1分間というキーワードで引っかかった本。
別に特に1分という時間にこだわっている話ではない。
短文集なので1分で読めるという意味である。
内容は主婦向けの本。男性向けではない。
「子供のせいで何にもできないわ」「あなたのためにお母さんは好きなこともしていないの」と言ってしまうことがないでしょうか?
何かができないのは、夫やこどものせいではないはずです。あなたの何かしようとする姿勢が弱いか、自分自身の集中力の不足のためなのです。
ということで、解決策は、
子供に、「ちょっとお母さんは本を読みたいから」と言ってみたでしょうか?
というような感じで、誰かのせいを子供のせいにしない、もともと自分のせいだが、自分でなにもかもやろうとかしないで、どうしてもやりたいことはやるもんだ、だから焦る必要はないというようなすすめである。
また、
いらいらした時には、「私は子供や夫を思い通りにしようとしているのではないかしら」と振り返ってみてはどうでしょう。
と進める。
その通りだろうなと思う。
束縛というような表現がされる根っこにはそうした部分を広く主婦が持っているということなのだろう。
女性の作だけあってわかりやすく説得力がある。
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