働かないアリ、働くアリと比較しても働いていない、これは例えばちょっと休憩中だったり、その時はやることが特にない時間だったりすることも含めてなので、急に忙しくなると働いていないアリも働かないわけではなく、スタンバイも働くうち、ということは当然あるであろう。働きアリばかりを地上で人間は見るものだから、アリは働き者と思ってしまうが、実際は地下にアリの巣が広がっているわけで、かならずしもそうではないということのようだ。
人間は勝手なものでオオヅアリの中に頭も身体も大きく、顎も強力なアリを兵隊アリと名付けているが、このアリの役割は大きな餌を噛み砕いて小さくして働きアリが運びやすくするのが役割であり、本当に争いになったらさっさと逃げてしまうという。名前は粉砕アリとしたほうがよいのではないかとも思う。それぞれ役割があるのと、見た目で名前を付けてはいけないということ。
群れる効果とは、複数で集まることで大きなことができるということの他に、そもそもお互いに食べ合わない、殺しあわないというメリットもあるという。ただ、集まり方によっては餌が集まってくれいているというふうにも見えるわけで、状況によりけりという部分はもちろんあろう。
学生に先生の言ったことは教科書に書いていないという「優等生」が居たという。よく新聞に書いてあるから、という思考停止の逆のパターンかもしれないし、書いていないことに気づいた部分は偉いのかもしれない。しかし、言外に書いていないから信用できない、ということなので、先生からすれば残念な感じであろう。何事も自分で納得できるかということがポイントであり、科学などは仮設である。いろんな考え方があり、こう考えを組み立てていけばこういうふうに言えるということに本質があるのであるが、なかなか難しいものだ。
働かないアリに意義がある/メディアファクトリー新書//長谷川英祐著/メディアファクトリー
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