2018年11月03日
受検は団体戦?ぬるま湯は身体にやさしく受検に厳しい
時期が前後しますが、小6の9月の出来事です。
* * * * *
娘の忘れ物をe塾に届けたときのこと。
授業後の塾内の様子が見えましたが、男子が黙々と自習に励むなか、女子は集まって何やら楽しそうに話をしていました。
その場では忘れ物を渡すだけにしましたが、帰宅した娘に詰問しました。
「男子が懸命に自習しているのに、女子は何で遊んでるんだ!」
娘「遊んでるんじゃない。分からないところを教え合っていただけ。私も曖昧なところがあるから、参考になるので聞いていた!」
しかし、よくよく聞くと、周りに質問するのは特定の子だけ。それを複数人であーでもないこーでもないと教えているとのこと。
まず感じたのは、小学生のあとに中学生の授業があるとはいえ、受検学年の子たちを先生はもう少し面倒見られないのかと。そして、教え合うならまだしも、特定の子を皆でサポートしているだけじゃないかと。しかも、都立中は共通問題も出るとはいえ、志望校はバラバラだよねと。
頭にきたというか、ガックリきたというか…
乱暴ですが、「他人を教えられるほどの成績じゃない。残された時間は短い。今までの時間を無駄にしたいの?教えるよりも、自分のことが先」と授業後のグループ自習を禁じました。
うちの娘だけかもしれませんが、この時期になっても覚悟が足らないというか、大人には当たり前でも子どもは分かっていないというか。コミュニケーション不足と言われればその通りですが、まさかそんなことになっているとは想像しなかったのが正直なところです。
ちなみにその後、勉強会?がどうなったか知りません。ただ、最終結果では、教えてもらっていた子が笑って、教えていた子が泣きました。
2018年は785名の合格者を輩出したe塾。しかし、塾全体で見ると3人に1人しか笑えない。そういう世界だと認識したうえで勉強会が成り立っていたなら良いですが、、、おそらくそうではないでしょう。
私立難関進学塾のような絶えず競争に晒される環境が合わない子もいます。準備の方法は人それぞれです。でも最後には競争が待っているということを忘れてしまうようなぬるま湯、仲良しクラブ状態は、受検結果に効くとは言いづらいのではないかと感じるのです。
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