http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000097-mai-soci
<淡路島地震>防災システム推計「過大」 兵庫県調査へ
毎日新聞 4月13日(土)23時23分配信
兵庫県・淡路島地震の発生から7分後、県の独自防災システムが「建物全半壊1948戸、避難者1万6778人」などとする被害予測を算出していたことが分かった。実際には、いずれもわずかで、数値の違いは大きかったが、井戸敏三知事は「想定が大きい方が現実には役に立つ」と予測の意義を強調する一方、「大きめに出たデータは今後チェックしたい」と、数値を精査する考えも示した。
コンピューター情報収集ネットワーク「フェニックス防災システム」。阪神大震災翌年の96年、被害状況の迅速な把握や情報の共有化などを目的に国の補助金約40億円を使い、全国で初めて導入された。県内市町のほか、自衛隊や消防庁などがネットワーク化されている。
県内106カ所の震度計が震度4以上を観測すると、入力しておいた地質や地盤、築年数別の建物の情報などを基に被害を自動的に計算。県内市町の防災用パソコンなどに表示される。自衛隊に出動要請すべきか、人的・物的支援が必要かを判断する材料になるという。
今回の地震では、他に「死者10人、負傷者76人」と推計。県は、救援物資の不足を予想して、神戸市や三木市から南あわじ市の防災拠点倉庫に、非常食3000食▽毛布3040枚▽ビニールシート1000枚▽500ミリリットル入り飲料水3000本−−を運び込んだ。予測による救援物資の移送は初めてだった。
井戸知事はシステムに基づいて物資移送がスムーズにできた点について「良かった」と評価した。
システムは00年の鳥取県西部地震など、これまでに5回、被害予測をはじき出している。
何事も自動で、というのはある意味では必要。
ただ、実際にもっと使いやすくするには、予想最小、最大、再頻度というような数字をそれぞれ出して検討するというものでよいと思う。
最大ばかりをとっているとすると、いつもハズしていると言われかねないので。
何事も幅があるはずだ。予測なのだから。
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