熊本地震で4月14日は確かに気象庁の青木課長が当初本震と謝って発表したが、後に謝罪なしで訂正した通りで、4月16日が本震．
4月14日の地震で直接死として亡くなったのはたった9名で、大した地震じゃないというのが大方の見方だった．
ところが、余震が続くが、あくまで14日が最大の地震だと気象庁発表を信じて帰宅した人が4月16日の本震で木造住宅の１階で寝ていたために家が潰れて二階の下敷きになり死亡した．このことで50名の直接死となったというのが熊本地震の顛末だ．
遺族の多くは4月14日ではなく、4月16日の大地震が熊本地震だと考えて居るだろう．
いつまでも、謝った発表の4月14日、つまり、前震と後から訂正した日を熊本地震から1年とするのは誤って居ると感じる．
Yahoo!より．
＜熊本地震１年＞避難４万７７２５人 関連死１７０人
毎日新聞 4/13(木) 21:33配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00000131-mai-soci記事より、
一連の地震で最大震度７を２度記録したのは観測史上初で、熊本県を中心に甚大な住家被害に見舞われた。罹災（りさい）証明書の発行に伴う建物被害の判定が進む中で損壊家屋数は増え、県内では１３日現在、約１９万棟の住家に被害が出ており、全半壊は約４万２０００棟・・・
熊本で起こって居ることは金欲しさに罹災証明の調査が4次調査などなんどもクレーム対応がなされたこと．
本来、無被害が一部損壊になることはないのだが、そこは市町村の判断に任されていることもあり、また、復興の財源は国支出により市町村は何ら痛みがないために、被害は延々と拡大する形になる．
熊本地震での問題は罹災証明がもらえたら金になるということが、あまりに定着したことだろう．
