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2014年05月18日
「自閉症のきみの心をさがして」を読んで
こんにちは
シンガーソングライターのうすいまさとさんの著書、「自閉症のきみのこころをさがして」 を読みました。
一言で言えば、「 泣けます 」。
もう最初に挿入されている歌詞のところでうるうるきてしまいました。
うすいまさとさんと奥様が、三人の障害をもった子供達と真剣に向き合って、療育していくお話なのですが、やはりうちの子供達と重なるところがあり、小さいころの、大変だったけど目に入れても痛くないほどかわいかった子供達の記憶がプレイバックしてきて、今こうやってブログを書いている途中でも泣けてきます。
いつも動いていて泣き叫んでいた子供達。
バスの昇降口の階段の真ん中で止まってしまい、びくとも動かなくってしまった息子。
スーパーで癇癪を起こし、大の字になって寝そべってしまった娘。
引っ越しで転園した時、幼稚園に行きたくなくなってしまった息子。
幼稚園バスに乗らず、私からベリッと引きはがされて、大声で泣きながらバスに引きずり込まれて行った娘。
いつも娘に噛まれたり引っかかれたりして、歯型がついていた息子。
娘は偏食であまりものが食べられず、お弁当箱の空間を埋めるために、捨てることになるであろう卵焼きやカラアゲを詰めていた日々。
家族で出かけると、すぐいなくなってしまう息子。
海が怖くてなかなかはいることができなかったこと。今でもカナズチの二人。
ゲームボーイの操作がうまくいかず、1時間以上大音量で泣き続けた娘。
いつも靴下を左右別のものを履いていた息子。
登校班で登校できなくなった娘。
宿題を拒否した娘。
カバン持ち、縄跳びでぐるぐる巻きにされる、落とし穴におとされる、などのいじめの対象になっていた娘。
息子にシャベルをとられた、カードをカツアゲされたとかかってきた電話。
私が体調が悪い時、動けないで横になっていると、足で私を蹴った娘。
当時はアスペルガーのことなど知らなかったので、娘のことを、「ひどい」 と思ってしまったこともありました。
だけど、笑う時は太陽のような笑顔で本当にうれしそうに笑い、純粋で信じやすくて、子供らしい子供だったうちの子供達。
ひっかき傷や歯型をつけられても、いつも姉のあとをついてまわっていた幼児の頃の息子。
本当は弟が大好きだった娘・・。
そんな当時の記憶がくるくると頭の中をまわっていきました。
そしてこころを惹かれるのが、「自閉症」 「スペルガー症候群」 「難治性てんかん」 という三人の子供達と、一生懸命できることをやっていく、お父さんとお母さんの姿です。
「療育」 という言葉さえ、最近知った私ですが、小さいころに子供達の 「障害」 に気付いてあげられたら・・・。
がんばっても他の子供達と全く同じようにはなれないということが、わかってあげていたら・・・。
統合失調症や二次障害を併発することはなかったのではないか・・そう思うと、タイムマシーンで昔に戻ってやり直したい気持ちでいっぱいです。
それからお父さんの、
「なんでうちだけこんななんだ」
という本音の部分。
やっぱりわたしだってそう思いました。
でも、「子供は親を選んで生まれてくる」 んですよね。 だから私たちにはそれを乗り越える力があるはずです。
最近娘がハグさせてくれません。
なのに昨日、お父さんが帰ってくると、走り寄って行って抱き着き、そのまま離れなくなってしまいました。
ちょっと焼いてしまいます。
息子の発症の一端をになっているお父さんですが、娘にとってはかけがえのない存在のようです。
家族って難しいですよね。
でも、家族っていいですよね。
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シンガーソングライターのうすいまさとさんの著書、「自閉症のきみのこころをさがして」 を読みました。
一言で言えば、「 泣けます 」。
もう最初に挿入されている歌詞のところでうるうるきてしまいました。
うすいまさとさんと奥様が、三人の障害をもった子供達と真剣に向き合って、療育していくお話なのですが、やはりうちの子供達と重なるところがあり、小さいころの、大変だったけど目に入れても痛くないほどかわいかった子供達の記憶がプレイバックしてきて、今こうやってブログを書いている途中でも泣けてきます。
いつも動いていて泣き叫んでいた子供達。
バスの昇降口の階段の真ん中で止まってしまい、びくとも動かなくってしまった息子。
スーパーで癇癪を起こし、大の字になって寝そべってしまった娘。
引っ越しで転園した時、幼稚園に行きたくなくなってしまった息子。
幼稚園バスに乗らず、私からベリッと引きはがされて、大声で泣きながらバスに引きずり込まれて行った娘。
いつも娘に噛まれたり引っかかれたりして、歯型がついていた息子。
娘は偏食であまりものが食べられず、お弁当箱の空間を埋めるために、捨てることになるであろう卵焼きやカラアゲを詰めていた日々。
家族で出かけると、すぐいなくなってしまう息子。
海が怖くてなかなかはいることができなかったこと。今でもカナズチの二人。
ゲームボーイの操作がうまくいかず、1時間以上大音量で泣き続けた娘。
いつも靴下を左右別のものを履いていた息子。
登校班で登校できなくなった娘。
宿題を拒否した娘。
カバン持ち、縄跳びでぐるぐる巻きにされる、落とし穴におとされる、などのいじめの対象になっていた娘。
息子にシャベルをとられた、カードをカツアゲされたとかかってきた電話。
私が体調が悪い時、動けないで横になっていると、足で私を蹴った娘。
当時はアスペルガーのことなど知らなかったので、娘のことを、「ひどい」 と思ってしまったこともありました。
だけど、笑う時は太陽のような笑顔で本当にうれしそうに笑い、純粋で信じやすくて、子供らしい子供だったうちの子供達。
ひっかき傷や歯型をつけられても、いつも姉のあとをついてまわっていた幼児の頃の息子。
本当は弟が大好きだった娘・・。
そんな当時の記憶がくるくると頭の中をまわっていきました。
そしてこころを惹かれるのが、「自閉症」 「スペルガー症候群」 「難治性てんかん」 という三人の子供達と、一生懸命できることをやっていく、お父さんとお母さんの姿です。
「療育」 という言葉さえ、最近知った私ですが、小さいころに子供達の 「障害」 に気付いてあげられたら・・・。
がんばっても他の子供達と全く同じようにはなれないということが、わかってあげていたら・・・。
統合失調症や二次障害を併発することはなかったのではないか・・そう思うと、タイムマシーンで昔に戻ってやり直したい気持ちでいっぱいです。
それからお父さんの、
「なんでうちだけこんななんだ」
という本音の部分。
やっぱりわたしだってそう思いました。
でも、「子供は親を選んで生まれてくる」 んですよね。 だから私たちにはそれを乗り越える力があるはずです。
最近娘がハグさせてくれません。
なのに昨日、お父さんが帰ってくると、走り寄って行って抱き着き、そのまま離れなくなってしまいました。
ちょっと焼いてしまいます。
息子の発症の一端をになっているお父さんですが、娘にとってはかけがえのない存在のようです。
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