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はなちゃん

息子が1歳になった時から、ベネッセの「しまじろう」を海外受講しています。私が話す以外に日本語環境が作れない状況だったし、家庭の中でも日本語を使うきっかけになれば良いと思って受講を始めました。今のところ、内容には息子も私も大満足です。

娘が生まれてからよく、この「はなちゃん」で遊ぶようになりました。そう、しまじろうの妹のはなちゃんの人形です。この人形がまたよく出来ていて、オムツを交換したり、洋服をきせたり、スタイをかけたりできるようになっています。オムツやスタイでは、マジックテープでのとめ外しが体験できるし、洋服ではボタンのとめ外しが体験できるようになっています。


モンテッソーリの教具の中でも、日常生活の練習用にボタンやマジックテープの着衣枠というのがありますね。

息子は3月生まれで、日本の学校制度だと最年少になるため、しまじろうで届くおもちゃも半年や1年くらい前の物で良く遊びます。このはなちゃんの人形も、10ヶ月前くらいに届いたものですが、娘が生まれた事もあって、今がブームのようです。
また、はなちゃんのお世話セットには、哺乳瓶やスプーン、体温計、シャワー、タオル等、赤ちゃんの世話に必要な物が厚紙で作られており、ミルクを飲ますまねをしたり、洋服を脱がしてシャワーをさせたりしています。


義父は、その姿を見て「男の子なのに、人形ごっこで遊んで。。。」と懸念していましたが、自分より小さい子を可愛がるという習慣がつくのは悪い事ではないと思います。

ちなみに、写真を撮った日は、冬の間長くなっていた髪の毛がどうしてもまとまりつかなくなってきていたので、バリカンで私が切りました。ただ、切っている途中で、娘が起きてしまい泣き出したので、慌てて切り終えたため、ちょっとガタガタ。。。
仕事から帰って来た夫がそれを見て「修道士みたいで気に入らない」と言って、翌日床屋に連れて行き、「マルコメ君」のように短く切られてしまったので、私が髪の毛を切った唯一の証拠写真です。。。。

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【しまじろうの最新記事】

自然との関わり

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード
昨日のブログで、パスクワは義父母所有の田舎にある農園でバーベキューをする予定だった事を書きましたが、この通称「田舎の家」の紹介をします。田舎の家までは、私達が住んでいる町から車で約1時間。商売をしていた義父母達の休みは日曜だけだったのですが、夫は幼い頃から毎週日曜日はこの田舎の家で過ごしていたそうです。畑

広い敷地には、オリーブ、ぶどう、桃、サクランボ等木が立ち並び、新鮮な野菜、果物が採れる畑があり、夫の祖父が建てた小さな石造りの家には小さな暖炉もあります。暖炉


オリーブは秋になると収穫して、フラントーイオと言われるオリーブオイル製造工場へ持って行き、オリーブオイルにしてもらいます。500リットルくらいは取れるので、ちょうど家族親戚内で1年間かけて消費する量です。義父は採れたぶどうでマスカット、自分達が消費する分くらいの量の白ワイン、酢も作ります。

息子は昨年くらいからこの田舎の家で過ごすのが大好きになり、毎回、田舎の家に行くと、義父に連れられて野菜や果物を収穫するのを大喜びで手伝います。



昨年の春夏にかけては、苺を収穫するのがブームになり、毎回、かごを抱えては「イチゴー」と言いながら収穫に行っていました。ただ、かごに入れるより口に入る苺の数の方が多かったみたいです。。。



モンテッソーリ教育を実践している学校では、必ず草木を育てる体験を取り入れています。幼児期から自然と関わり、肌で感じ、体験する事は、子供の心、体の成長にとって非常に重要な意味を持つとモンッテッソーリは言っています。
更地に種を撒き、芽が出て、成長して、そこから野菜や果物が生るという一連の自然の魔法を目の当たりにし、またその草木の成長を子供達自らの手で手助けする事によって子供達自身の身体の成長をも促すというものです。

今現在息子が通う保育園の庭にも畑があり、子供達は草木に水をあげたり、苗木を植えたりという体験をしています。先日、息子が植えたプレッツェーモロ(イタリアンパセリ)の一つを学校から持って帰って来たので、少し大きな鉢に移し替えて、ベランダにおいています。



鉢に移し替えている時、小学校1年生の頃に「朝顔」を育てたのを思い出しました。
「草木を愛でる」事によって、自然をいたわる優しい気持ちが育まれると良いと思います。

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パスクワ

イタリアは土曜日からパスクワ(イースター、復活祭)で3連休でした。こちらでは、ナターレ(クリスマス)は家族と過ごし、パスクワは誰とでも好きな人と過ごすというのが一般的に言われています。私達も友達と義父母所有の田舎にある農園でバーベキューをする予定でしたが、あいにくのお天気、、、3日間ともに曇り時々雨sei。。という事で、結局、パスクワの日は義父母の家で夫の妹夫婦達も一緒に昼食となりました。

夫の妹とは、とても不思議な事にいつも同じ時期に妊娠していました。そのため、息子より9日前に生まれた従姉妹と、娘の1週間後に生まれた従姉妹がいるのです びっくり
皆に「わざとあわしてるの?」なんて聞かれますが、わざと合わせられるもんでもないですよねー。。。本当に偶然の嬉しい出来事でした。
息子はこの同い年の従姉妹と遊ぶのがだーい好き。女の子はませているので、従姉妹の子の方がいつも成長が早く、歩き出したのもしゃべり出したのも従姉妹の方が先でした。息子はちょっと「天然ボケ」というか、純情なのか、いつもこのおませで賢い従姉妹にしてやられています。
同い年なのに、姉と弟のようです。

パスクワの時に付き物なのが、大きな卵の形をしたチョコレートです。この卵の中にはオモチャが入っているので、卵も「男の子用」と「女の子用」があります。手描きふう男女この写真は、1歳の頃、パスクワの卵と撮ったものです。


残念ながら今年は、家の中でお祝いする事になりましたが、従姉妹と一緒にこのチョコレートの卵を開けて大喜びでした。喜
ちなみに、息子が従姉妹にプレゼントした女の子用の卵は、車で移動中、ずっと胸に大事そうに抱えていたため、チョコレートが少し溶けて卵が変形していました。。。汗


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お兄ちゃん

最近は、3歳になる息子がお兄ちゃんらしさを発揮してきました。夕方になって、0歳の娘がぐずりだすと、泣く「子守り」をしてくれるようになったのです!ベビーカーに乗せている時にぐずり出した時は、ベビーカーを前後に揺すってあやしていますし、ベビーチェアーに座っている時には、ベビーチャアーについてるオモチャを揺らして機嫌を直そうとしています。



娘が生まれる前、息子の嫉妬について心配していました。娘は予定帝王切開で生まれたので、クリニックに4泊5日で入院する必要がありました。人によっては、クリニックに上の子供は連れて行かない方が良いという人もいてどうしようか悩んだのですが、それまで息子と5日間も離れた事はなかったので、5日も会わずに急に下の子を連れて帰ったら余計にショックが大きいのではと思い、プレゼント作戦をする事にしました。プレゼント

あらかじめ、息子用のプレゼント(いろんな色の風船)風船用意しておいて、息子がクリニックに訪ねて来てくれた時に、「生まれたばかりのあなたの妹が、あなたにプレゼントを持って来てくれたよ」と言って、風船を渡したのです。そうすると、少し照れたようにしていましたが、5分もすると「妹がプレゼントくれたー」と言って喜んでいました。

退院してからもあまり嫉妬の様子はなかったので、男の子と女の子だからあまり嫉妬はないのかなーと思っていましたが、そう簡単には行きませんでした。。。息子は娘をとてもかわいがっているのですが、時々、嫉妬心がわき上がって来てしまうようで、娘を抱いてる私に「(娘は)もう寝るからベッドに連れて行ってー」とか言って、泣き叫んだりするので大変です。。おいおい。


娘がもう少し大きくなって一緒に遊べるようになったら変わってくるかもしれません。私も少しは楽になるかな?

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保育園 ー水遊びー

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード
今日は、息子の行く保育園で行われる「お仕事」の一つを紹介しますね。簡単に言うと「水遊び」水モンテッソーリは、子供は「水」に非常に興味を覚える。それは、手で液体をさわった時の感覚や「冷たい」という温度の感覚を楽しめる事ができる敏感期にいるからだと言います。なので、モンテッソーリの理論を実践している学校では、必ず「水」を使ってできるお仕事が用意されているはずです。

保育園にある「水」を使ったお仕事は、そう、「お皿洗い」。子供達は自分でエプロン、長靴を身につけて、シンクをイメージした水が用意されているプラスチックの箱の所に行き、お皿洗いのまねごとをします。写真を見ると本当に楽しそうにやっています。



このお皿洗いのお仕事は、一度に3人までしかできないようになっているそうで、すでに他の子供達がお仕事をしている場合は、隣に用意されている椅子に座って、じーっと自分の番が来るまで待っていなければなりません。待っている間に長靴をはいたり、エプロンをつけたり準備をします。



このようにわざと待機するようになっているのは、自分がやりたい事でも他の人がやっている場合は、我慢して順番を待つという社会性を育む目的があります。

私が小学生くらいの頃から日本の我が家では、夕食の後のお皿洗いが兄と交代でお当番制になっていたのを思い出します。ただ、小学生くらいの頃はもう「敏感期」を過ぎてしまっていたせいか、嫌々やっており、いつも兄と「xxしてあげるから今日、お皿洗い当番変わって」とか言い合っていたような気がします。。。苦笑

今、息子はお皿を洗浄機に入れたりしていると、目を輝かせて「僕もお手伝いするー」と言ってやってきます。といっても、ちゃんとお手伝いはまだできないので、私としてはかえって面倒くさい事も多いのですが、、、、今のうちにお手伝いしてもらっておくべきですね。そのうち頼んでもやってくれなくなってしまうでしょうから!

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6ヶ月検診 初めての離乳食

今日は、娘の6ヶ月検診でした。もう娘が生まれてから半年たったんですね。早いものです!
順調に育っており、62cm、6.9kg、頭周りが43.8cmという事で、平均的な大きさです。
息子の時は、平均を大きく上回る大きさだったので、3ヶ月の頃には、6−9ヶ月の洋服を、6ヶ月の時には、9−12ヶ月の洋服を着せていました。今回娘の場合は、平均的な大きさなので、月齢にあった洋服でばっちりです。ばっちり

そして、今日から離乳食を初めて下さいという事だったのですが、そんなに過去の事ではないのに、すっかり息子のときの事を忘れており、先生にもう一度、離乳食の作り方の書いた紙をもらい説明してもらいました。sss

イタリアでの離乳食はとても簡単で、まず野菜スープを用意します。じゃがいも、人参、タマネギ、ヴィエータという緑の野菜を1時間くらいは煮て作ります。最初の週は、スープだけを利用します。180ccのスープに、薬局等で売っている離乳食用の米の粉をスプーン3杯入れて、オリーブオイル少々、パルミッジャーのチーズを小さなスプーン一杯、後は離乳食用のお肉の瓶詰めを入れます。まずは、くせのないウサギの肉から始めます。

この内容の離乳食を1週間、1日一食、お昼にあげて、様子を見ます。問題がなければ、離乳食用のお肉の瓶詰めを羊肉、鶏肉、七面鳥、牛肉、子牛肉の順番に1週間おきに変えて行きます。
2週間目からは、野菜スープをとるのに利用した野菜もペースト状にして混ぜます。



いざ作ってみると、かなりの量。こんなに食べるかな?と思いつつあげ始めると、わりと早いペースで4分の3くらい食べました。その後は、戻すようになったので、今日はここで終了。
食べ終わった後さすがにお腹一杯になったらしく、少しぐずっていましたが、やる事があったのでベビーチェアーに座らせておくと、5分もしないうちに「しーん」。。。。爆睡!!ZZZ
。。。よーっぽどお腹一杯になったんだねー。。。



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日本式ベビー服

イタリアに売っている新生児用の洋服というのは、なぜかみんな背中にボタンがあるものばかりなんですよね。しかも、割と大きなサイズでパッチンパッチンととめるスナップボタンタイプのもので、背中に5カ所くらいついています。新生児はほとんど1日中仰向けに寝ているので、この背中のボタン痛くないのかなーと思ってしまいます。こちらでは、日本で言うコンビ下着などと言う物は存在しなくて、生まれたその日から頭からかぶるボディーの下着を着せますが、息子の時は初めてだったので、首も座らない赤ちゃんの頭にボディーを通すという作業だけで、ちょっと汗かいてました。あせ

息子が生まれた時に、実家の母が持って来てくれた日本式のベビー服、コンビ下着も上着もみんな前で合わせられるようになっているので、背中はすっきり1カ所もボタンがありません。お風呂に入れた後も、コンビ下着、上着を重ねて予め用意しておけば、さっと着せられて便利でした。おふろ。


娘を産む時にその事を思い出して、インターネットで女の子っぽい日本式のベビー服を買っておこうと思って、たどり着いたのが、チャックルベビーさんのお店です。





お姫様のような新生児用のベビー服は、ここのお店以外では見つかりませんでした。早速、2着購入して、出産時、母親がこちらに来る時に持って来てもらったのです。




思っていた通り、とても可愛かったです。
日本式のベビー服の難点は、足が隠れないという事でしょうか。。特に娘は秋産まれだったので、冬の間、抱っこした時にはいている靴下が脱げて裸足になってしまったりして、風邪を引かせないように苦労しました。



こちらで買うベビー服は、上の写真のように足がすっぽり覆われているので良いのですが、やっぱりスナップボタンが気になるのと、どう考えても赤ちゃんの事を考えていない内側の仕上げ(縫い目が痛そうなのと、洗濯表示とかがやたら大きくて内側についている)が気になりました。その点日本製のベビー服は、内側が痛くないように縫い目がわざと表側にくるようになっていたりして、さすがよく考えてあるなーと思いました。

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初めての動物園

日曜日に初めて動物園に行って来ました!知っているお友達と一緒だったらもっと楽しいだろうという事で、保育園のママ達と日時を相談して行ったので、合計8家族。子供が2人、3人いる家族もいたので、ちょっとした遠足気分!ただ、8家族で常に一緒に行動するのには少々無理もあり、最終的には2、3家族ずつバラバラになってしまいましたが、お天気にも恵まれて、太陽楽しい1日を過ごす事ができました。私は、朝6時30分から起きて、お握りと揚げ物のお弁当を作ったので、帰りの車は、息子と一緒に爆睡するくらい疲れていました。。。



息子は、やはりぞうとキリンがお気に入りのようでした。
動物の名前は、ほとんど日本語で覚えている息子は、翌日保育園で「昨日は動物園に行って、ぞうやキリンを見た」と先生に言ったらしいのですが、動物の部分だけは日本語だったので、先生や他のお友達には分かってもらえなかったようです。

日本猿もいましたよ。お尻が赤ーい猿です。昔、スキーヤーだった私はよく志賀高原辺りでスキーをしていて、リフトの上からこの日本猿達が温泉につかって、気持ち良さそうにしているのを見かけました。ロッジで休んでいる時に、この猿達に買ったばかりのアイスクリームを取られた事もあります。。。(*^_^*)A



日本の観光地に良くある、何だか懐かしい感じの写真撮影場所があって、こーんな写真を撮りました。



子供達に動物を見せたいので、ついつい喜んで動物園に連れて行ってしまいますが、実際オリの中の動物達を見るとちょっと可哀想になってしまいますね。本当は、広い大地でのびのびと生きていられるはずなのに。。。いつかアフリカのサファリで、自然の中にいる動物達を見せたいものですね。

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手作り教具1

[モンテッソーリ] ブログ村キーワード
モンテッソーリの教具を家庭で手作りされる方も多いと聞いて、私も早速作ってみました。
サンプルのベビークリームの空き箱を利用しての耳の敏感期用の教具です。
空き箱を6つ用意して、その中に砂(新婚旅行で石垣島へ行った時の星の砂を入れました)、
貝殻、小さいパスタをそれぞれの箱に入れます。同じ内容の箱が2つずつできるようにします。
中身が出ないように、セロテープでしっかり箱の接合部分を止めて、箱の周りに赤と青の折り紙をはります。その時に、同じ内容の物に同じ折り紙の色を貼らないように注意します。要するに、箱をふると赤の箱で3種類違う音がし、青の箱で3種類違う音がするようになる訳です。
そう、箱をふって音を聞き分ける教具です。



家のオモチャが入っている引き出しの中に新しい物を見つけた息子は早速嬉しそうに手に取り、一つずつ箱をふったり、6つの箱を収納用の箱に入れてふってみたりして遊んでいました。
そのうち、同じ音がする箱が2つずつあるという事に自分で気がついてくれると良いのですが。。

今日は土曜日なので、日本人学校補修校に行って来ました。今日は2回目だったので、教室に入った時は少し泣きましたが、その後慣れたようで、後で先生に聞くと「大丈夫でしたよ」という事だったので良かったです。今日は、おしっこも失敗しないでできたようです。
あー良かった!
時間に迎えに行くと、早速今日作った指人形を嬉しそうに見せてくれました。



お父さん指とかお母さん指とか懐かしいですね。中でも一番気に入っていたのは「赤ちゃん指」
アンパンマンの中のキャラクターの「赤ちゃんマン」も大好きなので、きっと同じ発音の「アカちゃん」という言葉が出て来たので嬉しかったのでしょう。赤ちゃん 2
昔懐かしい遊びをたくさんやってくれて、本人も学校に行くのをとても楽しみにしているようなので、最初は、毎週土曜日の予定がつぶれるのがどうかと思って悩んでいましたが、入学させて良かったと思いました。授業を待っている間、他の日本人のママ達とおしゃべりできるのも、私にとってストレス発散になります。


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保育園 ーpiazzaー

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息子のいく保育園は、市と100%提携している私立の保育園です。要するに市立の保育園の数が需要に追いつかないため、私立の経営の保育園が市と提携しているのです。
イタリアでは私立の保育園は600−700ユーロ/月とかなり高額ですが、市と提携している所だと、市立の保育園費との差額を市が負担する事になります。
市立の保育園費は、各家族の収入によって決まります。要するに収入が高い家族程高額に、収入が低い家族程低額になる訳です。ただし、市立の保育園のリストに入るには、申し込み時のポイント(障害のある子供が一番高いポイントで、順番に両親ともにフルタイムで働く家族、兄弟、姉妹がいる家族等、細かいポイント対象があります)によってランク付けが行われ、同ポイントの場合は、収入が低い人順にリストが作られます。

息子は最初の年、新学期の9月からはリストに入れず、待機児童となって、12月から保育園に入る事ができました。ただ、希望だった今行っている保育園には入れず、他の保育園入園となりましたが、2年目に移動願いを出して、家から100mの所にあるモンテッソーリ教育を基盤とする今の保育園に通えるようになったのです。

今年は教育費を大幅削減しようとする政府に先生達が抗議して、数多くのストライキがありましたが、私立経営のこの保育園は1日もそういう事がなく、息子は今のところ1日も休まずに保育園に楽しそうに行っています。

モンテッソーリ教育を基盤にしているので、毎日学校に行くと、用意された数多くの「お仕事」の中から自分の好きな「お仕事」を選んで過ごしており、毎日、担当の先生からの連絡票で何の「お仕事」をしていたか分かるようになっています。「お仕事」の内容はこのブログで時々ご紹介していきますね。

今日は、先週までの初夏のような陽気が一点して冬に逆戻りです。こんな日は、きっと保育園の中庭に作られた「piazza」(広場)で子供達は過ごしているのではないか?と思っています。
保育園の中庭は板張りになっているので、地面が湿っていて庭で遊べない日など利用するようです。

イタリアのどんな小さな町でも中心地には必ず存在する広場があります。その広場には、市場が建ったり、バール(喫茶店)や新聞雑誌を売るお店があったりと人々が集まる憩いの場となっています。円形の敷地内には、その広場が再現されており、子供サイズの小さなフルーツや野菜を売るお店、新聞、雑誌を売るお店、バールには、小さな椅子とテーブルがあり、まるで町中の広場にいるように子供達は時を過ごせる訳です。


最近ではペンキで道路が描かれ、三輪車が3台置かれて、子供達自身で交通整理をしたりする姿が見られるようです。また、6,7月は、このpiazzettaにプールを設置して、「海」を再現します。子供達は、用意された砂場で遊んだり、椅子に座って日光浴をしたり、プールの中ではしゃいだりとまるで海にいるように過ごすのです。




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