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2018年06月26日
夏の塾通いは幻? 2学期に向けて決断
ここのところバタバタしていて、更新が滞りました。
娘は部活に入り、宿題に追われ、定期試験を経験し、楽しいながらも忙しい中学生活を送っています。私が公立中に通っていたときは、こんなに慌ただしくなかったなと可哀想に思うこともありますが、勉強が途切れないのは、中高一貫の良いところでもありますから、頑張ってもらいたいものです。
定期試験を終えた感想は、、やはり私立受験の勉強をしていた子はすごいな、ということです。都立中を併願したのか、途中から都立中第一志望に転向したのか分かりませんが、知識量が違うし、試験対策の勉強のコツもつかんでいるようです。うちの娘だけかもしれませんが、正直、e塾式の勉強で入学した子は苦しんでいるんじゃないでしょうか。
我が家は周回遅れで準備を始めましたから、私立型の勉強をするという選択肢はありませんでした。これから塾選びをされる方は、とにかく入るのか、それともその先も見据えるのか、家庭の方針を固めて、最適な選択ができると良いですね。
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6月も末ですから、e塾に通っている方は、すでに夏期講習の申込を済まされていると思います。我が家も夏期講習(全科目)+夏期合宿のフルセットで受けました。夏期合宿は夏期講習の休講期間に催されるので、通学校舎の6年生は不在になります。合宿に行かないと1週間、授業を受けない期間ができてしまうことになり、自習で何とかしようと考えるのはなかなか困難です。強制参加ではないけど、実質強制みたいなものです。
その夏期合宿については過去に書いたとおりで、GW合宿の方がメリハリがきいており、夏は仲間どうしの勉強合宿のようなもので、夏期講習の延長に過ぎない様子でした。
なお、夏期講習に入る前、6月末に全国中学入試センターの「第2回公立中高一貫校適性検査対策テスト」を受検しました。目的は、e塾以外の試験だとどうなるかの確認です。結果として、文系は平均点対比で良かったのですが、作文の採点状況を見るとe塾よりも基準が甘い感じを受けました。おそらく、作文で問うている要素が入っているかのチェックくらいしかしていないのではないでしょうか。正直、これだと参考にならないな、という印象を持って終わりました。
さて、夏期講習中ですが、メモを振り返ってもほとんど記載がありません。夏期講習は朝から夕方まで、5勤1休で、ほぼ毎日塾に行き、宿題やら見直しやらを家でも行っている姿を見ると、親が口を出す余地は無いように感じたのだと思います。
ところが2学期以降、あんなにみっちり授業の時間があったのに、例えば読解のコツを集中特訓するとか、何かしらのテーマを定めて取り組んだ様子がうかがえませんでした。本人に聞いても、ただ夏のテキストと問題演習を行っていたくらいにしか聞こえません。集団授業なので当たり前かもしれませんが、親としては「苦手を克服する夏」と勝手に考えていたのにまったく認識がズレていたことに後から気づきました。こんなことであれば、任せきりにせず、夏休み期間中に家庭学習をきちんと行えば良かったとただただ反省しました。夏期講習にフルセットで行ってしまうと、なかなかそんな時間は取れないのですが。
任せきりにしていた間、親として何をしていたのかというと、思い当たるのは情報収集くらいです。親の心構えの参考として、この時期には以下の本などに目を通していました。
下剋上受験文庫版 両親は中卒それでも娘は最難関中学を目指した! [ 桜井信一 ] 価格:842円 |
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夏期講習も半ばを過ぎた8月のある日、娘本人より今後の学習についての相談がありました。それは「本人より、理系演習を止めて、Z会のテキストで自習するのはどうかという申告あり。」(当日メモ)ということです。
これまでは私が提案した内容に従うことが多かった娘が自分から申告してくるなんて、よほど何かあるのではないかと思い、きちんと話を聞き、検討しました。そして、2学期に向けて、受検対策に関する決断をしました。 (次回につづく)
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2018年05月07日
〇〇、都立受けるってよ。 担任の先生にいつ言う?
今回も夏休み中の話題とは離れますが、夏休み前に行うか、夏休み明けに行うか、人によって差があると思いますので、記しておきます。
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5月以降、運動会や保護者会など学校行事が入ってきます。そんな中で気になることの一つとして、「いつ、担任の先生に受検することを伝えるか?」があります。
我が家は、「受検することを担任の先生や同級生に知られたくない」という娘の思いもあり(結局はe塾の同じ校舎に通う子や私立中を受験する幼馴染などから徐々に知られていったようですが)、小6の1学期の間は担任の先生に伝えませんでした。
まあ、言ったところで宿題が免除されたり、授業中に内職ができたりするわけではありませんから、正直、何も変わらんだろうと思っていました。
2学期に入り、さすがに報告書作成のお願いとまとめて言うのは失礼だろうと、保護者会か何かのついでに妻から伝えてもらいました。
親からすると本人にそこまでの変化は感じられなかったのですが、事象として、通知表の内容が明らかに改善しました。
1学期: 「できる」8個、「よくできる」それ以外
2学期: 「できる」2個、「よくできる」それ以外
終業式の当日、帰宅前に、妻から「今回の成績、神ってる」とメッセージが届いたほどです(当たり前にフル「よくできる」の子もいるのでしょうが)。
報告書点の各教科の3段階評価をざっくり言うと、「できる」が1個までなら「3」、2個あると「2」です。これが各校の配点に従い点数化されます。娘は1学期、2教科が「2」でしたが、2学期はオール「3」となりました。
各校とも報告書点の割合は全体の2〜3割で、「3」以外は点数が付かないという訳でもないですから、まずは当日の出来が何よりです。しかし、ボーダー付近では報告書点を馬鹿にできません。
夏休みが終わり、受検に対する心構えがしっかりとし、親には見えない学校での様子が実は変化していたのか、「よくできる」と「できる」で迷った担任の先生が娘の将来を案じ、良いところを評価してくれたのか、分かりかねます。ただし、伝えるだけなら早いに越した事はないのかな、というのが振り返りです。
世の中には、受験・受検反対派の先生もいるそうですから、見きわめは必要ですが…
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