http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130412-00000001-asahi-ent
村上春樹さんの新刊販売開始 深夜に行列、ファン興奮
朝日新聞デジタル 4月12日(金)0時3分配信
作家・村上春樹さんの書き下ろし小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の販売が12日午前0時から始まり、東京都内の深夜営業の書店にはさっそくファンらが集結した。「1Q84 BOOK3」以来3年ぶりの長編小説とあって、事前予約も殺到し、版元の文芸春秋は計50万部の発行を決めている。
【写真】村上春樹さんの新作を買い求めるファンが列を作った=12日午前0時10分、東京都渋谷区、池永牧子撮影
東京都渋谷区の代官山蔦屋書店が開いた読書会にはファンら約100人と文芸評論家の福田和也さんが参加。福田さんは、村上作品の魅力について「闇の深さでしょう」と語った。
午前0時の販売開始には150人以上が列をつくった。列の先頭になった横浜市戸塚区の上智大3年山下主暉(かずき)さん(20)は「村上作品の魅力は十回読んでも理解しきれない奥深さです。帰る電車もないので、今夜はこのまま近くで徹夜で読みます」と興奮した様子で語った。
三省堂書店神保町本店(千代田区)は11日夜、屋外の「三省堂書店」の看板の上に「村上春樹堂」と書かれたパネルをかぶせた。1500冊を仕入れ、12日は通常よりも3時間早く午前7時から店外のワゴンで販売する予定だ。松下恒夫次長(47)は「売り上げ減少など暗い話ばかりの出版業界にあって、数少ない希望だ」と話す。
旭屋書店池袋店(豊島区)は12日午前8時から、JR池袋駅の改札前にワゴンの「出張店舗」を出す。下山直樹係長(42)は「通勤・通学中のハルキファンに、手にとってもらいたい」と語った。
◇
【吉田啓、鳥居達也】村上春樹さんの書き下ろし小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が12日、発売された。「1Q84 BOOK3」以来3年ぶりの長編小説とあって、事前予約も殺到し、版元の文芸春秋は計50万部の発行を決めている。
福岡県北九州市小倉北区の書店「ブックセンタークエスト小倉本店」では午前0時に店を開けて販売を始めた。森永勇作店長(39)が「北九州の村上ファンに1秒でも早くお届けしたい」と企画した。400冊を用意し、11日午後8時にいったん閉店後、特注の書名入りTシャツを着た店員たちが12日午前0時に向けてカウントダウン。訪れた8人の客を出迎えた。
午後7時半から並び始めた同市の会社員毛利信也さん(24)は仕事を終えて駆け付けた。「村上作品はよく分からないところが魅力。分からないからこそ、どんな角度からでも読める」と語り、新刊を手に「表紙から予想外」と喜んだ。さっそく開き、「1行目から、いい感じです。早く続きを読みたい。今日は疲れて眠るまで読み続けると思います」。
全国的な盛り上がりについて、村上春樹を研究する岡野進・九州大言語文化研究院教授は「村上作品は読者の期待を裏切らないレベルを常に維持している。コストパフォーマンスの高さが人気の理由ではないか」とみる。
0時過ぎに買えるということもあるわけですね。以下では朝にならないと仕入れられないという話でしたが、書店の強弱は明らかにあるということようです。
深夜から並んで朝が白み始めた6時過ぎに最初の購入者がでる、という姿を想定していたのだが。
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』長いタイトル。では書店の人の話として朝の6時に入荷するというお話だった。
やれやれ。
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