
思っていました

自分に起きた大問題や
脳出血のことを
書けばいいので
他のブログなんて
どうでも良かったのです

ある日
ふと見つけた
余命3ヶ月って
記事に目が止まりました
どうせ大したことも
無いと思いながら
読み始め
その後その方の記事を
全て読み涙で文字が
見えなくなりました
号泣しました
面識も無い人です

知らない世界が
そこにはあり
想像を絶する苦しみに
立ち向かってる
人がいることを知りました


埋め尽くされた
言葉には微塵の
偽りもなく
生に対しての
謙虚な言葉が
並んでいました
あたしよりも遥かに
若かった彼は
もういません

あたしは彼から大事な
ことを教えられました
教科書では絶対に
学べぬことです


半身麻痺の
自分が最悪だと
偉そうに被害者顔してた自分
両頬をぶん殴られ
心の底を掴まれました

彼はきっと
青い空の上から
微笑んで
今もこちらを
見てるでしょう
遺書なんて言うと
彼は空から降りてきて
あたしを張り倒すでしょう

どんなことであれ
自分が知らない世界を
教えてくれる
全てのブログが
好きです
大好きです
何もかもです！

自分だけが！の
浅はかな想いは
「知る」ことで
消えて行きます

全てのブログには
その方の想いと
その方の人生が在ります
美しい詩であり
壮大な小説です


どんなに短くても
どんなに長くても
書いた方の
魂の吐露です
みんな良いに
決まってます
つまらなく思うのは
読む側にその想いと
準備が無いだけです
あたしはそう思います



まだ続きます