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2023年06月28日

Laboratoryテーマ11「マシン語の割り算(16ビット版)」




6_28_1.png

さて、今回はLaboratoryテーマ11「マシン語の割り算(16ビット版)」です。
前回の「マシン語の割り算」では、割られる数が8ビット(0〜255)でした。(2023年6月22日記事参照「Laboratoryテーマ3「マシン語の割り算」」)
ただ、それでは大きい値の計算が出来ないので急遽Laboratoryテーマ11として、「マシン語の割り算(16ビット版)」をテーマに新規追加しました。(2023年6月27日記事参照「しまった」)
考え方は8ビット版と同じで、「8回ループ」を「16回ループ」に変更しただけです。
それに伴い、ビットシフト(ローテイト)が1回(8bit)で良かったところ、すべて2回(16bit)になったのでロジック長くなっています。

16ビット割り算のサンプルプログラムです。

「WARISMPL.BAS」【ダウンロード

マシン語での計算結果と、検算用にBASICで単純計算した結果を列記します。
6_28_2.png

マシン語のサンプルです。
起動すると、WARIZAN.BINを作成します。

16ビットへのロジック変更の際、レジスタペア数が足りなかったので、2個16ビット変数を利用しているので、サブルーチンとしてアドレス変更する際は、そこの変更を忘れないように気を付けてください。(&HBF4C:3ヵ所、&HBF4E:3ヵ所)
変数使わない手もありますが、煩雑になるので楽で解り易い方法を選択しました。



















INOUT
HL割られる数BC
B割る数HL余り

「WARIZAN.BAS」【ダウンロード

6_28_3.png
マシン語のサブルーチンとして必要なのは&HBF00~&HBF37までです。
&HBF38~&HBF4Fは計算元値を代入してサブルーチンコールします。

では、次回はLaboratoryテーマ5「16ビットアドレス値の10進数表示」です。
posted by J-JSOFT at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Laboratory
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高校時代、あれほど熱心に取り組んだMSXに触れなくなって30年余…。 MSXエミュレータとの出会いで、MSX愛が再燃中。
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